自然・宇宙・地球・旅から人生を顧みる

自然や宇宙、旅が好きな私のブログです。色々な体験など、日々の出来事について日記風に綴ってみます。

宇宙教育指導者セミナー in 岡山

2014年02月09日 22時05分19秒 | インポート

 標記のセミナーが、岡山理科大学25号館で開催された。岡山理大は丘というよりは山の中腹にある、と言った方が適当かも知れない。加計学園と呼ばれているが、この学園は総じて山腹にある。高梁市の吉備国際大学も同じである。理大へ訪れるのは今回が2回目。1回目は30年位前に、アマチュア無線の電信級(3級アマチュア無線技士)国家試験を受験した時だ。その時は南側の道路からキャンパスへ入ったが、今回は東側の入り口から入った。沢山の建物が林立していたが建物のNOに順序性は読めず、建てられた順に番号がふられているように思えた。しかし広い、まるで迷路のようなキャンパスである。25号館は8階建てで、会場は5階の講義室であった。

 9時45分からの開会式では、予定されていた時間は15分だったが、現地主催者(2名)の挨拶に時間が取られ、私のオリエンテーションの時間がなくなったが、次のコマに5分ほど食い込ませて、本日のセミナーの案内を含めてオリエンテーションを行った。今回は会場の統括責任者としての役割での参加であった。

 「講演1」は的川先生のDVDによる「宇宙教育について」であった。参加者は食い入るように画面を注視し、話を聞いていた。

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 本日の参加者は56名であった。立場や活動しているエリアは様々で、遠くは四国や山陰浜田からも来られていた。

 11時にDVDによる講演は終了し、10分間の休憩をはさんで講座「宇宙教育教材の活用」と題して、「衛星データの教材化」の学習を体験していただいた。我が国のエイロスやUSAのランドサットなどの衛星データを使っての画像処理など、今後の教育への取り組みを学んだ。学習用のソフトは、仲間が開発したもので、無料で使用できる素晴らしいものであった。

 その後、昼食休憩をはさんで、13時15分から講座3「望ましいリーダー像と子ども理解」、講座4「危機管理、安全教育」と続けて研修していただいた。

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 午後からの講座はグループワークがあるので、机の形を変えて9班編成としての学習となった。

 聞くばかりの研修には「飽き」がくるので、グループワークを取り入れた。講座3では「水ロケットの制作の場面」での班別学習である。

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 「水ロケット」の制作経験がある参加者も半数位いたので、彼らを中心にして学習は進んだ。

 講座4でも「グループワーク」は取り入れたが、何せ講師が話す時間が長くて、十分な時間を取ることができず、中途半端なままで終えた。

 講座の総てが終了したのは17時に近かった。閉講式として、主催者側(JAXA)を代表して、本日の講評やお願いをしておいた。終了したのは17時を回っていて、理大の坂を下り陸上自衛隊の弾薬処前を通過するころには、空も暮れかかっていた。呉から来られた講師を岡山駅で送り、山陽道吉備SAで夕食を摂った。「多分、ここで休憩しているかもしれない」と思いつつレストランへ入ると、予想通り「南ローズスター分団」の方々4名がコーヒータイムで休憩されていた。彼らはコーヒーだけで先に出られたが、私たちは夕食と食後のコーヒーを頂き、帰路についた。闇が迫る自動車道は、車速の速い車が多く、安全運転につとめた。

 自宅へ帰り、玄関へ入ると、レオが「ニャーニャー」とないて迎えてくれた。玄関の廊下には大きな段ボールの箱が二つ。友人が買ってきてくれたネーブルが入っていた。

 早朝7時に家を出て約12時間、多忙な一日が終わった。今年度のセミナーはこれが最後となるだろう。


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