特待生と野球留学

「特待生」、「野球留学」、「アマチュアリズム」に焦点を絞って展開します。

日本航空二

2007年06月02日 | 高校別

4月27日に石川県高野連に特待生を報告し、春季県大会を辞退、28日に予定されていた2回戦は金沢錦丘の不戦勝となりました。

能登空港に隣接した立地で、空港と同じ2003年開校ですが、内野の土が甲子園球場と同じだという自慢の専用球場を持つだけあって、石川では3強を追う2番手グループの一角を占めています。06年夏は3回戦で星稜に2対3で敗退、06年秋は3位決定戦で北陸大谷にサヨナラ負けして北信越大会を逃しました。

特待生制度についての詳しい報道はありませんので、本来なら取り上げる必要性を感じませんが、降りかかってきた火の粉は振り払っておくべきでしょう。

同校のWebサイトによれば、入寮費が50,000円、毎月の寮費が3食込みで65,000円です。通学生の昼食費が月額18,000円ですから、単純にこれを3倍して54,000円を食費相当額としていいのでしょうか?

かりに、それでいいとしても、通学生の昼食費が存在しない場合には算出の根拠を何に求めればいいのかということになるはずです。わざわざ寮費と食費の間にややこしい線を引くぐらいなら、食費を含めた寮費そのものをNGとするほうが話はよほどシンプルです。

まあ、最初に結論があっても別に構わないのですが、それならそれで、その結論に不都合がないかどうかを、ある程度は検証しないと、どこかの誰かと同じような言い訳を迫られることになります。→「特色」