
昨日のこと・・・青年とその母親が訪ねて来てくれた。長く会っていないので成長した青年に驚いた、近く大阪に行くと挨拶に来たという、この青年(S君)小学4年頃から野鳥に感心を持ち、偶然に出会った時から野鳥の写真撮りについて来たことがあった。断崖絶壁のハヤブサの営巣地や渡り鳥の写真撮りに一緒したこともある、よく頑張ったもの、阪大は昔風で云えば旧7帝大のひとつ、兄は東大・・・。
この子のお爺さんは子どもの頃の私の先生、私が作文を書いたとき毎日新聞に載せてくれたことがあった。雲に乗れたらいいな・・・孫悟空の觔斗雲のように一飛び10万8000里(1里は4km)・・・。私は勉強ができなかった、もう73年も前のこと。
写真はs君が撮った田んぼで休む「アカエリヒレアシシギ」この小さな野鳥が南太平洋から北緯50度あたり、北極圏まで渡り子育て、また南へ渡るのである。空を旅する小さな体にロマンを感じる。数千羽の群れがナイターの球場に舞い降り試合が中断したことも・・・人生も旅かも知れない、老いた私を訪ねてきてくれた律儀な青年に感謝しょう。
今日は孫の高校の受験日、この青年にあやかりたいもの・・・。
きょうのオラクル「春風や闘志いだきて丘に立つ」・・・。