奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

間取りと暮らしの環境を整える事と同様に家の外側のエクステリア・庭・駐車場などの関係性と外側の「動線」設計デザインも家づくりの範疇として丁寧に考えるように、暮らしの質が向上するように。

2023年03月31日 | 家 住まい 間取り プラン

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※母屋と別棟で(車庫棟)計画した設計デザイン事例・門屋周辺前は舗装してカースペースに

 

家づくりで見落としがちなのが

意外に・・・外構(エクステリア)かもしれません。

 

※門屋塀横の電動スライドゲートを開閉することで奥につながるスロープで車が車寄せにアプローチ出来るプラン

 

内装やインテリアは

一生懸命に考える時間を取るかもしれませんが、

庭を含めた家の外観や外回りの

使いやすさを見落としている

ケースは少なくないように思えます。

 

※門屋塀横の電動スライドゲートを開閉することで奥につながるスロープで車が車寄せにアプローチ出来るプラン

 

※夜間はガレージ周辺も暗くならないように車庫周辺にもセンサー式と時間タイマー式の照明を併用

 

私の計画の場合は当方で計画外だったとしても

家の間取りと配置(レイアウト)としては

仮に・・・ということも踏まえて

家づくり本体の余白として「外構」を視野に

提案はさせていただいています。

 

※こちらの住まいも同様ですが家の前にはオープンのカースペースを設けスライドゲートの奥に車庫棟を設計

 

※母屋本体の奥側に棟別のガレージ棟(車庫等棟)を設計

 

窓の外の事も大切ですし

家の玄関と駐車スペースの事

出入りのしやさも家の間取り同様に

重要ですから・・・・・。

 

予算の都合で外回りは将来、

落ち着いてからというケースもよくあります。

※ビルトインガレージとして家本体に駐車スペースを組み込んだ電動シャッター式のインナーガレージ(車庫)

 

しかし、将来的にという場合でも、

新築のプランの段階または

住まい全体のリンオベーションで

暮らしの環境を整えるケースでも

しっかり家の外部についても

考えておくことが大切です。

※夜間は出入りがしやすいようにこちらも車の移動範囲を広く確保・夜間も周辺をタイマー式・感知式で出入りもしやすいように

 

外構(エクステリア)の中でも

特に駐車スペースは注意が必要です。

 

「車庫」とは屋根や壁などがある車を入れる建物のことで、

「ガレージ」も同様に使われることが多く、

住宅と一体化したものは「ビルトインガレージ」と呼ばれます。

 

※家本体に駐車スペースを組み込んで半屋外のビルトインガレージの設計(半屋外の為、車のドア開閉寸法は兼ねるデザイン)

 

※夜間は出入りがしやすいようにこちらも車の移動範囲を広く確保・夜間も周辺をタイマー式・感知式で出入りもしやすいように

 

 

一方、エクステリア部材などで

簡単な屋根が付けられたものを「カーポート」、

柱や屋根はなくて

車を置くだけの場所を「カースペース」といいます。

 

※建物本体の前面にカーポートとカースペースを併設した設計プラン

 

ある程度の車種になると

平均でも全長約4.9m、幅約1.8mになります。

 

※建物本体の前面にカーポートとカースペースを併設した設計プラン(夜間はセンサー式で照明が点灯するプラン提案)

 

この大きさに、

乗り降りなどをするときに必要な

前後左右のスペースを考えると、

自動車置き場は

想像より大きなスペースが必要になります。

 

勿論・・・前面道路の幅や

土地と道路の関係性によっても

出入りのしやすさや危険度の高さも異なり

実際にどれぐらいのスペースが必要なのかは、

駐車する向きや台数、

進入路の状況や車種などいろいろな

要因を考慮して複合的に判断する必要があります。

 

駐車の得意不得意もありますし

車の乗り降り、出し入れのやり方でも

随分必要なスペースの考え方は異なります。

 

※自由な出入りと切り返しが出来るようカースペースとしてのOPENスタイルの駐車計画での設計

 

※夜間は建物の窓などから明かりが漏れることでカースペースが暗くならないように(ポール式等だと死角となり危険な為)

 

 

あらかじめご自身が

どの程度のゆとりが必要なのか?

距離感の違いを含めて

家と土地の関わり方を

知っておくことは大切なことです。

 

そのため日頃から、

利用するパーキングなどで「駐車しやすい」もしくは

「駐車しにくい」・「出し入れしやすい」

「出し入れしにくい」等と感じる駐車場が

どの程度の広さなのか?

道路への出入りにどんな感覚を持っているのか?

という範囲を知っておくと、

これからの家づくりに役立ちますよ。

 

家づくりは家本体だけではなくて

暮らし全般の行動と要素を含んで

検討することが大切。

 

意味を紐解き

丁寧な暮らしが出来るように。

 

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

居心地をゆだねてみませんか?

 

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東西南北の方位と外部環境の特徴を取り込む窓と間取りの計画性を多角的に考えることで家の中と外の暮らしやすさに対する整備環境の設計デザインをより意味を持つ価値空間に。

2023年03月29日 | 家 住まい 間取り プラン

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

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※北側方位で風景を眺める窓を大開口でご提案したLDK・リビング内観CG事例

 

北側の窓は日当たりが悪く暗くて寒いため、

住宅を選ぶ際や

注文住宅を建てる際に

敬遠しがちであるという方は

多くいらっしゃることだと思います。

 

間取りや壁・窓・素材

外側の優位性など多角的に考えた

状況をデザインする事で

北側が有利に働くこともあります。

 

そして、それらを加味することで

北側に窓を設置するメリットは多く存在します。

 

注文住宅だから出来る

北側の窓のメリットと、

注文住宅の北側に窓を設置する際の

注意点について色々。

 

注文住宅の北側の窓のメリットですが、

安定した光を

得ることができることです。

 

北側からの光は、

東・西・南側からの差し込む

朝・昼・夕方でのアクティブな光に比べて、

比較的安定した光であることが特徴です。

 

そして直射日光を遮蔽する必要がないことです。

 

特に夏の西日は厳しいということ、

東側の早朝の朝日、

南側の一番変化の著しい光などは

暮らしを考えるうえでは

直射日光を遮蔽する必要があります。

 

しかし、北側に窓がある場合は、

どちらかといえば

北側からの光は柔らかな光であるため、

直射日光を遮蔽する必要性は少なくなります。

 

そのため、

北側に美しい景色があるのであれば、

比較的北側に大きく窓をとることが可能です。

 

あとは天窓を設置することも・・・・・。

 

強烈な直射日光が差し込んでくる南側ではなく、

優しい光が差し込んでくる北側に

天窓を設置することで、

快適に採光や通風を

行うことができます。

 

注文住宅の北側に窓を設置する際の注意点としては

断熱性の高い窓にするということです。

 

断熱性の高い窓は、

西側からの厳しい直射日光を遮るだけでなく、

冬場の寒さをしのぐ効果もあります。

 

そして

洗濯物を干すという目的には

あまり向いていないことです。

 

北側の窓はあくまで

優しい光を取り入れることが目的であるため、

洗濯物を干すという目的には

どちらかといえば

向いていないことに注意する必要があります。

 

そして大事なのは

近隣に住む方の視線を確認することです。

 

日本の住宅は多くの場合、

南側信仰で

多くの場合は

南側にリビングがあるため、

北側に窓を設置すると

向かい側の家から家の

中を見られてしまう可能性も多くあります。

 

そのため、

近隣トラブルを避けるためにも、

そのあたりをキチンと見越した

窓の大きさや位置、

仕掛け等に配慮する必要があります。

 

北側の窓は敬遠されがちですが、

状況や考え方によっては

北側に窓を設置することのメリットは多く存在します。

 

また現在では、

家づくりのための素材や技術が

飛躍的に向上しているため、

北側に窓を設置しても

冬の寒さを防ぐことが十分可能です。

 

自然の状況を上手に利用しつつ

機器的な性能利用や技術の利用で

暮らしをバックアップする「融合」も

自分たちの暮らしにどんな「意味」を持つのか

考えながら住まいの事

暮らしの事を広い視野で見ることは大切。

 

意味を紐解き

丁寧な暮らしが出来るように。

 

暮らしの空間、

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階段や吹抜けを活用した間取りと空間構成の優位性・・・暮らしに寄り添う空間としての付加価値がそこにあるのかどうかを見極める設計デザインの感度は大切なのは理想と現実のバランス。

2023年03月28日 | 家 住まい 間取り プラン

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

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住まいの間取り計画の前に

知っておいていただきたい吹き抜けの特徴があります。

 

吹き抜けのある家の

メリットとデメリットと

その解決策等、暮らしの根底に関係する事柄。

新築の家を検討している場合に

限っての話しではありませんが、

リノベーションの場合も含めて

吹き抜けのある家。

吹き抜けとは、

1階から2階(もしくはそれ以上の階)の間に

天井や床がなく、

1階から最上階までが

つながっている空間のことを指します。

 

一般的な吹き抜けの無い家と比べて、

天井が高くなっている事で

広い空間を感じることができます。

 

吹き抜けのメリットとして

自然光の入る明るい家になる事が

イメージ的には一番大きいかと思います。

吹き抜けのある空間、

特に大きな窓を設置した場合は

季節や時間帯に左右されず、

日光が入りやすくなります。

 

また2階の壁に窓を設けることで、

1階や部屋の奥まで光が届くため、

部屋全体を明るくすることが

可能になります。

部屋の壁の色や反射率を加味することで

明るさの程度にも

差を設計することも可能です。

 

土地の向きや広さの関係で

採光(光の取り入れ)に不安があったり、

周囲に住宅が密集しているような場所に

建てる場所でも、

少ないスペースで

自然光を取り入れやすくなりますし

条件の悪い一階でも採光にとって

好条件な空間に変化させる事も可能です。

 

部屋が明るくなることで

日中に電気(照明)をつける回数も

少なくなるため、

電気代の節約にもつながります。

 

視覚的に空間を広く感じられるというのは

実は「高さ」にも大きく影響されます。

 

例えば、ある程度の広さがあるリビングであっても、

その空間が完全に仕切られていたり、

天井が比率的ある条件下で低かったりすると、

実際よりもかなり狭く

感じてしまいやすいです。

 

吹き抜けをつくることで、

天井の高さが高くなるので、

その部分に対しては

空間を広く感じることができます。

 

それほど広くない空間でも、

視覚的に広さを感じることができるため、

狭い土地に家を建てる場合など、

狭小住宅やミニマム住宅では

段差活用やスキップフロアと同様の効果として

吹き抜けをつくるとよいかも知れません。

 

吹き抜けのある家は、

1階と2階がつながっているため、

1階から2階、

2階から1階へのコミュニケーションが

とりやすくなります。

 

誰が、どこにいるのか?

気配で感じることができ、

コミュニケーションが取りやすいため、

家族間の「つながり方」に適した状態であれば

会話が増える事や程よい関係を

生み出す事にも期待できます。

 

また、吹き抜けのあるリビングの場合、

完全に仕切られたリビングよりも

人が集まりやすくなるという

利点が生まれてきます。

 

吹き抜けのデメリットとしては

暑さ・寒さに対する考慮がどこまで可能か?

によって異なりますが

大きな空間は窓の数や外部と接触する外壁が多くなるため、

小さな部屋と比べると

暑さや寒さを感じやすくなります。

 

特に屋根裏までの大きな吹き抜けは、

夏の太陽に暖められた屋根の熱が

伝わって暑くなりやすいことも多いかと思います。

 

対策として断熱性を高める事。

 

現在の住宅技術の高い断熱性を備えることで

暑さ寒さに対策することができます。

 

屋根や壁にしっかりと断熱材を入れ、

断熱や遮熱などに対して

適した場所に適した材料・建材を使うことで

外からの暑さ寒さ侵入や

室内からの漏れ等を

カットすることができます。

 

また、必要以上の大きな窓は配置せず、

高い位置に小さな窓をつけることで、

断熱性や遮熱等を確保しつつ

明るいリビング等をつくる事も可能となります。

 

空気の性質として、

暖かい空気は上に行きやすく、

冷たい空気は下に行きやすくなります。

 

天井の高さがある吹き抜けの場合、

エアコンやストーブで暖められた空気は

天井付近にたまりやすく、

効きが悪いと感じることがあります。

 

また、空気の体積(容積)が大きいため、

エアコンのスイッチを入れてから

適温になるまで時間がかかる点も

デメリットと言えます。

 

空調の効き対策としては、

吹き抜けの天井部分にシーリングファンを

設置するのが有効です。

 

シーリングファンは

天井に設置する扇風機状の装置で、

部屋全体の空気を攪拌して

均一にしてくれます。

 

エアコンの効きを感じやすくなりますし、

電気代節約につながることもありますし

雰囲気という付加価値も生まれるケースもあります。

 

また、先程説明した空気の性質を利用し、

夏は2階のエアコンのみをつけ、

冬は1階のエアコンのみを稼働させることで、

計画的な「電気代」の使い方もできますし、

補助的な機能を家電で賄うことで

家の中での空気の流れも

均一することが出来るケースもあります。

 

生活環境を保つうえでは

吹き抜けの部分のメンテナンスに

手間がかかることはデメリットと言えます。

 

天井付近に設置された照明の電気交換や

窓の掃除などは、

かなり高い位置での作業になってしまいます。

 

危険も伴いますし、

場合によっては

自分たちでは対処できなかったりします。

 

特に吹き抜けのスペースにある窓は

対策が必要です。

 

デメリットを改善する仕様を用いる

吹き抜けを計画する場合は、

メンテナンスに関することも考えて

採用する商品や建材、

吹抜け周辺の「間取り」の意味を

検討する必要があります。

 

電気交換が大変な場合は、

自動昇降タイプの電気を使用したり、

周辺に足場となる「回廊」のようなスペースや

キャットウォークのような場所

ベランダやバルコニーの存在

屋根周辺に上る経路や

窓の開閉等を含めて検討する事・・・・・。

 

清掃やメンテナンスについて

建築業者との事前の打ち合わせを行っておく事。

 

音やにおいが家中に広がってしまう

これは仕方ないことですが、

実感がわかないので、

見落としてしまう方が多いかと思ます。

 

生活感や実際の暮らしを考慮できる

つくり手であれば

そのあたりの「現実」の話しは

プランの時点で「話し合う時間」を

キチンと設けるはずです。

 

間取り要素やデザインの理想や良いことばかり

を見るのではなくて

現実と暮らし理想のバランスを加味し

暮らしの基本を紐解きながら

打ち合わせが可能な「つくり手」が

プランのパートナーであれば

しっかりと「そのあたり」を突き詰めてくれると思います。

 

料理の匂いが部屋に充満して困る

子どもが遊んでいる声が他の部屋まで聞こえてしまう

会話がきこえること、

声が反響すること

様々な計画するうえで「目に見えない」事。

 

キチンと視野に入れておくことが

家づくりの大切な計画段階でのケアの部分。

 

計画・設計段階から

そいった分部、暮らしに対する対策を

考えておくこと。

 

プライベートを確保したい部屋には

防音対策を施す、

音を響きにくくする吸音材を設置する、

防臭効果のある壁紙を採用する、

換気扇を設置する、

部屋を場合によって仕切ったり

可動することのできる壁や扉を

条件下を考えて「レイアウト」する。

 

そういったシーン毎の

対策方法を家を建てる前にしっかりと

計画しておくことが重要です。

 

吹き抜けの特徴だけではなくて

暮らしや生活そのものを計画に含む

間取りと生活環境の設計が大切・・・・・・。

 

意味を紐解き

丁寧な暮らしが出来るように。

 

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

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間取りの工夫と計画性で変わる暮らしの環境・間取りプランの段階から窓の位置関係と適切な選択肢は設計デザインの工夫とイメージで庭と風景の関係性をカーテン有無と連動して感度を提案。

2023年03月27日 | 家 住まい 間取り プラン

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

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部屋を囲うように壁を外側に設けて風景を切り取る位置だけ外に開口した中庭設計の過去事例

 

家のプライバシーを守る

設計とデザインの工夫・・・・・。

 

例えばカーテンを

必要としないLDKの存在等。

 

昼も夜も風景や風情を愉しむ時間、

そんな価値を暮らしに求めた場合は

できればカーテン無しで

暮らせたら・・・・・と思いませんか?。

 

プライバシーを守るために

窓際のトリートメントとして

カーテンやロールスクリーン等は必要ですが、

土地や周辺の立地条件によっては

家の雰囲気を

愉しめないケースもあります。

 

例えばLDKにカーテンがなければ、

食事をしながら

夜景を楽しむことだってできるかも知れません。

 

様々な条件を加味して

カーテンなしの暮らしを愉しみたいなら、

設計前に工夫を考える必要があります。

 

道路が家の南に面している場合、

比較的窓から光や明るさを取り入れるために

大きな窓を道路側に

設置することも多くなるかと思います。

 

そんな場合、

どうしても「駐車スペース」が

そちら側にくることが多いので

見えるのは車の後ろ姿で

結局窓を有効に活用できない・・・・・。

というケースもあるのでは?

 

特に建築と外構(エクステリア)を

分けて考えてしまうと「ありがち」。

 

ある程度、

予めの計画は大切で

車庫との距離を工夫して

車庫の壁を利用した光の反射で

中庭化し、車庫と家の間に風景を生み出したり

景色をジャマしない

適切なフェンスを設置、

人の背丈以上のフェンスを設置することで、

採光面積を狭めることなく

目隠しを計画したり・・・・・。

 

そうすることで

カーテン無しでも

気兼ねなく過ごすことができます。

 

先に書いた車庫との間に庭(中庭)を計画したり

少し小さな坪庭で

プライバシーを保つ手法もあります。

 

道路との間に玄関アプローチ・

庭によるプライバシーを保つ空間を設ける事。

 

そういった坪に面した玄関だったり

廊下やLDKに大開口窓を設置することで、

庭の緑も楽しむこともできます。

 

住宅街の場合、

隣家との兼ね合いから

特にプライバシー確保を

考えなければなりません。

 

時には窓・床の高さや位置の

調整を行ったり、

2階リビングにすることもあります。

 

格子を造作して目隠しとして

浴室や道路に面した窓など、

プライバシーを保ちたい場所には

縦格子を設置するのも良いかと思いますよ。

 

外観の印象を含めて

そういった工夫を施すことで

窓を通じた暮らしの優位性は生まれます。

 

カーテンを窓のデザインと捉えて

暮らしをイメージするのか

逆にカーテン類の無い暮らしの価値観をイメージするのか?

 

過ごし方を意識した窓の存在価値を

計画する事も大切・・・・・。

 

意味を紐解き

丁寧な暮らしが出来るように。

 

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リノベーションの現場にて手壊しの丁寧な解体工事も徐々に終盤に、現状把握と立案、変更、精査を繰り返すリノベーション独特の工程を整えながら設計デザインの感度を落とし込むように。

2023年03月26日 | リフォーム・リノベーション

質の良い設計とデザインで

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暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

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※二階解体部分・一部既存を残しつつ段階的に解体作業中(一部補強工事・配線作業を同時進行)

 

リノベーションを進めている

会員制サロンデザイン設計の現場。

※二階解体部分・一部既存を残しつつ段階的に解体作業中(一部補強工事・配線作業を同時進行)

 

美容室オーナー Mさま

設計監理 建築家 山口哲央

施工管理 株式会社 伊勢田工務店

 

美容室オーナーさんが

二階の空きスペースにも多角経営拠点を・・・・・。

というところから

お問い合わせをいただいたリノベーションデザイン案件。

 

昨年梅雨明けの

初期面談から「リノベ」の特徴と

ある程度予測される「事態」も含み

ご相談段階から順次、

プラン・設計・工務店選定・実施へと「調整」を

させていただいていましたが

この段階では絶えず変動が発生するところ。

 

そして解体作業は機械ではなく

リノベーション独特の

丁寧な解体には

実際に作業を行う大工さんも参加して行い

部位ごとの検証を行いながらですので

よくあるテレビ等での「パフォーマンス的解体」ではない旨・・・・・。

 

実際にはものすごく「地味」で「丁寧」な解体です。

 

※二階解体部分・一部既存を残しつつ段階的に解体作業中(一部補強工事・配線作業を同時進行)

 

まだ途中経過ではありますけど

美容室オーナーである

クライアントにも現場を

解体中の室内は危険なので

少し離れた位置から全体をご覧いただき

進捗とイメージを・・・・・・。

 

※解体工事・一部補強中は危険なので外階段の部分から内部をご覧いただく(美容師さんご夫婦)

 

ちなみに、やはり「びっくり」されていました。

普段から壁で覆われた中を

見る事もありませんし

傷み具合と骨組みの現状・・・・・・。

 

まだ段階的に解体する部分は残っているのですが

一部「補強」も既に始めています。

 

そのうえで、解体中の様子を現地で

リアルでご覧いただいたうえでの「説明」と「補足」

そして「方針」の範囲を色々と。

 

2階の床は全部剥がしますよ、

そして床下の補強と防音対策をしつつ

新たな床を構築します。

 

最初から「すべて」ではなくて

段階的の意味も、

こういう「状況」が見えることで

重要なことの意味が分かりやすくなります。

 

特に「なんちゃってリフォーム」や「リノベーション」ではなくて

僕たちが行う「リノベーション」の根底の部分を

机上で説明する以上に「こういう場」では

意味をもった「解決策」として、

そして間取り計画や設計デザイン時の

最初の段階で説明済みの「フローチャート」が

クライアントにとって「ヒント」になりますから。

 

※一階営業中の美容室天井部分関連作業の打ち合わせ中(工務店現場監督・現場代理人より関連作業を改めて説明中)

 

ある程度、二階での状況確認が済んでから、

二階工事部分と関連する一階の美容室に降りて

2階の床下部分1階の天井部分、

干渉する範囲等も予めの想定部分と

現実的部分とを精査しながら

予測の範囲内で「実施方法の構築」を

施工を依頼している工務店からも

現場監督(現場代理人)の意見を吸い上げて

精査し整理整頓の途中・・・・・。

 

現場には様々な「答え」が存在しています。

机上からリアルに移行することで

調整すべき「内容」も変わります。

 

考える業務の質が仕上がりを

良い意味で激変させますから。

 

カタチの結果を生み出す

クリエイティブな質は重要・・・・・。

 

考える密度と質は

空間の質と結果に比例します。

新築も勿論そうなのですが

特にリノベーションは解体後が

ある意味「スタート」・・・・・。

日常的に「考える時間」は設計の密度への変換作業

その密度を大切に。

 

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和の趣が生み出す繊細なイメージと佇まいが生み出す風景から静かな時間への設計デザインが生み出す言葉遣いのような綺麗を生み出すシーン、考えるよりも感じる建築の空間美を和から提案。

2023年03月25日 | 和モダン 思想

質の良い設計とデザインで

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※設計デザイン事例・おらかに暮らしを包み込む数寄屋の家

 

分かりやすく表現すると

世の中は二項対立という構図に

あふれていると思います。

 

※設計デザイン事例・おらかに暮らしを包み込む数寄屋の家

 

分割した二つの領域の視点から語ることは、

ある意味世界を分かりやすくするようなイメージ。

 

善と悪とか昼と夜とか

色々あると思いますが・・・・・・。

 

ですが、

本当に大切な事柄は

その「間」にこそ存在していると思います。

 

住まいはおそらく、

そういう範疇に存在する・・・・・。

 

 

※設計デザイン事例・おらかに暮らしを包み込む数寄屋の家

 

そして「沈黙」は無ではない

というところ。

語ることは大切だけど

でも・・・語らないことが

より多くを伝える場合もあります。

 

 

※設計デザイン事例・おらかに暮らしを包み込む数寄屋の家

 

静かな夜に近づくことで感じる「何か」も

存在するように・・・・・。

 

そして夜の灯りは

空間と時間を切り取り、

活動している「昼の時間」と

それを異化するように。

 

 

※設計デザイン事例・おらかに暮らしを包み込む数寄屋の家

 

人も物も、

ふとした瞬間に垣間見えるものが、

えてしてその「本質」を

語ることがありますよね。

 

きれいな言葉づかいは

基本的に人の心を落ち着かせます。

空間もそういう意味での「綺麗」な

存在であるように・・・・・。

 

※設計デザイン事例・おらかに暮らしを包み込む数寄屋の家

 

見た目も大切

でも見た目だけではなくて

心の範疇へ。

 

和の数寄屋から生まれる趣と

雨に濡れた佇まいが生み出す風景。

 

抽象的な思考や概念も、

ビジュアルな構成が

カタチや表情を生み出します。

 

多様性と複雑な変化の様態が

空間に存在することで

それらは満たされると思いますよ。

 

意味を紐解き

丁寧な暮らしが出来るように。

 

暮らしの空間、

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間取りの工夫と暮らしの質感を連動しながら家事時間の優位性をデザインするという事、家事時間単独ではなくて住む行為と暮らしの密度をどんな意味で掘り下げた設計デザインが重要であるのか?。

2023年03月24日 | 家 住まい 間取り プラン

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

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※アイランド型レイアウトキッチンによる暮らしの空間提案(トーヨーキッチンスタイルショールームLDKインテリア展示)

 

家づくりの際に大切な知恵と知識によって

暮らしの質感や充実度の差は生まれます。

 

※アイランド型レイアウトキッチンによる暮らしの空間提案(トーヨーキッチンスタイルショールームLDKインテリア展示)

 

建築の知識と知恵にプラスして

生活と暮らしの感度を大切に。

 

各家庭の暮らしの充実度や

家事時間の持つ意味はそれぞれに異なります。

 

※アイランド型レイアウトキッチンによる暮らしの空間提案(トーヨーキッチンスタイルショールームLDKインテリア展示)

 

そういった部分をどれだけ多角的にとらえて

ビジョン化して対応が出来るのか?

 

それだけ家事労働は暮らしに対して

大きな意味を持っています。

 

日々の家事をどれだけ意識しつつ

暮らしの本質をカタチに転換しているのか?

によって暮らしの受容度も変わります。

 

キッチンスペースでのゴミの保管場所や

洗濯スペースと物干し場・アイロンやスチーム掛けを

何処で行うのか?

 

場合によってはすべて「お抱え」の

クリーニング店が

洗濯物を預かるといったケースもあります。

 

そんな場合は

キッチン周辺を含んだ居場所や

独特の暮らし時間に沿った間取りの中に

留守中や家事時間中を想定したデザインで

洗濯物受け渡しの為の「中間領域」を

盛り込みながら

暮らしを提案する事もあります。

 

そして、家事がラクになるために必要なことは

ある程度水まわり設備の掃除や手入れが簡単であり

キッチンの収納が手の届くところにある

料理の配膳が簡単にできる配慮と同時に

その時間そのものが

充実する空間と時間である事も必要です。

 

当たり前の事なのですが

そういったところは建築の基本的な計画論の密度ではなく

相応の幅を持った生活や暮らしの密度が重要。

 

そして、

やはり家事の負担を減らすキーマンは

キッチン周辺の連動とその他の水まわりの関係性。

 

キッチンで考えると

食器洗い乾燥機やディスポーザー、

スライド収納など、

最新の設備機器や家電が備わったキッチンは

ある意味で面倒な家事を

強力にバックアップしてくれます。

 

だけど逆にそれが煩わしく感じる場合もあります。

 

キッチンをしっかりと利用する為にも

価値観と頻度に照らし合わせた

内容の吟味から「必要性」を割り出す事。

 

そしてキッチンの作業効率を考えるとき、

ひとつの指標になるのが「ワークトライアングル」。

 

これはシンク・冷蔵庫・コンロの3点を

線で結んだ三角形のことで、

三辺の合計が3.6~6mの範囲に

収まっていれば理想的だとされます。

 

そしてそれを理解したうえで

住まい手さんの家事の価値観と頻度

家事の際に無意識にしてしまう行動等

色々な独自性も割り当てていくように・・・・・。

 

シンク・冷蔵庫・コンロの配置や

キッチンの収納、

それらを使いつつ「連動する家事」などを考えることは

「日々の家事をラクにする」事につながります。

 

そういった日常的な行動を考えて意味を底上げすることで

それ以外の事柄も「質的な向上」が見込まれますから。

 

暮らし時間の密度と頻度を

整理整頓することで見えてくる

暮らしの質感を大切に考えていますか?

 

大切なのは暮らしの現実を

いかに紐解き理想とのギャップを埋めるのかという事。

 

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

居心地をゆだねてみませんか?

 

◼️設計デザインの問い合わせ
ご相談・ご質問・ご依頼等は
やまぐち建築設計室
オフィシャルホームページ

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(仮称)古風な暮らしに和のエスプリを感じる高台の家新築計画の提案間取り打ち合わせの途中に「方向性」のポイントとなる素材や建材、商品の吟味に設計デザインの意図とベースとなる調整。

2023年03月23日 | (仮称)古風な暮らしに和のエスプリを感じる高台の家

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

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※アトリエにて住まい手さんご夫婦との打ち合わせ

 

(仮称)古風な暮らしに和のエスプリを感じる高台の家

住まい手 Mさま

設計・監理 やまぐち建築設計室 建築家・山口哲央

施工・管理(工事会社) 未定の状態・設計完成後に価格だけではなく資質・要素を含めて適切な施工会社を選ぶ予定

 

※住まいの設計デザイン提案途中経過でのLDK内観CG

 

アトリエにて住まい手さんご夫婦と

住まいの新築工事打ち合わせ。

 

この日は、工事価格の目安となる

内容の整理整頓と

空間をつなぐ「部屋と部屋」周辺の「シンプル」なイメージも

扉から意味をイメージした提案も・・・・・・。

 

実際に間取りの方向性が決まり始める事で

イメージ化することが出来はじめ、

その延長上に使う素材の話しがあります。

 

色や商品が製造される過程での材料の事もありますが

建築は様々な建材や素材の集合体という事。

 

間取りが同じで同じカタチや容積(広さ)だったとしても

使う色や材料、

素材でイメージも変化しますし

価格も変化します。

 

なので間取りの方向性と同時に

そのあたりの情報を整理整頓するという意味で

間取りに取り掛かる前に「知る」という意味での

建材商品メーカーのショールーム見学から

内容を吟味するという意味での「建材商品メーカーのショールーム見学」に切り替えて

同じショールームの見学も目的・・・ビジョン化した状態で

改めて同商品を見ても「何を見るべきかの判断」がつきやすくなります。

 

次回からは気になる商品も範囲に入れつつ

「なんとなく」から「範囲外を知る意味」、

そこから「目的化した状態」でキッチンや洗面、フローリング等々。

 

採用検討吟味の「必要な素材・建材・商品」を

整理整頓するという「フェイズ」へ。

 

次回は住まいの建材素材総合メーカー「LIXILショールーム」での

商品吟味の打ち合わせ。

 

暮らしと価値観と趣を丁寧に考えながら

段階的に吟味の時間・・・・・。

 

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

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間取りと暮らしの趣と家電、家具レイアウトにコンセントの種類と数とレイアウト、過ごすシーンを整理整頓して間取りの基準と連動して設計デザインの途中によく考える事は大切。

2023年03月22日 | 家 住まい 間取り プラン

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

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※間取り計画時に予め家具や家電類・窓と内装扉の位置関係も暮らしの照らし合わせて吟味できるように内観もビジュアル的な提案に

※間取り計画時に予め家具や家電類・窓と内装扉の位置関係も暮らしの照らし合わせて吟味できるように内観もビジュアル的な提案に

 

ここにコンセントがあったら

便利だったのに・・・。

 

そういった失敗を減らすために、

家づくりの際には

新築の場合でもリノベーション(リフォーム)の場合でも

暮らしのシーンをイメージしながら

家具や間取りを一体化しながら

考える事が大切・・・・・。

※LDK内観イメージCGにソファやテーブル類を仮にレイアウトしてイメージ感を考えることが出来るように提案

 

※LDK内観イメージCGにソファやテーブル類を仮にレイアウトしてイメージ感を考えることが出来るように提案

 

 

勿論間取りの検討過程で「レイアウト」を

それぞれ意識する時間を持つのか持たないのかで

結果は随分変わります。

 

ホットプレート用にダイニングテーブルの高さに合わせた位置

洗面所の収納内部に

シェーバーや電動歯ブラシの充電用に

充電タイプの掃除機をしまう収納内部

Wi-Fi機器を隠して設置できる収納の内部に

掃除機を使うときように階段や廊下に

スマホや固定電話の子機用の専用棚を計画しその場所に

スマホの充電や小さなスタンド用にベッドの枕元周辺に等々。

 

一般的な事柄から

例えば趣味や独特の暮らし方があれば

その内容に沿った場所へ・・・・・。

 

オーディオ機器やゲームマシン、

室内用のエアロバイクやトレーニングマシン

マッサージチェアや電動式リクライニングソファ等。

※YAMADA×IDCショールーム(電動式リクライニングソファ)コンセントは出来るだけ壁を避けてソファ近くの床から計画する必要性があります

 

※YAMADA×IDCショールーム(電動式リクライニングソファ)コンセントは出来るだけ壁を避けてソファ近くの床から計画する必要性があります

 

※YAMADA×IDCショールーム(電動式リクライニングソファ)底面を確認してコンセント計画に連動するように調整中

 

※YAMADA×IDCショールーム(電動式リクライニングソファ)コンセントへのルートを調整するために位置関係の情報確認

 

※YAMADA×IDCショールーム(電動式リクライニングソファ)コンセントへのルートを調整するために位置関係の情報確認

 普通に壁面のコンセント計画だと日常的に足元に注意が必要になります、ソファレイアウトの近く床へオフィスのような床用コンセントの確保を計画的に

 

※YAMADA×IDCショールーム(電動式リクライニングソファ)コンセントへのルートを調整するために位置関係の情報確認

 

こうしたところから分かることは、

皆さん「どこに何を置くか、何を使うか」を

設計段階でシミュレーションするべきだという事。

 

生活スタイルは人それぞれですし

間取りや暮らしの趣も、

基本的な位置や数では

十分でない場合が多々あると思います。

 

ですから「暮らし」を意識しておくことは

家づくりでは大切。

 

自分達の暮らしに必要な

コンセントの位置や数などを

間取りと家具、家電などの位置関係と

照らし合わせて

じっくりと検討する時間が家づくりには大切。

 

建築的なプラン・間取りは、

暮らしや用途をどのような水準で満たし

そこにデザインを施すことが重要。

 

暮らしの空間、

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採用する素材や建材、商品の持つ性能も大事、勿論その商品を使うことで変わる環境や暮らしについての「バランス」をデザインする事が重要、単独で見るのではなくて全体像を考える商品検討。

2023年03月21日 | 素材・建材・打ち合わせ・検討

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

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※高性能樹脂サッシ・エクセルシャノンのYさんとPanasonicリビング近畿のKさんと打ち合わせ

 

※詳細資料と新商品カタログ

 

高性能樹脂サッシから広がる豊かな暮らし

ということで

この日は、Panasonicリビング近畿のKさんと

高性能樹脂サッシメーカー・エクセルシャノンのYさんが

アトリエへ・・・・・。

 

※樹脂サッシの基本性能+優位性+環境配慮の提案

 

僕自身、何度か採用しているのですが

樹脂サッシ+トリプルガラスでの優位性についての再検討も。

 

パーツだけで考えるのではなくて

全体像での考慮。

 

 

※新商品・超断熱三層複層ガラス樹脂サッシ

 

エクセルシャノン・オフィシャルホームページ

 

窓を通じて

性能を底上げするという意味と

環境を整えるという意味からの・・・・・。

 

窓ガラスが3重になる事での

部屋構成と過ごし方の違いもありますし

外部環境と内部環境に対する配慮

という面からも。

 

ガラス面の高性能Low-E三層複層+樹脂枠による

熱貫流に対する配慮設計。

 

性能が第一という訳ではなくて

性能の底上げであり、

窓と全体の性能+暮らしの環境に

どのような価値観が沿い、

その特徴があることで、

何が満たされる暮らしとなるのか?

※以前設計監理の住まいで外部窓にエクセルシャノンを採用した事例(工事中)

 

※以前設計監理の住まいで外部窓にエクセルシャノンを採用した事例(工事中)

 

※以前設計監理の住まいで外部窓にエクセルシャノンを採用した事例(工事中)・吹抜け部分

 

※以前設計監理の住まいで外部窓にエクセルシャノンを採用した事例(工事中)・吹抜け部分

 

 

具象度だけではなくて

抽象度と全体像をとらえた結果として

素材や建材、仕上げを採用していますよ。

 

今回「新商品」ということでのアプローチ。

良い面を多角的にとらえると

採用の機会は増えそうです。

 

勿論、そういうところは

住まい手さんの価値基準を考えながら

提案するべき間取りと暮らしと価値観に。

 

建築的なプラン・間取りは、

暮らしや用途をどのような水準で満たし

そこにデザインを施すことが重要。

 

暮らしの空間、

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過ごすことで生まれる時間と意識、空間が持つ効能から派生する未来像をカタチとして設計デザインしつつ暮らす事の「ソフト」と「ハード」を連動するように。

2023年03月19日 | 和モダン 思想

質の良い設計とデザインで

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暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

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※二階セカンドリビングに庭のある夜の和モダンを感じる空間提案デザイン設計CG

 

その家での生活が、

豊かになるような設計やデザインを

心がけています。

 

それぞれの価値観や暮らしの文化によって

美しいと感じる「意識」は異なりますが

美しい風景、

光や風といった自然、

庭の緑など、

その場所で得られる魅力的な特徴を生かし、

生活に取り込むことによって、

より「気持ち」という角度からの考え方が

快適でありながら

安らぎのある生活ができると考えています。

 

計画するときに考える事。

 

出来る限り単純であることを旨とし、

だけど意味のある「無駄」、「余白」が

程よく存在する構成、

飽きることなく時間に流されない普遍的な空間に、

おおらかさや伸びやかさをもたらすため、

開口部(窓)や吹き抜け、

廊下やホールといった「接続」などの空間の

つながり方にも工夫を施しています。

 

魅力と効能をより引き立てるために、

細かい納まりを考える時も

わざとらしく誇張することなく、

住まい手さんの価値観と

照らし合わせつつ

ある意味ではシンプルでさりげないものと

なるように心掛けています。

 

また、素材は経年変化を許容できるような、

古くから変わらず

使われている木や土や石といった

自然素材を出来るだけ

用いたいと思っています。

 

だけど、それだけではなくて

手入れや過ごしやすさの安心感

綺麗がどれくらい持続するべきか?

考えるべき内容と事柄を整理整頓したうえでの選択肢。

 

時間のなかでより愛着が湧くことが、

大切にしようと思えることが

その家にとっても

結果的に長く使われることになります。

 

素朴で、饒舌すぎず、

住む人の背景としてふさわしい、

愛され満たされる暮らしが生まれる

そういう空間であることを、

その空間が生み出す未来のカタチを

丁寧に「暮らし」を通じて

設計とデザインという手法と工夫で

存在を生み出しています。

 

暮らしの空間、

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間取りとプランと空間要素の使い方と提案で変化する暮らしの空間・・・素材案を丁寧に、設計デザインの基となる空間提案・素材をどう吟味して提案するのかによって生まれる空間の違い。

2023年03月18日 | 家 住まい 間取り プラン

質の良い設計とデザインで

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※柱・梁・床・手すりなども等すべて無垢材にこだわり光の反射率を上げて壁天井はしっくいを意識した白で仕上げ窓もいつも通り計画的にデザインした住まいの空間

 

採光で空間をデザインするという事。

 

壁を引き算したり、

やさしい光を足し算するデザインのカタチ。

 

※柱・梁・床・手すりなども等すべて無垢材にこだわり光の反射率を上げて壁天井はしっくいを意識した白で仕上げ窓もいつも通り計画的にデザインした住まいの空間

 

 

間取りの状態や窓とのバランスによって

階段や廊下等壁で閉じてしまうと、

圧迫感を生む場合があります。

 

※柱・梁・床・手すりなども等すべて無垢材にこだわり光の反射率を上げて壁天井はしっくいを意識した白で仕上げ窓もいつも通り計画的にデザインした住まいの空間

 

 

そこで階段室の壁を引き算して、

2階の廊下をオープンにしたり

外側との距離感を近くに取れるような

窓との存在感を考えたり・・・・・。

 

※柱・梁・床・手すりなども等すべて無垢材にこだわり光の反射率を上げて壁天井はしっくいを意識した白で仕上げ窓もいつも通り計画的にデザインした住まいの空間

 

 

採光・・・ひかりを取り入れる。

 

 

採光用の窓を工夫して

足し算することで、

やさしい光を取り込める開放感を、

住まい手さんの価値観となじませて

取り入れる事も。

 

あえて光を絞り、

落ち着いた空間を計画することもありますし

逆に気分が高揚するような「激しさ」を

空間に付与することもあります。

 

心地よさは人によって

暮らし方の価値観により異なります。

どのような価値観をもって

心地よさを位置づけするのかという事。

 

すべてのケースにおいて「心地よさ」の定義は異なります。

 

※空間のトーンを控えめに間接照明を使い土間・たたきの存在感をポイントに提案

 

家族がゆっくりくつろぐための空間や

一人になりたい時間の空間は、

あえて光を絞ることによって、

日中でも明るすぎない、

落ち着いた雰囲気の空間とするとことが

最適解の場合もあります。

 

場所や空間の価値は一つではなくて

ある程度「許容」を持ちつつ「差」があり

場所の意味を持つよう

丁寧に仕上げる。

 

暮らしの空間、

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暮らし方の趣と働き方の多様性を暮らしと一体化する際に間取りで考える環境整備の在り方と提案設計デザインの方向性を丁寧に、仕事の空間と暮らしの空間をいかに区分し融合するべきか。

2023年03月17日 | 家 住まい 間取り プラン

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※一階既存状態での平面間取り図

 

 

※一階リノベーション後のワークスペースのある暮らしの間取り提案(DK・リビング)を階段で分割・暮らしのシーンを程よくゾーン化した提案事例

 

 

※二階既存状態での平面間取り図

 

※二階リノベーション後の将来床増設も含んだ吹き抜けのあるフリールームのある暮らしの間取り提案

 

 

新型コロナウイルスによる社会全体の変化から

リモートやテレワークが広がり

それぞれの住まいでも

昔に一般的になったSOHO住宅のような

考え方も特別ではなくなりました。

 

そういうこともあり住まいの打ち合わせの際には

リモートの予定も含んだ計画も

普通の会話の中に違和感なく・・・・・・。

 

テレワーク・リモートなどに適した家づくりにつて

少しだけ書いてみようかと思います。

 

テレワーク・リモートワークが

しやすい家づくりにするためには、

仕事がしやすい環境であることはもちろん、

家事や家時間との両立が

しやすいかどうかも考える必要があります。

 

リモートワーク・テレワークが

やりやすい部屋であり間取りとは・・・・・・・。

 

テレワーク・リモートワークをする時には、

基本的には自宅に仕事用のスペースを

設ける事が基本的に

必要にはなります。

 

しかし、ひとりひとりの生活や

住環境によって

適した仕事用のスペースは違いますよね。

 

先ずは、個室を仕事部屋にすること。

仕事中はとにかく

集中したいという方は

個室を仕事部屋にというのが一番単純な方法です。

 

食事、睡眠、

仕事をするときのスペースは

それぞれ分けられているのが理想です。

 

そうすることで、

テレワーク・リモートワークで

家にいることが多くても、

メリハリのある生活習慣が実現しやすくなります。

 

勿論、気持ちの切り替えは重要です。

 

また、他の人に聞かれてはいけない

オンライン会議の内容を

外に漏らさないだけでなく、

家族の話し声や生活音も

気にせずに作業ができますよね。

 

新築やリフォームの際は、

仕事用の専用の

個室を作ることを検討してもいいかもしれません。

 

次は、半個室の部屋を計画して

仕事部屋にすること。

 

部屋の一角や階段下のスペースに

デスクを置いたりカウンターを用意して、

周りに仕切りを設置し

半個室のようなスペースを計画する方法も可能です。

 

専用個室を利用するのと比べると

周りの音が聞こえてしまいますが、

仕事用スペースとして

十分に利用できます。

 

個室を用意するのが難しい場合は、

検討手段のひとつにはなります。

 

その次に、考え方として

ロフト的なスペースや

スキップフロアを利用することです。

 

スキップフロアとは同じ階の中で、

床に高低差がある場所のことです。

 

ロフトやスキップフロアが家にある場合は、

高さの違いを利用して、

そこを仕事場にするということも

検討が可能かと思います。

 

既存の再利用といったところですが、

リフォームや新築の際も

使い方として「余白」もできやすので

最適なケースとなる場合もあります。

 

空間が完全に仕切られてはいませんが、

縦方向に段差があるため、

その部屋に入ることで、

心理的にオンとオフの切り替えが

しやすくもなります。

 

また、家族の気配を感じやすいため、

仕事をしながら家事をしたり

子供の世話をしたりする必要がある場合には

一番最適な手段かも知れません。

 

あともうひとつ・・・・・。

共用スペースに

仕事用スペースを計画するという方法です。

 

廊下やホールの一部を部屋として使えるような構成として

一角にデスクを置いたりカウンターをつくり、

仕切りはせずに仕事用スペースとして利用します。

 

この方法なら、

家事をしているときの

ちょっとした合間に仕事を進めやすくもなります。

 

暮らし方や現状の置かれている状況により

良い計画の方向性と最適解は

それぞれ異なるのですが

家の中に仕事場・・・・・・・。

という考え方にそのような手法を

どんな意図をもって計画するのか?

というところが一番大切。

 

勿論屋外に余裕があれば

タイニーハウスのように「小部屋」や

昔ながらの「離れ」という考え方も・・・・・・。

 

それぞれの状況で

間取りと暮らしに最適解を。

 

プラン・間取りは、

暮らしや働き方をそこにデザインする事が重要。

 

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間取りと暮らしと価値観の提案、過ごし方の意味が透き通るように暮らしに紐づくデザインと設計の感度を丁寧に考えながら家の間取りの奥深さを意図をもって思考を具現化し抽象度を高く。

2023年03月16日 | 家 住まい 間取り プラン

質の良い設計とデザインで

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※間接的な外部の明るさを程よく調整し障子やトリートメントを通して玄関ホールに導く間取りデザインプラン

 

 

家づくりはデジタルな時代でも

基本の部分はアナログです。

 

※玄関ホールからLDKへ入る出入口は障子でアレンジ

 

そこに「気持ち」があるのかどうか?

レトリックだけではないことが

大切かなと思います。

 

※玄関ホールから障子を介して入るLDKは畳をメインとした和を意識した空間に

 

さて・・・・そういう意味から紐解くと

一体よい家だったり

よい間取りって何だろうか?

といつも深く考えています。

 

勿論、光が入るか?

動線は良いか?

風通しは良いか?

 

構造的に安全か?

収納は足りているか?

居心地はよいか?

などなど、一般的な面はいくつもあります。

※グレージュモダンとナチュラルなモダンを程よく融合させたLDKのキッチン+ダイニングスペース

※LDK・畳を中心に展開するリビング空間の提案

 

そういう面では、

良い間取りか、悪い間取りかは

判断はつきやすいと思います。

 

だけど、

もう一歩踏み込むと

家族の暮らしに整合しているのか?

という面では

一般的な判断はできません。

 

間取りは暮らしからうまれる

ご家族にとっての「良い間取り」も

そのほかの方にとって、

「良い間取り」とは限らない。

 

意味があっての、

一つ一つの構成は、

ただ真似すればうまくいくものでもありません。

 

極端なことを言えば、

同じ間取りの家があったとしても、

やはり、

周辺環境は違い、

そこに住む家族は違いますから、

おのずとプランは

違ってくる訳です。

 

だからこそ「提案」と「知る」時間と質は大切で

住まい手さんの言葉だけの発言ではなくて

様々な「周囲」と「要素」を考えることが重要。

 

その部分での

ショートカットやコストカットは

逆効果を生み出す訳です。

 

何に対しての意味があるのか?

住宅は実はものすごく

奥深い空間であり場所となるものです。

 

どれだけ「根深い」範囲も含めて

視野にいれた間取りであり

デザインであり

設計なのか?

というところは重要です。

 

カウンセリングの範囲が設計である事を

どう理解している設計者なのか?

それによって

生まれる建築の価値の差は

変わりますから・・・・・。

 

場所の持つ意味を

丁寧に仕上げるように。

 

暮らしの空間、

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間取りと暮らしのイメージに週末住宅の提案、夫婦2人だけで過ごす時間を日常とは異なる場所で環境を変化させリセットする設計デザイン、タイニーハウスではない狭小住宅での豊かさ提案。

2023年03月14日 | 家 住まい 間取り プラン

質の良い設計とデザインで

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LDKに対して実際の部屋面積以上に広く感じる要素をデザインした空間提案の設計CG事例

 

狭小住宅計画での

間取りCG内観イメージ。

 

タイニーハウス的要素を含みつつ

そうではない暮らしの空間としての提案。

 

兼ねる要素を盛り込みつつ

出来る限り空間の「それら」をそぎ落とすデザイン。

 

家族の価値観に対する

暮らしの必要性を

丁寧にヒアリング、そしてカウンセリングしながら

このプランの場合、

列をつくるという方法で拡張性を設計提案しています。

 

移動が複雑ではない空間でありつつ

視界を出来る限り妨げない。

 

だけどある一定の方向に

視線を誘導することで

開放感が生まれるように・・・・・。

 

家具に関しても

姿勢を低く抑えることで

部屋の壁面積が多く見える事で

空間の奥行きを感じる工夫。

 

壁面への距離感そのものも

素材と周辺構成の工夫で

より遠距離に感じるデザインとしています。

 

室内から見る風景に

手前をしぼりつつ余裕を持たせる空間の意味。

 

過ごし方の価値観と

場所に対する価値観を

どのように洗い出して

視覚化するのか?

 

ヒアリングの時間には

その言葉や文字の「背景」に対して

暮らしの質感を

大切に考えていますよ。

 

感度の高い暮らしの空間。

 

創出するべきデザインの価値は

暮らしの意味を上質に変化させますから。

 

性能だけでも品質だけでも

使い勝手だけでも雰囲気だけでもなく

融合の状態が大切だと思いますよ。

 

プラン・間取りは、

暮らしをそこにデザインする事が重要。

 

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

居心地をゆだねてみませんか?

 

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やまぐち建築設計室
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やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/
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