奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

家を建てる時に一緒に考える外構(庭)の事色々と・・・広い庭・狭い庭・住宅地の庭・郊外の庭・密集地の庭等色々な環境と家と暮らしの関連は庭と家のバランス設計とデザインで拡張の意味。

2020年04月26日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

住宅の新築、注文建築で

一戸建てを検討しているなら、

庭の存在も大事ですよね・・・・・。

 

狭小地であっても、一般的な住宅地であっても

広い敷地(土地)であっても

どのように使うのかによって

その庭の存在も変わりますが、

生活環境の一部になるという事・・・・・。

窓からの眺めもそうだし

逆に道路などからの見える位置関係もそうですし。

 

 

庭があると、

友人や親せきを呼んで

土間やテラス、ウッドデッキや縁側を

使ってバーベキューを楽しんだり、

窓から見える風景の一部や

玄関までのアプローチや道路の際面などで

ガーデニングを楽しんだり、

庭を使って子供を外で安全に遊ばせることもできます。

 

 

もちろんそれだけではなくて

趣味の活用スペースだったり

スポーツの練習に使ったり、家庭菜園だったり・・・・etc。

庭はさまざまな用途がありますので、

上記のように楽しみが膨らみますが、

庭の良い所はそれだけではありませんよ。

 

庭がある家のメリット・・・・・。

まず、庭があることで

窓のサイズや数が増えやすくなるので、

家の通気性も良くなります。

 

窓を開けて、庭からの

気持ちのいい自然の風や採光を

期待する事ができやすくなります。

 

さらに、庭があることで

多くの太陽光を取り入れることができます。

土地が狭いからと言って

近隣の家までギリギリの間隔にしますと、

うまく太陽光が取り入れられずに

家全体が暗くなってしまうでしょう。

 

庭をつくる際には

南側に拘らずに

どういう距離感をもって場所の活用をして

どのような部屋を室内に構成するのか?

そこをリンクさせて庭を考える様に・・・・・。

 

日本では南側信仰が一般的ですが

借景を整えたり

見えやす方向、向きとして適切

家の正面をどう考えるのか?

それらにより、採光の確保できる時間帯や距離

家を建てる敷地が同じであっても

レイアウトや部屋の構成で環境が変わる様に

状況は色々とあるという事・・・・・。

 

日中に多くの太陽光を取り入れる環境が良い場合もあれば

逆の環境の方がいい場合もある。

勿論「法規」には逆らわないようにですよ。

 

庭で洗濯物を干すこととの内と外の連動性や

リビングやテラスでの

日向ぼっこを楽しむことができる環境。

 

さらに、お子さんがいる家庭ですと、

お子さんを庭で遊ばせることができます。

近年は公園が近くに少ないなど、

公園不足が深刻化しています。

 

だからと言って子供だけで

遠方の公園で遊ばせるのは

昨今を考えると不安ですしね・・・・・。

 

庭でお子さんを遊ばせることができたら、

不審者に遭遇する心配もありませんし、

急な飛び出しにも対策を練りやすくなりますし。

 

親の目の届く範囲で

安全にお子さんを太陽の下で

遊ばせることができる庭も

暮らしを豊かに感じる住まい方ですよね。

 

このように庭で趣向を楽しむ以外にも

多くのメリットが存在しますが、

反対にデメリットも存在します。

 

まず、コストの面で

庭を作るのと作らないのでは

作る方が費用が高くなります。

 

庭を作る上でコストが掛かる。

これは仕方ありません。

 

 

そしてあまり注目されないことですが、

庭を作ることで窓も増えやすくなりますから、

断熱効果や遮熱効果が低くなることがあります。

 

断熱効果や遮熱効果が低くなるということに関しては、

それぞれに性能の高い効果の出る

窓を取り付けることで

対処したり、

庇や下屋、建物のカタチや庭木等を活用した

対応策を考えたり・・・・・。

 

また庭によっては頻繁に

手入れが必要な場合もあります。

 

庭を作るのでしたら

きれいな状態を保ちたいですよね。

 

ですので、庭を作ることを決めたら

本当に使うかとうか・・・・・・。

具体的に庭で何をしたいのかを

考えてみるのが大事・・・・・。

 

使わなければ「別のエリア」の方が

活用出来るケースもありますよね。

 

変な言い方をすると

家を狭くしてまで庭を作るのですから、

庭の広さや形状をどう使うのか?

が想像だけの良さではなくて

実際にそれが可能なのか、どうなのか?

 

家を建てる、庭をつくる際の

欲求だけではなくて

冷静に「それ」の意味を見ておく事も重要。

 

ガーデニングを楽しむのか、

趣味のバイクを整備するのか

スポーツの練習をするのか

それともペットの家を設置して

ペットと遊ぶのか・・・・・。

 

子供と思いっきり遊ぶのか、

アウトドア家具をレイアウトして

アウトドアリビングやダイニングを楽しむのか

家庭菜園を楽しむのか

家の庭で「グランピング」を楽しむのか・・・・・。

眺める庭が必要なのか?

 

それらで全く変わってきますよね。

目的を明確にしてから

庭を作ることで愛着を持ち、

デメリットを気にせず

庭の良さを存分に堪能できる趣を

どのように考えるのか・・・・・・。

 

家と庭の関係性はそういう意味での連動が

過ごし方を変えると思いますよ。

 

家の外側も生活の環境。

一つの暮らし方を変える

状況づくりかも知れませんよ・・・・・。

 

暮らしの環境を紐解きながら

住まい手さんに見えていない

現実と理想のギャップを詰めながら

暮らしの「質的向上」をいつも提案中ですよ。

 

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office


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