La vie en rose

食べログ化している元ロリバンギャのオタブログ

いっそ素直になればいいのに もっと弾けてしまえばいいのに

2012-05-16 01:13:34 | 小説・漫画・アニメ
ひと里さんもいっちょ。









男だろもうこれ…(褒めてる
どうなってるんだ。
すずきPも好きなのでこの組み合わせは嬉しい。




さて。
読んだ本の紹介です。









ティエリー・ジョンケ「私が、生きる肌
ハヤカワ・ミステリ文庫





映画化の帯に惹かれて読んでみた。
映画のあらすじはこんなんなんだけど↓


“最愛の妻を亡くして以来、完ぺきな肌の開発研究に打ち込む
天才形成外科医のロベル(アントニオ・バンデラス)。
あらゆるモラルを打ち捨ててしまった彼は、ある人物を監禁して
禁断の実験に取り掛かることに。それは開発中の人工皮膚を全身に
くまなく移植して、被験者を亡き妻へと作り変えてしまうことだった。
着々と妻の代役を創造させていくロベルだったが、
思いも寄らぬ事態が起こってしまう。”



小説では美しい女性を囲っている医師というところから始まって
その女性が妻に似せてる云々が書かれておらず、次第にその正体が
分かってくる展開なので、その辺はネタバレなのね…と。

小説だと妻に似せてるって描写はないんです。
体はいじっているけれど、顔面はいじってない。
結構内容違うのかな?


ネタバレしてしまえば、妻は本筋と関係なく最愛の、
って描かれ方もしてません。
娘がレイプされて精神錯乱を起こしてしまった復讐に、
犯人のいけめんを拉致監禁調教した上、性転換手術を行って
売春させたりする話だったんですが…

調教と言っても性的なものではなく、放置かましてパニックに
なったところでちょっと優しくして飼い慣らしていくのだけれど、
下手に性行為があるより淫靡な雰囲気があり、え、これ、相手
男にする意味あったのかな…と主ってしまうんですが。

しかも復讐のために性転換させて囲っているというのに、医師の奴、
ときめきを覚えてうっかり手を出そうとして、はっ、
こいつは娘の敵!と抑止したり。
いけめんもいけめんで、自分が男性を魅了する外見を自覚し、
ウェイターに色目使ったり、勿論医師に大しても嫌がらせの
ように誘い受。

そもそも調教期間もやたら懐いていて、この子、
ホモの素質がそもそもあったのかなウホ

愛憎混じった関係性にこの上なく萌える身としてはなかなか面白かった。
小説は結構薄っぺらくてすぐ読み終えてしまったんですが、
映画でどろどろとした心情を描いてくれるかなーと
思ったけど…妻の代理という設定に萎えだな。
あくまでいけめんをいけめんとして見た上で葛藤して欲しい。












須賀 しのぶ「帝国の娘」上下
角川文庫




須賀しのぶが普通の小説出してるーと思って手に取って
みたのですが、流血女神伝を別レーベルから出しただけだった…
読んだ事ないから別にいいんだけれど。

あまりラノベは読んでないんだけれど、キルゾーンは大好きで結構
巻数があるにもかかわらず、完結後に全巻集めたんです。
強い女の子大好き!(キャッスルを「女の子」と称する違和感…)

ラノベが元だと分かった上で読んでいたのでまあ、こんなもんか、
と思いましたが、そうじゃなきゃ軽過ぎて壁投げだなあ。
最近の角川や幻冬舎はラノベっぽいの多いけども。
こんなもんか?

詰まらない訳ではないけれど、軽過ぎるのと元がラノベだけあって
キャラ立ちしているのでイラスト見てぇ!と思ったのでコバルト文庫
で読んだ方が良かったかな、と。


簡単にあらすじを説明するとある帝国では継承者は1か所の集められ
帝王学を学び、最も優秀なものが皇帝になるのだけれど、
15歳(だったかな)までにそこに行かなきゃならんのに皇太子アルゼウス
が病気になっちゃって、替え玉として庶民のカリエ(主人公)が
連れて来られるって話。
えっ、私がお姫様に?なシンデレラストーリーでない辺り
が須賀しのぶですね。


アルゼウスの下僕であるエディアルドがカリエをアルゼウスに
仕立て上げるべく教育するんですが、アルゼウス様命過ぎて
カリエ可哀想www
女の子なのに。
意地悪だけれど時折見せる優しさにキュン☆みたいな少女漫画に
ありがちキャラですが、ガチホモワーイでした。
そういうタイプ嫌いなんですけど、トラウマ抱えてるのと
ガチホモ補正でそんなに嫌いじゃないです。

どのキャラもトラウマ抱えているところがいいですね。
いけめん多数。
冷たく見えて面倒見の良いドーン兄上、病弱で優しい
シオン兄上(萌)、ミステリアスなフェロモン男サルベーン。

カリエはサルベーンを好きになってしまうんですが、
皇子を装っているのでガチホモワーイでした。
サルベーンの国は同性愛も認められているのでそこんとこは
問題にならなかったし、実際はカリエはおにゃのこなので
普通の事なんですが、他から見てって考えるとにやにやしますね。

女だてらに軍人をしている外見美青年な王女
も登場する辺り須賀しのぶである。
強い女の人大好き!
津守時生「やさしい竜の殺し方」のフェンリエッタを連想した。


続きが気になるっちゃ気になるんですが、出てないんですよね…
売上低かったのか。

















「【大発見】ちょwwwww
幽遊白書の10巻の67ページ見てみろwwwwwww」
http://blog.livedoor.jp/kinisoku/archives/3372375.html