たまたまチケットが手に入ったので
郷ひろみのコンサートに行くことができました。
開場時間に到着すると、異様な人だかり。
大宮ソニックシティでしたが、入場するために建物の周りを
ぐるぐると人が取り巻いていました。
あとでわかったのですが、ちょっとづつしか人を通さないので
入場に考えられないくらい時間がかかっていたのでした。
列の最後尾についてぐるぐるしながら開演3分前にやっとこさ入場。
東京ドームでもこんなに時間がかかったことなかったけどな。
それにしても郷ひろみって、いまだに人気衰えず第一線で
これだけの人数を集めてすごい!
ファン層は、私が混ざっても全く違和感なく、韓流イベントより
少し若い感じがする程度。安心して混ざれる。
入場に時間がかかってしまい人々が着席するかしないかで開演となる。
「2015 郷ひろみコンサートツアー GOLD」
こちらの心の準備ができないまま始まってしまいましたが
始まれば一気に郷ひろみワールドに取り込まれました。
彼って、60歳ですよね、たしか。
年齢を考えるとありえないくらいのダンスパフォーマンス。
初っ端から 踊り続け歌い続けます。
スタイルもよく、ダンスもかっこいい。
認知度の低い曲もありますが、大体わかるし
全部知らなくても、サビの部分は知っているので
私のようなちょっとした部外者も非常に楽しい。
彼が10代から20代のアイドル時代の曲もたくさん歌ってくれて
あの頃の流行歌って、覚えやすいメロディーとフレーズで
今でも一緒に歌えました。フリも覚えている。
(↑ 昔のことはよく覚えているんですね~)
開場は コンサートグッズの GOLDのボンボンを持った人も
一杯で、ずっとスタンディングでした。
(↑ 私は時々休んだ)
「天皇の料理番」に出演した裏話もおもしろかった。
フランス語での出演でフランス語の「完璧」を目指す日常を話してくれました。
フランス在住の日本大使の役だそうです。
その他に印象的だったのがバンドのすばらしさ。
ヒット曲をいろいろアレンジして歌ってくれるのですが
アレンジに合わせて、ピアノ、フルート、サックス、アコーディオン
ギター、キーボード、ドラムと使用する楽器が多く
一人で2つの楽器をこなしている人もいた。
レベルが高いと感じました。
郷ひろみさんは、アイドルの要素を残しながら、
目の肥えたファンも魅了するエンターティナーでした。
60歳で、あれだけキャーキャー言われる人って見たことない。
ツアーのタイトル「GOLD」は変わらないものの象徴だそうです。
私がハマッたドラマ「プラチナエイジ」の主題歌が「100の願い」で、この曲も大好きになったのでした。
ちょっとエンドレスで聴きたし、歌い気持ちになっています。
こちらでも8月の終わりにコンサートがあるので、考えています。特に彼のファンでもないけれど、この曲だけは聴きたいと~
60歳の今も第一線で活躍されているってすごいですよね!
ご本人の努力があってこそだと思いますね。
長くコンサートに行けてませんが、TVに出てるときは必ず見てます
「天皇の料理番」もしっかり見ています(笑)
裏話聞きたいです~
初心に戻って作られた曲だそうです。
わかりやすいメロディと詞と言っていました。
いい曲だな~と思いました。
彼は、「赤いルージュ」など今時使わないね!と笑い飛ばしていましたが、気に入っているみたいでした。
アイドル時代の彼が好きで2回コンサートに行ったことがあります。フリを覚えて(←今より簡単に覚えた)行ったのがなつかしいです。
60歳には全く見えません。
あの韓国ドラマの「年齢はただの数字だ!」はこの人のためにもありますね。
郷さんは、「アイドル時代は2日前からならんでいるファンがいたけど、今は15分前にくるのがせいぜい」と言っていましたが、とんでもない!2時間前から並んでグッズを買っていました。
「天皇の料理番」ではフランス語が流暢な役だったので、1か月前から日常的にフランス語を使い、寝ても覚めてもフランス語生活をしたそうです。その結果フランス語の先生から「もうこれ以上 やるとほかの人と差が付き過ぎるので十分でしょう」といわれたそうです。
でもね、郷さんは「現地の人と同じように話せなければだめだ」と練習を続けたそうです。
ご本人は「自慢じゃないよ」(会場 笑)
「100%やって当然、それ以上やっていくとダメな隙間が見えてくる その隙間を埋めていくのが僕の仕事」と言ってました。
ステージでは郷さん大好きな人達の前だからかまわないけど、ファン以外の人も見ているTVで「カモーン!」とか
「GO GO!」とか言い続けてきたのはマズかった。
若い人達の間では、若作りのイタイおじさんになってしまってる。
郷ひろみ世代にとっては、あれだけの若作りができるのは努力のたまものという実感があるので、ある意味人体実験的な驚きを持って賞賛しています。
ファンの老化を精神的に止めてくれる人なんですね。
「きみまろ」の対極にいると思います。