休足日は避暑地で朝食

絶好の休足日よりです。
絶好？
そう、曇り空です。昨日のように早朝から夏日ではとてもじゃないけどデッキ上での食事はできませんね。
休足（早朝散歩はお休み）はウッドデッキでの朝食なんですから・・・

　　　　　　　　　　　　　　　

さあ、音楽も用意しなくてはね。
用意した曲は「ヘンリーマンシーニのムーンリバー～」
お盆休みと日曜日が重なっているので車はほとんど通りません。
静かな、静かな時間の流れの中、庭の緑を楽しみながらの朝食です。
今朝は、蝉の声もしません。遠くからスズメのさえずりだけが聞こえてきます。
「mihochan、ここは何処？」
さあ、mihochanは、何と答えたでしょうか。
この静かさなの中、早朝（６時３０分）ゆっくりと食事ですから当然、
「まるで○○にいるようね」
と答えて欲しかったのですが・・・
さあ、mihochanです。
「貴方はだあれ？」
なんてこったぁ・・・。
ガクーッ！かなりのショックを勝手に受けました。
「あのねぇ、見てごらん。この小さなお庭の緑を・・・」
　　　　　　　　　　

「ねぇ、小さく小さく視野を狭めてみれば、ここは何処？」
「えーっ、なんて言えばいいの？分かんないわよ。」
残念です。せっかくムードを出していたのに？そしてその後、秘策があってそこに持って行こうとしていたのですが・・・。
「うーん、そうかあ。一人で楽しんじゃっていたねぇ。実はね、軽井沢って言ってもらいたかったなぁ・・・。」
（避暑地の別荘でもよかった・いやいや、アルビオンでもよかったのに）
「あら？そうだったのう。気持ちが合わなかったみたいね。」
軽くあしらわれてしまいました。これで、本当の狙いであるある頼み事はできません。ゆっくり食事をしながら次なる手を考えなくては・・・）

食事も一段落です。早朝、静かな曲とCheebee Gardenの緑を楽しました。
このままで終わってしまったら私の企みを伝えることができません。ちょっと良いムードになっているので今がチャンスです。
「ねぇーmihochan。コーヒー飲もうよ。今いれるから待ってて・・・。」
「わぁー、いいわねぇ。お願いするわ。」
よし、乗ってきたぞ。コーヒーを飲みながら企みを実行するか・・・。
コーヒーの良い匂いが、部屋からウッドデッキまで届いたようで
「わぁー、良い匂いよ。このコーヒーの匂い大好き」
mihochanの上機嫌の声が台所まで届きます。
このコーヒー豆は「モカ」です。私もmihochanも気に入っている豆です。
企みが少しでも成功するよう、先ほど紅茶で使ったマグカップを洗わず、コーヒーカップに入れ直して勝負です。
いったい私は何を企んでいるのでしょうかねぇ。
　　　　　　　　　　　　　　　

「はい、どうぞ。このモカの味っていいよねぇ。苦みが好きな人には物足りないけど、我が家ではちょうどいいよね。」
そんな会話を楽しみながら、mihochanのご機嫌さを上目遣いに確認し、頃合いを見計らって
「コーヒーをゆっくり味わって、庭の木々を見てなんだかとっても豊かな気分になれるね。こんな時、トイプードルのワンちゃんが足下で
じゃれついてきたらもう、ゆうことないよねぇ・・・」
さあ、mihochanはどんな反応をしたのでしょうか。
「そう？別にそうは思わないけど・・・」
玉砕です・・・撃沈です・・・。あっさりと片付けられてしまいました。
どうやら私の手の内をしっかり見抜いていたようです。
うーん、企みはだめですね。今度は正攻法で行くしかないかぁ・・・
まあ、時間は山ほどありますからね。１，２年は静かに、静かに折に触れて、小さな、小さな声で
「ほ・し・い・な・あ・・・」
なぁんて囁くことにしましょう。
さあ、mihochanはどこまでこの囁きに耐えることができるのでしょうか。