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当世・服飾ファッション・よもやま話  UP TO DATE FASHION NEWS

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スタートトゥディ アパレルへ? PB「ZOZO」発売

2017-12-02 | Weblog
CD等の通販から「スタートアップ」し、
服飾品EC(電子商取引)サイトを運営する、現在のスタートトゥデイ。
若者の皆さんは「ZOZOTOWN」のほうがメジャー。
そのスタートトゥデイがアパレル事業に乗り出すとか。
代表取締役社長、前澤友作さんご自身のツイッターで

Yusaku Maezwa @yousuck ・ 11月22日
「ZOZOSUITは、街頭やコラボ企業経由等、
 圧倒的な速度で世界中で無料で配りまくり、
 体重計や体温計のように一家に一台の存在にします。
 そして、世界中のお客様の体型を最も知り尽くした企業となり、
 そのデータを元に一人一人にピッタリの服を提供する、
 世界でも類を見ないファッション企業を目指します。」
Yusaku Maezwa @yousuck ・ 11月22日
「採寸ボディースーツ「ZOZOSUIT」を無料配布します。
 ZOZOTOWNにて予約開始。
 一瞬であなたの体型を採寸できます。
 プライベートブランドでの活用はもちろん、ZOZOTOWNでのお買い物も圧倒的に便利に。
 川上から川下まで、ボディーデータ利用でファッション産業を新次元に導きます。」

と11/22(水)発信。
彼が言うところの「ZOZOSUIT」は身体サイズ測定器。
全身隈無く15,000箇所を瞬時に採寸可能とやら。
このスーツは「無料」提供されるので、
ご自分の体型等に無頓着な方々はたぶん応募されると思う・・・・・。

「オーダーメイド」の基本的採寸箇所は(アイテムにより違いがあれど)
首回り 肩幅 肩下がり形状 袖丈 バスト ウェスト ヒップ 腿周り 足首周り 等々。
女性の場合はトップ・アンダーバストサイズも必要。(ジャケットなら胸癖等も)
当然、ツールはメジャーで。
採寸姿を無視すれば、「ZOZOSUIT」の採寸サイズ値は正確な数値をはじき出す筈?
ところが、ここからが問題。
採寸したからと言って即、服が出来上がるわけではない。
「デザイン」・「生地の厚み風合い等」を勘案し、パターン(型紙)作成しなければならない。
その後、裁断 ⇒ 縫製 ⇒ プレス作業を経て漸く製品へ。
取り急ぎ、製作アイテムは低価格「シャツ」「パンツ」との事だから、
当面問題は生じないとは思えるものの、やはり不安感は否めない。
IT(Information Technology)駆使する経営者のお一人じゃから要らぬ心配やも。
因みに、スタートトゥデイは 2017/3決算(連結) 単位(百万円)
売上高 76,393 営業利益 26,284 純利益 17,035 純利益率 22.3% に。

「 『ゾゾ」初の自社ブランド名は 『ZOZO』」 (WWD JAPAN)
「スタートトゥデイ、PB 『ゾゾ』発表 ボディースーツで全身採寸」 (日経Web)
「スタートトゥデイ、 『採寸スーツ』無料配布 PBで受注生産」 (日経Web)