さんぽみち

　いつもの散歩道・・・
春の兆しか林の色が紫がかり芽だしも近い。
川沿いの別荘、ずいぶん前に絵ハガキを描いていたもの。
川にはオシドリが泳ぐ、この別荘はよく飲み会で使わせていただいた。
お世話になった奥さんが先日に他界、もう９０半ばで長寿であった。
お悔みに行き会葬のお礼ハガキをいただいた。
辞世の句であろうか、こんな一節が。
　”　嫁ぎきて　城山の森いろまして　今日の別れにうぐいすの鳴く　”　
人生には必ずあるのだ、終着点が・・・。