La vie en rose

食べログ化している元ロリバンギャのオタブログ

忘れないで 君の中に 本当の僕がいる

2012-05-27 20:29:22 | 小説・漫画・アニメ
るろ剣漫画文庫版の表紙にいつになったら斎藤さんが
登場するのか、やきもきしながら全裸待機している音猫です。
こんばんは。
帯は斎藤(実写版)だったのに…




さて。
読んだ本の紹介です。
ほもまつり。











中原一也「愛だというには切なくて
二見シャレード文庫



愛してシリーズというらしい。
シリーズ名口に出すの、おばちゃん恥ずかしいわー

この人の作品はおっさん攻め×ツンデレ眼鏡っ子受
が多いので好きです。
町医者眼鏡っ子敬語受の本シリーズは大変ツボでして、
新刊ハケーンしていそいそとお持ち帰りしてきました
(ちゃんと対価は払ってますよ)

挿絵の人もどんどん上手くなっている。
ちょいデフォルメし過ぎて華奢になっちゃってるけど、
おっさんがいかついままなのでまあいいか。
つか構図にセンスを感じる。



双葉君メインの回でした。
損な役回りのサブキャラには幸せになって欲しいですね。
BL作品の場合、周囲の人間までほもフラグ立てられて、
この世にはほもしかいないのか、というミラクルワールドが
形成されてしまうのが常ですが(需要の問題)、双葉君はほもの
連鎖から解放され男の子の幸せを掴み取れました(取れてはいないか)。


タイトルに切なくて、と入ってますが彼との別れのシーン
は切なかったですねー
BL作品で恋愛関係なくこんな風に愛されて、別れのシーン
が辛いのはなかなかレアではないか。
続巻出ても双葉君がいないとちと寂しいですね。

斑目弟との問題も前巻で決着がついてしまったし、
また新キャラが登場するねしょうか?
次巻の展開が気になります。



ところでBL作品の感想を多々書いているものの、何処が萌だとか
これはねーよ、って突っ込んだりとか眼鏡!眼鏡!ばかり言ってる
んですけども、腐女子の皆さんが気になるのって濡れ場について
なんですかね、やはり。
分量とか、プレイとか。












松雪 奈々「なんか、淫魔に憑かれちゃったんですけど
二見書房 シャレード文庫




後書きに
「通販ではなく書店で購入された方、その勇気を讃えさせて下さい」
と記載がありましたが、何のてらいもなく書店で購入致しました。
歳を取ると羞恥心薄れて困る(嘘。あまり困ってない)


愛してシリーズと同じレーベルから出ているので何じゃこのタイトル、
と気になっていたところに、このBLがヤバい!の小説部門に入っていた上、
続編刊行、ドラマCD化など様々な後押しを受けて購入してみました。
タイトルだけで手に取るには冒険過ぎた。
インパクトはあるが。

主人公に淫魔が美青年ではなく10㎝程度の腹巻付けた
オヤジってのがニッチですよね…
段々可愛く見えて来るから不思議なものだ。


20代ガチホモ敬語攻め×ノンケアラフォーおっさん受け
という音猫ホイホイな設定でした。
攻めがちょい桐ノ院ぽい。


展開はちょっと強引過ぎねーか、と思ったものの、
BLってそういうものだし、デビュー作でこれならいいんじゃない、と。
キャラがツボなので細部が気にならないと言えばそれまでだが。


ノンケなのに淫魔に憑かれたせいで男と寝る羽目になったというのに
悲愴感なく、ヤんなきゃ死ぬんだから背に腹は代えられねぇ、
とある意味漢らしい主人公が良かったです。
理系思考で合理的に考えるあまり何処かズレている
ところがある意味天然で可愛い。
憑かれたせいで変なフェロモンが出ちゃって、
部下達に懐かれる図が面白かったです。

おっさん受けは良いものだ…
色っぽいのに、
「こんなおっさんのどこがいいんだよ」
と主人公に自覚がないところがまたいい。













「ワカメのみそ汁ってレスしたらキモいアニメヲタクがレス付けてきた」
http://blog.livedoor.jp/chihhylove/archives/7052135.html