写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

2017いしかわ・北陸のうたごえ祭典

2017年09月10日 | 写真日記
    [内灘かぞえ唄]

今日のうたごえ祭典のオープニングはこの歌からでした。
1952年朝鮮戦争のため、アメリカ軍は砲弾の試射場が必要となり。最終的に石川県の内灘砂丘にに決定され、村議会は反対決議を行い、北陸鉄道労組は浅野川線で行われる資材搬入に対してストライキを行うなどの支援を実施した。
また全国の労働者や学生、文化人も反対運動に立ちあがり全国からの応援が内灘にあつまりました。
戦後初めての米軍基地反対闘争となったこの闘いは最終的に1957年にアメリカ軍を内灘から撤収させて終息しました。
  「内灘かぞえ唄」
一つ日の丸むしろ旗/ 二つ舟小屋に泊まりこむ/ ホヤ ホーヤ/ 三つみんなで反対すれば /四つ吉田はんも困るやろ /ホヤ ホーヤ /五ついのちをメッコにしても /六つ村をば金では売らぬ /ホヤ ホーヤ(かぞえ唄は10番まであります)

    [あかつきの空に]

祭典の最後の曲は本番の全国うたごえ祭典で全国合同として歌う「あかつきの空に」が歌われました。
  「あかつきの空に」大西進 詞・曲(歌詞は3番まであります)
1:暁の空に 芽を育て/デイゴの花は 春ごとに赤い/ベトナムに思い込め/爆音にたじろがず/命懸け土に咲く/命懸け土守る

いま闘われ続けている沖縄の新基地反対闘争が脳裏に浮かびます。

    [フィナーレ 青い空は]

今日の歌声祭典は舞台と会場の全員で「青い空は」(小森香子 詞 大西進 曲)という核兵器の使用は許さないという日本の母親の願い、平和を求める歌でフィナーレとなりました。
  「青い空は」の歌詞(3まであります)
1:青い空は青いままで 子ども等に伝えたい/燃える八月の朝 影まで燃え尽きた/父の【父の】 母の【母の】 兄弟達の命の重みを/肩に背負って 胸に抱いて
2:青い空は青いままで 子ども等に伝えたい/あの夜星は黙って 連れ去って行った/父の【父の】 母の【母の】  兄弟達の命の重みを/今流す灯篭の 光に込めて

今回のうたごえ祭典は本番の「2017 日本のうたごえ祭典inいしかわ・北陸」のプレ企画として開催され、その写真を依頼されて撮影したものです。
参加者の平和を願う思いが伝わってくる楽しい撮影でした。
そのうちの三枚だけアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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