座間洋らんセンター専務の小部屋

座間洋らんセンターの専務が洋らんやお花たちに囲まれて巻き起こる出来事を徒然なるままに書き綴ります。

命を燃やして、咲かす花。

2016-03-28 22:09:29 | 日記


こんな温室の状況ですので、、ご無沙汰ばかりしております、専務です。m(_ _)m


花業界には1年の終わりが年間で二回あります。

1つは通常の年末、12月の師走。

そして、もう1つが年度の変わる、3月末、今真っ只中です。

花屋さん的には、卒業に退職、開店に移転、社長就任、人事異動。

沢山のお祝い事が集中するのが、この3、4月の年度変わり。

この業界の重要な時期、巷の花屋さん情報では、昨年からの天候不順と異常気象で、花全体の出荷量が減って、価格高騰、品薄状態で、花の値段も高騰しているそうです。


もちろん、胡蝶蘭もしかり。

花屋さんは、ここぞとばかりに設定価格を上げているお店もあるそうです。

座間洋らんセンターをご贔屓くださる、お客様思いの花屋さんも、品薄状態に仕入に苦労しているそうで、専務の携帯電話が鳴りやみません。


何故、座間洋らんの胡蝶蘭が人気なのか。

理由の1つは、座間洋らんセンターの胡蝶蘭は、年間通じて値段を変えないから。

いくら売れていようと、価額の設定を変えません。

つまり今、座間洋らんセンターの胡蝶蘭は、とっても安いって事。


そして何よりの理由は、今年の花の出来がとっても良い事。

専務が、血のにじむような努力と研究を重ねてきた。

そして、スタッフのみんなが、本当に頑張ってくれて、

心を込めて、花を植え、仕立ててくれた。

その結果、最高の花達が咲いてくれてます。


血のにじむような、って表現は笑い話ですが本当です。

専務は体質なのか、極度に疲れて体調不良になると、突然鼻血が出ます。

今年は人生の中で、一番鼻血が出ています。

ほぼ毎日。

本当は病院に行かないといけないのですが、そんな暇はありません。

本当に命を燃やして、花を咲かせています。

家族や洋らんセンターのスタッフのみんなには、沢山の迷惑と苦労をかけてしまっています。

なので、専務は休めません!


私たち作り手にとっては、沢山咲いている花の1鉢かもしれません。

でも、色んなルートを経て、行き着いた先のお客様にとっては、人生で初めての胡蝶蘭かもしれません。

だから、全力を尽くしましょう。

前回の朝礼で、スタッフのみんなに話しました。



胡蝶蘭の花言葉は

「幸せがやってくる」


専務の名前、「春幸」


「春」に沢山の「幸」せを贈り出す。

両親と蘭の神様が与えてくれた、この名前と蘭の仕事に、

理系の専務も、運命とか指命とか、非科学的なパワーを感じてしまいます。

もうちょっと、頑張りましょう。




最新の画像もっと見る