旅する心-やまぼうし

やまぼうし(ヤマボウシ)→山法師→行雲流水。そんなことからの由無し語りです。

扇山・百蔵山【山梨県】

2021-11-27 23:39:59 | 山梨県の山
先日高畑山と倉岳山を回ったときに眺めて気にかかっていた2山(扇山1138m、百蔵山1003m)に行ってきた。
これらの山は、JR中央本線大月駅~猿橋駅~鳥沢駅~梁川駅の線路を挟んで向かい合っている。
今回もいつものように単独行。

扇山の登山口のある梨ノ木平まではバスを利用することにした。
鳥沢駅から徒歩1時間のところハイキングバスだと15分で行く。

ところで、このバスで心配になってしまった。
鳥沢駅のロータリーのどこをみてもバス停がない。
たいがいの駅ではバス停が駅の真ん前あたりにある。
富士急バス大月営業所に電話したら営業時間外だという。
どうしよう?と思いながら駅前の通りに出てみたら、バス停に皆さんが並んでいた。
表示を確認して安心できた。


梨ノ木平登山口の広場で準備を済ませ歩き出す。



(梨ノ木平登山口バス停)  この上に広場があり、トイレもある。


(ここからスタート)


(スギ木立の中で明るい光を放つ紅葉)


(水場)


スギ林の道を黙々と(もともと単独行なので話し相手もいないが)上る。
息が上がればその都度休み、気楽な歩き。

約20人くらいの休憩中のにぎやかなパーティーの脇を抜ける。
「おひとりさんが通りま~す!」
大きな声が山に響く。



(追い越したパーティが動き出した。)


(明るい広葉樹林帯に到着)


(大久保山のコルを右折)


(扇山山頂が見えた。人がたくさんいるようだ。)


(山頂広場:この画像には写りこんでいない手前側にも人がいる。)


(山頂からの富士山のアップ)


アマチュア無線をやっているらしい男性がいろんなところと通信している声を聞きながら、手短に昼食を済ませる。
地面には霜柱が立っている。
風が冷たい。

先ほどのコルまで戻り、駆け上がるようにして大久保山へ。
そしたらここにも無線で話し込む男性がいた。
かなりの重量と思える大きなアンテナを立てている。
なので、ここで一呼吸置くこともなくこちらは通過。



(大久保山)


(大久保山からの下りはじめ)




(大久保山からの下り:中央右の上がって来る登山者の様子からうかがえるとおり傾斜はかなりのもの。)


標高818mの小ピークには立ち寄らず通過。
宮谷分岐を過ぎる。
コタラ山に近づくにつれて疲れが増してきた。



(宮谷分岐)


(コタラ山への上り)




百蔵山が近づいて来た。
また急登が始まる。



(上がったところから振り返り見た。)


(コタラ山分岐:木立の向こうは扇山)


開けた場所に出た。
百蔵山山頂。
かなりの人たちがいる。









(山頂からの眺望:富士山の前景は左から杓子山、倉見山)


(富士山アップ)


団体さんが居てとにかく山頂は賑やか。
当方は、この先のコースと時間を確認してすぐに下山へ。



(百蔵山からの道は快適)


(大学生らしき若者たちを追い越す。合ハイ(合同ハイキング)などしていたわが青春期を思い出しつつ。)


(見晴台に到着。団体さんがガイドさんから何やら説明を受けていた。)


その脇を通過。
針葉樹の林を下る。





(水場)


(猿橋駅への分岐が出てきた。右方向側には「近道」と付記されている。)


(百蔵山登山口に出た。右は、現在一般公開されていない和田美術館。)


後は舗装道路を猿橋駅目指して下って行く。



(道脇で目にした小さな花:ナンテンハギ)


(同上)


(左は岩殿山で右奥は滝子山か?)


(百蔵山を振り返る。)


(扇山)


(桂川峡谷を見下ろす。)


猿橋駅には午後2時50分に到着。
これで午後3時33分の東京行き電車で、高尾乗換なしで立川まで戻ることができた。



(ムササビを思い出させるようなルート図)


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