CHANEL 初めての決算数字公表

1909年 ココ・シャネル（Coco Chanel）（1883～1971）がパリに帽子店オープン
1910年 シャネル・モード店オープン
1914年 第一次世界大戦勃発
1915年 メゾン・ド・クチュール店オープン
1915年 ドレス素材にジャージーを採用、女性からコルセットを追放する服飾革命を
1918年 第一次世界大戦収束
1921年 モンローに「私のお寝間（着）」（1954年）と云わせた香水Chanel N°5発売
1924年 パルファム・シャネルを設立（ヴェルテメール兄弟と契約）
1929年 アクセサリー単独コーナー設置
1939年 第二次世界大戦勃発により一部店舗閉鎖
1945年 第二次世界大戦終了
1954年 閉鎖店舗再オープン
1972年 ココ・シャネル ホテルリッツ（Paris ）で他界
1983年 カール・ラガーフェルド（Karl Lagerfeld）（1933～）がチーフデザイナーに就任

CHANELブランドはココ・シャネルが創設、一時代を築き、カール・ラガーフェルドが
継承し、世界に冠たる差異記号ブランドとして圧倒的な人気を博しています。
そのシャネルが今年初めて2017年度の決算営業数字を公表しました。

売上高　　96億ドル　前年対比　11％増
内訳
　欧州　　39億ドル
　アジア　37.5億ドル
　その他　21.5億ドル

営業利益　27億ドル

好業績は香水・腕時計・宝飾品の販売増と
売上高はベルナール・アルノー（Bernard Arnault）（1949～）率いる
LVMH（モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン）には劣りますが、
単一ブランド売上高№１の地位は揺るぎません。
恐れ入りました・・・・・。

「[FT]シャネル、長年の伝統破り財務データ開示」 （日経Web）

新規公開株メリカリ大人気

6/19にメルカリは東証マザーズに新規上場された。
公開価格￥3,000よりA.M.9：00より売買スタート。
見る見るうちに株価は上昇を重ね、何と、後場当初にはストップ高の￥6,000を記録。
さすがに買い疲れたのかやや下げ、終値￥5,300で終了。
更に、売買高は東証取引銘柄中、№１で1,915.9（億）の数字を打ち立てたとか。
ブックビルディング（需要申告）に応募当選された方は募集・売出価格が￥2,860程。
当選者は当日売却された場合は「目から鱗」のウハウハ状況では。（応募倍率35倍）
上記はわたくしども ZIPANGU スタッフのお爺さんからの情報。

6/9投稿「メルカリ 八百万の神々を崇める日本人では？」で
お古着用は如何なものかと述べましたが、いやはやなんとも・・・・・。
又、ZIPANGU スタッフの江戸っ子お爺さんは
「今日日、みみっちい セコハン（secondhand）商売が凄い事になっておるんじゃな。」
ともおっしゃっていました。

Sustainability Ethical ? ユニクロも「モヘア」使用中止

「ユニクロも、2020年までにモヘア素材の使用を中止する方針」 （日経Web）

サステナビリティ（Sustainability＝持続可能性）
エシカル（Ethical＝倫理的）

ファッション業界でも消費者に阿（おもね）て使用し始めた上記のカタカナ表記。
この用語は基本的に既存のファッションカタカナ表記概念とは異なります。
エシカルでサステナビリティを合わせ持つ物作りをファッションにして
数字を稼ごうとする心意気は理解できます。
しかしながら、これって「論理矛盾」を起こしていませんか？

獣毛繊維は「モヘア（mohair）」だけではありません。
「ビキューナ （vicuna）」
「アルパカ （alpaca）」
「グァナコ （guanaco）」
「ラマ （llama）」
「カシミア （cashmere）」
「パシュミナ（pashmina）」
「アンゴラ （angora ）」
「キャメル （camel）」
以上、全て獣毛繊維です。

これらは希少繊維ですので当然、非常に高価です。
又、羊毛（wool）・絹（silk）を含めると全て「動物繊維」です。（革・毛皮）
更にこれらに綿・麻など「植物繊維」を含め「天然繊維」は
すべからく、「土」に還ります。（革・毛皮も同）

「天然繊維」を模して主に石油から作られた「化学繊維」は確かに安価で
経済性に優れています。
但し、「化学繊維」は「土」に還らないのです。
「生命を育んだ海・母なる大地・紺碧の空」を汚染し続けているのですよ。
地球に優しくない「化学繊維」、どこがエシカルでサステナビリティなのかしらん？

尚、獣毛繊維の詳細は
「獣毛 ビキューナ等」
「獣毛 カシミア」
「トルコのモヘア・アンゴラ」でご確認を。

メルカリ 八百万の神々を崇める日本人では？

先週のメルカリ利用のフョッショントレンド
何やら狐につままれた気分？の続き。

中古品ネットマッチング検索ソフトを利用して利潤を上げるメルカリ。
メルカリには全く問題はありません。
又、メルカリを利用してフョッショントレンドを楽しむ女性にはお美事の一言。
ちょいと気になるのは「とてもお気に入り服」でも手放すの？ってだけ。
まあ、未練がましくさせる程の服もあるわけではないし・・・・・。
而して、狐につままれた気分になるのは
「見ず知らずの他人様がお召しになった服を平気で着用してしまう今時の女性感性」。
（服飾雑貨のバッグ・シューズ・アクセサリー等も含む）
当然、お洗濯・メンテナンス後に於いてもですよ。
この疑問を呈す、わたくしは決して潔癖症候群を患ってはおりませんから
心配ご無用です。
但し、お身内の遺品・お下がり等を除きます。
なぜって、ココが肝心要（かんじんかなめ）なのです。
凡そ、古来より日本文化には「もの」を「モノ」扱いする不細工さは存在致しません。
日本人には「自然万物に神が宿る」と云う「感性」が存在した筈です。
袖を通された服にはそのお方の「感性」も付与されているのです。
（試着のお袖通し服は未購入で「感性＝心＝気持ち」が移動していません。）
「『もの』を大事に」と云う発想はこれより生じているのです。
一神教の方々ならいざ知らず、
わたくし達は八百万の神々を崇める日本人なのですよ。
お古でも低コストで同じブランドの服を購入した「賢い消費者？」にスマホタップで
誰でも参加可能の世ではありまするが一度ご自分の胸に掌（たなごころ）でタップを
お願い申し上げ奉りますことよ。

メルカリ利用のフョッショントレンド

メルカリが今月19日に東証マザーズ上場決定。
メルカリのデジタル仲介業売上が凄まじい伸びを見せているそうな。
聞くところに依ると、
ご自分の欲しい服を購入する際、
メルカリでその欲しい服の販売価格を確認、
その後、ネット、或いは、ショップで欲しい服を購入するとか。
例えば、
某メーカーの￥49,000（税抜）のトップスがメルカリで￥29,000（税抜）の場合。
購入者は欲しい服を購入、着用後、メルカリ出品、第三者メルカリ購入で一件落着。
欲しいトップスを￥49,000（税抜）ではなく￥20,000（税抜）で購入できた気分に。
（配送料をここでは無視）
こんな構造でファッションを楽しめるのだとか。
新規ファッショントレンド商品を次から次へ廉価で購入、
おまけにクロゼット整理は一切無し・・・・・。

何やら狐につままれた気分？

「上場発表のメルカリ、流通額ですでに「ゾゾ」超えか」 （WWD JAPAN）
「メルカリ、世界の壁崩せるか　６月19日上場決定」 （日経Web）