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【福島報告】 除染残土の山と暮らす原発事故避難者

2015-03-11 23:00:08 | 原発
田中龍作ジャーナルより転載
【福島報告】 除染残土の山と暮らす原発事故避難者

2015年3月11日 21:42

仮設住宅のすぐそばに除染残土の山。写真奥の黒いビニールシート。=11日、福島市森合町 写真:筆者=

 原発事故から4年が経つ。政府が根拠のない安全性を強調して帰還を促すが、今なお12万1,585人(2014年末現在、福島県HPより)が、放射能を逃れて福島県内外に避難している。

 避難者の多くは仮設住宅で暮らす。福島市森合町の仮設住宅を訪ねると、不気味な光景が目の前に現れた。

 仮設住宅から30mほどしか離れていない場所にピラミッドの出来損ないのような巨大な山があるのだ。

 高さ5m、四辺は数10m。地下も数m掘っているようだ。中味は除染残土である。  

 地元タクシー運転手は「つい数日前に黒いビニールシートがかけられたが、それまでは(むき出しの)黒いポリ袋が無数に積み上がっていて無気味だった」と話す。

 ここは浪江町からの避難者が中心だ。浪江町は事故を起こした東電福島第一原発の所在地である双葉町に隣り合う。

 仮設で暮らす男性(70代)は除染残土の山を見やりながら「気持ち悪いな」とポツリ。「賑やかなのは(除染で潤っているのは)花街(盛り場)だけでねえか」と吐き捨てた。


無気味に そびえる 除染残土。つい数日前まではポリ袋がむき出しだった。=11日、福島市森合町 写真:筆者=

 別の男性(80代)も同様に怒りを口にした―「借りた家(仮設)に住んでいなかったら文句言いに行くけどな。(避難者を)バカにした話だ」。

 原発事故から逃げた先に除染残土の山ができる。彼らは放射能から追いかけられる宿命にあるのだろうか。筆者はそう思うとやり切れなかった。

 東電幹部と政府の役人を業務上過失致死傷罪などで刑事告訴した原告団の武藤類子団長(三春町出身)は、この4年間を次のように振り返った―

 「4年経っても福島の状況は何も良くならない。そればかりか、被害は広がった。除染のゴミは増える。仮設住宅での自殺者やうつ病も増えている。

 放射能のある所にガマンして住めと言うのが国の姿勢。被災地をバカにしている。国や東電の責任はいまだに問われない。それでは復興はありえない」。

 原発事故の因果関係は明確であるにもかかわらず、検察庁は東電幹部の不起訴を決めてしまった。

 特定避難勧奨地点の解除が示すように、国は力づくで「放射能汚染はない」と言いくるめ、住めない所に住民を返そうとしている。棄民政策である。

 民を見捨てる国に将来はない。

吉永小百合、涙こらえ朗読「山も川も海も美しい元の福島に戻って」…3・11から4年

2015-03-11 08:55:43 | 災害
スポーツ報知より転載

吉永小百合、涙こらえ朗読「山も川も海も美しい元の福島に戻って」…3・11から4年
スポーツ報知 3月11日(水)7時4分配信

吉永小百合、涙こらえ朗読「山も川も海も美しい元の福島に戻って」…3・11から4年
朗読会では白のスーツ姿が多い吉永小百合。東日本大震災の復興へ願いを込めた
 女優の吉永小百合(69)が10日、東京・千駄ケ谷の津田ホールで東日本大震災からの復興を願った朗読会「祈るように語り続けたい 第二楽章 福島への思い」を行った。吉永は約30年前より原爆詩の朗読を続けてきたが「忘れることと無関心が一番怖い」と、今後も被災者の詩を読み、発信していくもう一つのライフワークにする揺るぎない決意を語った。

 約500人を前に吉永が読んだ23編の詩の中には被災後、まだ心の癒えない子どもの詩も含まれていた。込み上げる感情や涙をこらえ「想像を絶する体験をして詩を書いた人の気持ち。それを受け止め、言葉の意味を伝えよう」と決めていた。福島から来た人もおり、ハンカチで目頭を押さえる人も見られた。

 使命感にも似た新たなライフワーク。吉永は上演後、取材に応じ「原爆は復興できたけれど、福島はまだ終わっていないことがあまりに多すぎて。(詩を)読む方もつらい」。自分の目で確かめておこうと昨年12月にはガイガーカウンター(放射能測定器)を持って原発事故の帰還困難区域、福島・双葉郡も訪れている。

 「4年たつのになぜこんなにも進んでいないのか。毎日ニュースでやっているけれど、1週間したらまた忘れられるんじゃないか。無関心が一番怖い」。この日のラストは「故郷(ふるさと)」の合唱。そこに帰ることが許されない人々の思い。「山も川も海も美しい、元の美しい福島に戻ってほしい。これからもサポートできれば」

 この日の朗読会で読まれた詩が収録されたCDは11日に発売される。被災者の悲痛な思いが詰まった1枚でもあるだけに、涙ぐみながら「政府に持っていって聴いてもらいたいくらい」とも語った。

 客席には吉永が4月から撮影に入る映画「母と暮せば」の山田洋次監督やスタジオジブリの高畑勲監督の姿もあった。新作は長崎を舞台にした原爆を扱った作品だ。12月からこの日まで神経の休まる日はなかったが、「監督から3冊くらい原爆の本を読んでおくよう宿題が。また違う現実が待っています」と女優モードに気持ちを切り替えようとしていた。

辺野古沖、海保艇が男性に追突 抗議ボート排除中

2015-03-11 08:36:15 | アメリカいいなり
琉球新報より転載

辺野古沖、海保艇が男性に追突 抗議ボート排除中
2015年3月11日

男性2人の乗ったゴムボートに後ろから衝突する海保の特殊警備救難艇「あるたいる」=10日午後0時12分、名護市の大浦湾(沖田有吾撮影)

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場移設に伴う新基地建設が進む名護市の大浦湾で10日、建設に抗議しようと臨時制限区域を示すように設置された浮具(フロート)を越えた男性2人の乗ったゴムボートに、後方から追走した海上保安庁の特殊警備救難艇「あるたいる」(約5トン)が衝突した。ボート後部に乗っていた男性に、「あるたいる」の船首が乗り上げた。男性に大きなけがはなかったが、左肩の痛みを訴え「つぶされると思った」と恐怖を感じたという。
 男性らの乗ったボートはフロートを越えた後、キャンプ・シュワブのビーチと反対の方向へ直進した。「あるたいる」はボートを追って進路を右に転じ、追突する形でぶつかって停止した。男性らは海保のゴムボートによって確保され、午後1時ごろに解放された。衝突時、周辺で海上作業は行われていなかった。
 第11管区海上保安本部は取材に対し「小型艇が後方から追尾したところ、距離が急激に近づいてきた。停船させた後(ゴムボートの)乗船者から肩に接触したという申し出があった。けがの有無や救急搬送について尋ねたが答えなかった。外観上けがをしている状況は認められなかった」と説明した。その上で「海上の安全確保、法令励行の観点から違法行為に対応した」と述べた。海保として衝突の認識があるかについては言及を避けた。
 この日は、制限区域内で抗議のために海に飛び込んだ女性に対して、海上保安官が肩を押さえ付けるような行為も見られ、女性の顔が何度も海中に沈む様子もあった。これに対し11管は「安全確保のためにゴムボートに引き連れた。頭を沈めた事実はない」と話した。
 沖縄防衛局は同日、大浦湾で複数の作業船を使い油防止膜(オイルフェンス)を延ばす作業を行った。シュワブのビーチ沖から辺野古崎方面まで、オイルフェンスやフロートが浮桟橋を含む沿岸部を大きく囲む形になっている。
 一方、シュワブゲート前では朝から市民らが工事関係車両の出入りを警戒した。

あきらめず声をあげよう

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