僕のリズムを聞いとくれ

仕事関係、アウトドアライフ、富山県や水橋のこと五七五、サッカー、お気に入りのモノ、コト等を徒然なるままに綴っています。

3月の読書録

2017年04月01日 | ご本

『TRIP TRAP』 金原ひとみ
『安部公房全作品 2』 安部公房
『さよなら、私』 小川糸
『肝臓先生』 坂口安吾
『潤一郎ラビリンス 14 女人幻想』 谷崎潤一郎
『羅生門・鼻』 芥川龍之介
『幸田文全集 17』 幸田文
『クラウドガール』 金原ひとみ
『みかづき』 森絵都
『軽薄』 金原ひとみ
『沈める滝』 三島由紀夫
『ネバーランド』 恩田陸
以上である。
結構飛ばした感じ。
それぞれ読み応え満載で、とても充実した月となりました。
『みかづき』を読み、教育というか数学を教えたいなぁと儚い昔の夢を思い出し、
『クラウドガール』を読み、高校生時代とか、青春の一人暮らしを思いやり・・・。
『沈める滝』を読み、金と地位と名声があれば面白そうだけれど、疲れそうだと思ったり。
幸田文の『きもの』を読んで、着物着たくなったり。
いや少なくとも着物に対しての憧れを抱いたり。
『羅生門』などみて、芥川賞の意味がわからなくなったり。
谷崎のエロチシズムを再認識したり、
金原のSEX感に喜んだりした月でした。
初登場は、恩田陸さんなのですが、
彼女が直木賞をとったということで、
なんとなく気に留めて古本屋さんを巡回しておりましたところ、
『ネバーランド』100円なり(atブックマーケット)を見出し、購入した次第でした。
いやいや面白かった。その、寮生活(下宿生活)というものを思い出し、ノスタルジックになったのでした。
4月も幸田文全集と安部公房全作品と潤一郎ラビリンスは1冊ずつ入れたいと思っています。
三島の未読新潮文庫『熱帯樹』『花ざかりの森・憂国』『殉教』のどれかを読みます。
生存作家では、恩田陸を古本屋にて漁りたく思います。
そして、4月1日に手にしたのは『破戒』島崎藤村です。



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