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示玄

日々の雑感

過ち

2007-01-19 22:35:53 | Weblog
 また食品会社の不祥事が新聞、テレビを賑わしています。
こんなのを読んだことがあります。<福沢諭吉の訓え 泥中の君子花たれ>

 厳しい世の中を渡ろうとするとき、いつも心静かに騒がしい世間を避けて生きることが出来るであろうか・・。
どのように努力をしても行く先々でいろんなことが起きるであろう。

 どんなに渡世のため多くの計り事をしても、そこには限界がある。
わずらわしい俗世間を生きる上においては、世評を気にしたり、あくせく利を求める苦しみもあろうが、そのなかにあって「正しく生きる」ことこそ、まさに泥中の蓮の花のように清らかなものなのだと訓えておられます。

激しい競争のなかでの人間関係や誹謗中傷、内部告発これがつきまとっているのが世の中、厳しい現実のなかにあるこの事件「納豆でやせる」こんなねつ造も・・・考えさせられます。

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暖冬

2007-01-18 19:25:04 | Weblog
 暖冬でバラの花がまだ咲き続けてくれます。
今年は工房の庭、ストーンテーブルの上に紅白のバラの蔓で屋根を作る予定です。
現在3mほど伸びました、今年の夏には5mほどになるはずです。

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2007-01-17 18:14:01 | Weblog
 医師不足に対応するため病院の再編案の説明会が始まる、こんな記事が今朝の新聞に・・・。
<下記の文はこれとは関係ございません>

その先生が5年の担任になった時、一人、服装が不潔でだらしなく、どうしても好きになれない少年がいた。
中間記録に先生は少年の悪いところばかりを記入するようになっていた。
 
 あるとき少年の一年生の時からの記録が目にとまった。
「朗らかで、友達が好きで人にも親切、勉強もよく出来、将来が楽しみ」とある。
間違いだ、他の子の記録に違いない、先生はそう思った。
 
 二年生になると「母親が病気で世話をしなければならず、時々遅刻する」と書かれていた。3年生では「母親の病気が悪くなり疲れていて、教室で居眠りをする」
後半の記録には「母親が死亡、希望を失い悲しんでいる」とあり。

4年になると「父は生きる勇気を失い、アルコール依存症で子どもに暴力をふるう」
先生の胸に激しい痛みが走った、ダメと決めつけていた子が深い悲しみのなかに生きてきたのだ・・・先生にとって目を開かれた瞬間だった。
 
 放課後、先生は少年に声をかけた「先生は夕方まで教室で仕事をしているから、あなたも勉強していかない・・? 分からないところは教えてあげるから。」
少年は初めて笑顔を見せた。
 
 それから少年は自分の机で予習復習を熱心につずける・・<中略>
クリスマスの午後、少年が小さな包みを持ってきた、後で開けてみると母親の使っていたものに違いない、香水であった。
 先生はそれを一滴つけ夕暮れに少年の家を訪ねた、少年は飛んできて、あぁお母さんの匂いだ、今日はすばらしいクリスマスだ。
 
 6年生では担任ではなくなった、卒業のとき少年から一枚のカードが届いた「先生は僕のお母さんのような人です、今まで出会った中で一番すばらしい先生でした」と書かれていた。
 
 それから6年、またカードが届いた「明日は高校の卒業式です、僕は5年のとき先生に担当してもらい幸せでした、おかげで奨学金をもらって医学部へ行きます」
10年を経てまたカードがきた。

 それには先生に出会えたことへの感謝と患者の痛みが分かる医者になれると・・・
 そして一年。届いたカードは結婚式の招待状「母の席に座ってください」と一行添えられていた。

人は無数の縁のなかで生かされている。
 長くなりました、人間学Chichi 鈴木秀子先生のお話から。

           <写真 花梨>

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あさご

2007-01-16 19:52:23 | Weblog
あさご市へ仕事に、早くかたづき喫茶「咲良乃実」に立ち寄りました。
古民家の喫茶、囲炉裏の部屋で珈琲をいただきました、偶然にもここの経営者は以前に仕事でお会いしたことが・・・。
築200年以上、歴史を感じるこの古民家、ゆったりとして心が安らぎます、私の流木彫刻も見ていただいたことがあるようです、また訪れたいホッとする空間です。


天然記念物の大将軍杉、いつ見てもこの杉の大木は迫力を感じます。

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道路パトロール

2007-01-15 17:08:30 | Weblog
きょうの仕事、道路・公園のパトロールにでかけた。
春がそこまで来たかのようなあたたかな日であった。
結構空き缶に紙くずなどが散乱、車のスリップ事故か折れた百日紅の植栽も見られる。

道路ぶちの記念碑、東井義雄さんの碑「おがまないものも おがまれている 拝まないときも おがまれている」こんな文字が刻まれています。
著書のなかの一節にこんな子どもの詩があります。
誰にもこんなときがあったような・・・。
          
          かつお
         
         けさ、学校に来がけに
         母と言いあいをした。
         ぼくは、どうにでもなれと、
         母をボロクソに言い負かしてやった。
         母は困っていた。
         そしたら、学校で、昼になって、
         母の入れてくれた弁当のふたをあけたら、
         ぼくの好きなかつおぶしが
         パラパラとふりかけてあった。
         おいしそうに匂っていた。
         それを見たら、
         ぼくは、けさのことが思い出されて
         後悔した。
         母は、いまごろ
         さみしい心で昼ごはんを食べているだろうか
         と思うと
         すまない心が、
         ぐいぐい
         込みあげてきた。


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どんど焼き

2007-01-14 20:59:26 | Weblog
きょうは「どんど焼き」です。
一年の無病息災を祈ってお正月の飾りを焼きます。

子どもの頃のような大勢の人たちの集まりもなく、ひそかな我が家のどんどです。
雪のないおだやかなお正月でした。




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楽らく教室

2007-01-12 23:51:46 | Weblog
今年はじめての楽らく教室でした。
高齢者の(介護予防事業)機能訓練です、保健センターまでの送迎と一緒に体操をいたします。

私の担当は93歳のご婦人が二人おられた、老いてなお壮健「矍鑠」・・・二人とも耳も近い、足腰も強く服装もキチッとされ、大正2年の生まれ。

今夜は家内の里のお母さんの初七日、大正2年生まれでしたが一週間前93歳で亡くなられた。
6人兄弟が夫婦でお参りして賑やか、母も喜んでくれていることでしょう、城崎温泉で温まり今帰ったところ、なんとか今日の書き込みsafe・・・。

            <写真 円山川と来日山>

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CLOSE YOUR EYES

2007-01-11 20:16:49 | Weblog
 久しぶりブログ投稿いたします。
いろいろ忙しくて書けませんでしたが、今日はゆっくり過ごせた一日でした。

本も読みました、八杉康夫氏<現在弦楽器工房経営>の戦艦大和からのメッセージ、大和の沈没を体験、その語り部を、今の若者に今生きる今日という日は死んだ戦友たちが生きたかった未来だと・・その一節に母との別れは映画のシーンを思い出させます。


長渕剛のこの楽譜が入り<10穴ハープ>で吹いてみました。
サウンドトラック「CLOSEYOUREYES」と「千の風になって」やっとなんとかリズムがつかめた感がしないでもないが・・・。
            <写真 スズキ10穴>

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夕陽

2007-01-07 19:21:33 | Weblog
曲だけ、無断ですがお借りいたしました。

http://www.inforyoma.or.jp/silver-kochi/aishoka/Thousand_winds/Thousand_winds.html


   
  <前の写真です、美しい夕陽でした>

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テレビ

2007-01-06 15:21:50 | Weblog
 スタジオパーク、老人も荒野をめざすという五木寛之の番組があった。
前のことを忘れることは、新しいことがどんどん入ってくる、古いものが押し流され、川の流れのように脳の流れがさらさらとなり、新しい脳が出来るのだと。

人は新しいものをどんどん入れなければいけない。
忘れることにより新しいものが吸収できるのだそうである。
体の細胞は新しく生まれ変わるが脳細胞は生まれ変わらない。

旅をすることでいろんなものを見て人の心理を語り続けるという、経済格差と人間関係など、面白い番組です。

正月に娘が言った、お父さんは頭が古い、それに気づかないと・・・。
言われてみればそうかもと思ったり・・・子に教えられ浅瀬を渡るか。

きょうからまた3連休、荒れ模様の天候になりそう・・
大雪にならなければいいが、きょうは小寒。

今年もチューリップの花を買った、今の花は長持ちしていい。

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