東横イン、条例違反のまま開業 神戸三ノ宮 asahi.com(2006年02月02日12時43分)
ビジネスホテルチェーン大手「東横イン」の偽装工事問題で、神戸市中央区で建設工事が進められていた「神戸三ノ宮II」(14階建て、338室)が2日、開業した。同ホテルには身体障害者用の客室が整備されておらず、神戸市が兵庫県の条例違反にあたるとして是正を指導したばかりで、違反状態での開業となった。市は「条例には強制力がなく、営業を規制できない」としている。
市は1月30日、完成間近の同ホテルを立ち入り検査した。その結果、障害者用の客室がなかったほか、1階ロビー奥にある障害者用トイレが基準を満たしておらず、このまま開業した場合、県の「福祉のまちづくり条例」に違反することが判明したため、口頭で指導した。障害者用の駐車場や視覚障害者向けの誘導ブロックなどは整備されており、「ハートビル法」の基準は満たしていたという。
東横インの西田社長の記者会見にもあきれてしまいましたが、市の条例には強制力がないとはいえ、条例違反したままの同ホテルの開業には疑問を感じてしまいます。
営業を最優先にする姿勢は、その体質が事件発生後も変化がないということではないでしょうか。
本日のNEWSでも、日本身体障害者団体連合会を訪問して謝罪をしている東横インの西田社長の様子が報道されていましたが、その一方で、条例違反のホテルをオープンするのは到底理解をすることができません。
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