昨日はポカポカ陽気で、汗ばむくらいの暖かさだった。太陽も燦々と照りつけていたが、今朝はどんよりとした曇り空。気温はそんなに低くはなかったが、風は冷たかった。「春遠からじ」という言葉があるが、まだまだの感がした。ところが畑に出て見ると、何と「桜が咲いている」ではないか。“桜”といっても花を愛でる「ソメイヨシノ」や「ヤマザクラ」ではなく、我が家の庭に咲いているのは「サクランボの花」である。花弁のピンク色は薄く、5枚の花弁も小さく目立たない。が、花の中の雄蕊や雌蕊が目立つ花で、特に雌蕊の柱頭が突出している。写真に撮ると、どことなくピンク色かかって見えるが、拡大してみると“なるほど”と思う。
まだまだ気温が上がってこないので、「さてミツバチが飛ぶだろうか」と少々気になる。果実業者ならさしづめ筆か刷毛で花粉をつけていくのだろうが、我が家は自然任せ。毎年、私たちの口に入るよりもヒヨドリに食べられる方が早くて多いのだが、今年はどうだろうか。これから、鳥たちとの競争が始まるのだ。
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