66歳の貧乏なアルバイター

単身赴任生活が終わり、定年。でも生活できないから、、どうしよう。。

未だに残ってる大きな勘違い

2019-06-25 07:41:35 | メンタル

電通の高橋まつりさんの自殺はまだ記憶に新しいと思います。

劣悪な労働環境によって精神が破壊されて自殺に追い込まれたというものだったと記憶してます。

彼女は良い大学を卒業して名のある企業に入社したのは自分の将来のためだと思ってのことでしょう。

でも、結果はそれが「死」への道でした。

決して安くない学費を払ってそして頑張って勉学に勤しんで、おそらく困難を乗り越えて入った会社の仕事をこなす事で「死」に辿り着く。

結果として彼女は「死」ぬために努力してしまったことになります。

結果だけで見るとそうなってしまった。

でもね、本当はそうではないですよね。

「死」とは反対の方向に向かわないといけない。

なのに、そっちに行ったのは何故か?

きっと、それは大きな勘違いがあった、というより周囲も含めた錯覚というか、間違った世の中からの洗脳でしょう。

私達は間違った学歴社会を正しいと思ってます。

今の日本の学歴社会は真から未来に繋がるモノではなくなってます。

うまく、利用している学生も居ますが、多くはスティーブジョブスが見放した学校の形骸化した「教育制度」

学べるものはあるのに制度としては役に立たない仕組みになってます。

そして、その教育は職業にはほぼ意味を成さない。

高橋まつりさんは、私はこんなことにために高学歴を得たのではない、と「電通なんか恐るるに足らず」と辞めてしまえば、それが本当にいい結果になるはず。

でも、今の世の中の風潮はそうはさせないでしょうね。

いい会社、名のある会社という肩書きが彼女の道を阻んだ。

世の中は今生きてる人間みんなで作ってる。

ならば、わたしも含めて、全員で彼女を「死」に追いやった、と自覚すべくかもしれません。

そして明日はわが身、と身震いすべきかもしれません。

コメント
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