奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

美しく感じる風景の中に存在する間合いのあるデザイン・・・・場所に対しての繋がりと間合い。

2017年03月23日 | 日々・・・思考

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夕方の瞬間と、

その連続が交差する流れが

生まれるジカン・・・・・・。

 

このひと時を美しく感じたりしていると思います。

 

 

「数寄屋の美学」という書物の中で

「二元対比の美」という事が書かれています。

 

 

これは、九鬼周造の「いきの構造」からの引用で

男と女が初めて接吻する直前の緊張感に

「いき」の象徴を見るように。

 

 

限りなく近づきながら決して合体しない、

二人の間にどういう可能性があるのかを

模索する二元的な態度に、

ある緊張感が生まれ、

それが「いき」に結び付くというのである。

と書かれています・・・・・。

 

 

空と地面、昼と夜、光と影、夏と冬、

直線と曲線二元的な関係にあるものが

限りなく近づく緊張の中に

一種の「いき」や「美」というものが

存在するように思います。

 

 

だからこの、昼でもなく夜でもないという、

このひと時に惹かれるのかもしれませんね。

 

 

普遍的な美意識の「ひとつ」だと思いますよ。

 

 

そして、その二元的な関係の間に存在する

「間合い」はとても大切で、

それは建築的なデザインでも、

ロケーション的なデザインにも

共通していますよね。

 

 

僕はそれを設計の仕事のなかで

連続性と区分の「あいだ」として

設計の勘所としてデザインに施していますよ。

 

 

床と壁との繋がり方、

壁と天井との繋がり方、

屋外と屋内との繋がり方、

家族との繋がり方・・・・・etc。

 

 

それらとの繋がりのバランスを

うまくとる事が、

より心地よい空間を創出する事に

つながると考えていますよ。

 

 

自然から間合いをとるために、

屋根と壁を造った・・・・そこから始まる

建築の歴史。

 

 

初めはシンプルだったのに、

今ではとても複雑になっていますね。

でも、それを常に意識して思考する事で

モノゴトの質が良い意味で変化して

暮らしへのエッセンスへ「つながる」と思いますよ。

 

 

 

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