座間洋らんセンター専務の小部屋

座間洋らんセンターの専務が洋らんやお花たちに囲まれて巻き起こる出来事を徒然なるままに書き綴ります。

職人魂に火が着いた!

2016-05-31 23:43:25 | 日記




実は専務、この10日間の間、大変な案件を抱えていました。


以前に紹介した、お花屋さんからの超VIP納品分の胡蝶蘭、ウチの最高傑作の一鉢が、、、



ダメ出しをもらったのです。



理由が二つ、

一つは、花屋さんの受注ミスで、白とピンクのミックス10本立てではなく、白10本、ピンク10本の二鉢だった、、、

これはウチの責任ではありません。花屋さんからも、受注ミスですスイマセン、とのお詫びをもらいました。



そして、もう一つの理由。

白ピンクのミックス10本を見たお客様が

「豪華さはこんなモノ??」との事。

つまり

「ちっちゃい」

もっと大きな胡蝶蘭が良いとの事。



電話でその話を聞いた専務は、思わず、

「マジですか!?」


もっと大きな胡蝶蘭が欲しいから、何とか出来ませんか?

と、電話でさらっと言う花屋さん。



心の中で、絶対に無理と思う専務ですが、何故か口から出た言葉が、

「何とかします、全力を尽くします!」


専務の悪い癖です。

洋らんセンターのスタッフ達に、専務はいつも言っている、

「諦めたらそこで終わり!

出来ると思えば、絶対に出来る!」


自分で言っていますが、いざ最高傑作をダメ出しされて、もっと凄い胡蝶蘭を作れと言われても、、、


出来ません。

だって、最高傑作なんだから。

もう出来ないから最高傑作なんだから。

でも、電話口で何とかすると言う専務。

我が事ながら、本当に大馬鹿者ですね。


そして、専務の信念、

「言った事はやる!」


言っちゃったからには、全力を尽くして頑張る。


、、、


そこから1週間。


本当に本当に頑張りました。


職人魂に火が着いて、やり過ぎた専務。


当初10~12本立ての予定が、

心配で14本立てになり、

結局最後は16本立てななりました。


写真ではわかりづらいですが、高さ122cm、横幅160cm、花数200輪以上の未知の領域の胡蝶蘭。

ハイエースなどの普通車には、のりません。


究極の胡蝶蘭。


そんな称号に相応しい、対の二鉢が出来ました。


全てのエネルギーを使い果たした専務。

今週は心も体も、ボロボロです。(笑)



そうそう、花屋さんの話だと、今度はお客様に喜んでもらえたそうです。(笑)





コメント

スペシャルな胡蝶蘭の依頼

2016-05-20 01:29:45 | 日記


先日、いつも大変御贔屓いただいてる千葉の超有名フローリストの方から携帯に連絡が入りました。

「後輩の花屋に紹介しといたから、特注品の胡蝶蘭を作ってあけて!」

との事。

ポイントは2つ

・白5本、ピンク5本をミックスで合計10本立て

・お祝い?で納品先は超VIPだから、とにかくスペシャルで


、、、そんな案件、ウチにくる??

後輩の花屋さんとは言っても、花業界的に影響力ある立場にあるAさん、他社の重要な仕事でウチを紹介しちゃうなんて、、、

そこまで、座間洋らんセンターの胡蝶蘭を信頼してくださっているなんて、、、

もちろん答えは、「はい」or「Yes」しかありません!


Aさんの顔と、信頼に答えるために!!

座間洋らんセンタースタッフ総ががりで作りました!

スペシャルな一鉢!!

合計150輪を越える花のついたスペシャル胡蝶蘭!

ちゃんと写真を撮れなかったくらい。

大きすぎて&怖くて、運送業者さんでは運べないで、葛西までハイエースで専務が持っていったくらい。

惚れ惚れする美しさで、出荷しないでウチに置いてきたかったくらい。

とにかく

良かった。

キレイだった。

凄かった。



花屋さんからバトンを受けて、全力で花を作って、そのバトンを渡す。

そのバトンがゴール=贈り先に着く。

花業界の流れが信頼の輪で繋がって、人々を笑顔にする。

座間洋らんセンターは、全力でバトンを渡しました。

明日が花屋さんの納品日だそうです。

大きな喜びの花が咲きますように!!

座間の地からお祈りする、専務でした。



コメント

花の力

2016-05-19 05:25:20 | 日記



母の日が終わりましたが、座間洋らんセンターでは、忙しい日々が続いています。

理由は、専務の計画不足ですが、、、


そんな中で先日、母の日明け恒例の「ハナハナツアー」に抜け出してきました。


仕事が一段落した14時、夜に銀座お届け納品希望の胡蝶蘭をハイエースに積み込み、一路 栃木県 足利へ。

以前、テレビ東京のカンブリア宮殿で取り上げられていた、足利フラワーパークの大藤が目的地です。


開通した圏央道に乗って、約2時間。

ちょっぴり通行料がお高めですが、圏央道はとっても快適&便利でビックリ!!

栃木まで2時間なんて、日本がまた狭くなりましたね!



到着すると、またまたビックリ!

平日の夕方にも関わらず、いるはいるは車とバスと、人、人、人!!!


「加藤」の一文字をなす、凄い藤の花。

もっと驚いたのは、来園者の半分は海外の人じゃないか?と思うくらいの外国人のお客さんの多さ。

本当に様々な国々の方が来ていました。


「花の力」


以前、東京農業大学の花き懇話会で金藤さんが花の力についてお話をされていました。

3.11の東日本大地震でのボランティア活動で、被災された人々は最低限の衣食住が確保できた後、何を求めたか。

それが花だった。

人間として生きていくには、花が必要である。

花には力がある、という実体験の話でした。


足利の大藤を見るために、日本全国、世界各国から人が集まってくる。

そして、みんな笑顔になる。

花にはやっぱり力がある。


そんな事を大藤を見ながら考えていました。


18時30分には銀座へ無事、納品完了。

とっても働き者の、専務でした。


コメント (1)

花も最後は人間性

2016-05-14 05:38:55 | 日記


この数日、胡蝶蘭の苗を海外から輸入する日々が続きました。

写真は、左がファレノ「ダイアモンドスター」、右が「ザ・プレミアムホワイト」の日本に到着したての苗です。


座間洋らんセンターの約95%の胡蝶蘭は、海外である程度生長させて大きくなった苗を輸入し、座間で生長の後半をより一層充実らせて、花を咲かせます。

いろんな栽培パターンで試験しましたが、お客さんに喜んでもらえる最高の花を咲かせるには、この栽培プログラムが、座間の地ではベストだと考えています。


リスク分散のため、数社と取引しているのですが、文化や気候違う海外とやり取りするので、もちろん予定外のトラブルも沢山おこります。


今回はそのトラブルのご紹介。


ほぼ同日に到着した苗。実はどちらも専務の要望や契約した品質は保たれていません。

左のダイアモンドスターは、人為的な作業ミスで、本来アメリカに行くはずだった安く未熟な苗が送られて来たもの。しかも、到着後に分かったトラブル& 返品や保障も全く出来ないひどい案件。

とっても品質が悪く、座間洋らんセンターの規格では出荷出来ないので、これから高温度の苗室で6~9カ月苗作りしてから咲かせるので、出荷までは1年半弱くらいかかります。本当に残念。


右のプレミアムホワイトは、生長過程での生理現象で起こる葉割れがあるもの。

通常は葉の美しさも選別して出荷してもらっていますが、今回はその量が現地で多く、パートナーにも迷惑かけてしまうので、事前に話し合い別規格として引き取りました。

現在のところ、トラブルは極少量で、万が一これからトラブルが出ても、対応策まで打ち合わせ済みなのので、パートナーの蘭園を信頼して栽培を進めます。


トラブルは必ず起こります。

植物ですから、「必ず」はありません。


なので、100%自信をもって出せる胡蝶蘭を作るため、

・高温苗温室を作り、自社で苗の高品質に作り出せる体制をつくる

・複数蘭園とパートナーシップを結び、信頼関係の上 高品質の苗を輸入する

・プローカーさんに入ってもらい、要望や品質をコントロールする

と3段階で最高の高品質を目指してます。

時間はかかっても、最終的に咲く花は、最高品質の花を咲かせます。

時には失敗もしちゃいますが、これが専務の信念です。


このダイアモンドスターとプレミアムホワイトのトラブル。

専務の一番心配している、大きな違いは、国の文化でも気候でもなく、

「人間」の違い

です。

ダイアモンドスターは、後日報告&担当者が居なかったとの言い訳のみ。

プレミアムホワイトは、数週間前から報告、話し合い、もしもの時の対応策まで打ち合わせての輸入。


どちらの対応が、「信頼」できるか。


日本も世界も、大きく変わっています。

これからも変わります。


しかし国や時代が変わろうと、信頼出来る人間なのかどうかは、もっとも大切な事だと専務は信じています。


ダイアモンドスターも、息子さんの代になり、こういった人間の部分が変わってしまったようです。


明日は我が身、

座間洋らんセンターでも、自慢の両親のあと、やっぱり息子の花も素晴らしい花だね!ってお客様に言われるように!!

もっともっと専務はがんばらないと、両親の築いてきた信頼には追い付けません。


とても、勉強になったトラブルの数日間でした。




コメント

反省

2016-05-13 05:26:52 | 日記
母の日が終わりました。


12月から始まる花業界の繁忙期は、5月の母の日がゴールです。

今年の母の日、座間洋らんセンターの蘭達の品質は、歴代No.1!!

花の出来ばえから、沢山のお母さん達に喜んでもらえたかな?って実感が湧きました。

お客さん達か、お母さん笑顔が見れた事を、切に願ってます。


そんな反面、失敗もありました。

・花の開花が間に合わない品種があった

・信頼している多数のスタッフ達が、諸事情で長期休養となり、戦力ダウンした。

・理論上、もっと早い暦での母の日で、出荷・販売の期間が短かった。


結果、売上は歴代でもかなり良くありませんでした。(涙)


日頃、みんなに蘭の花で笑顔になってもらうために、花作りをしています。

でもやっぱり、売上の大幅ダウンは、事業の継続、雇用の維持をしていけるかに直結してしまう。

経営者でもある専務には重い重圧としてのしかかってきます。

だって、この失敗は専務のマネジメントの力不足が原因です。


母方のじいちゃんが言ってました。

「失敗したら、何で上手くいかなかったか。その原因がわからないと、また失敗するし、成長しない。」って。

大きな原因は希望的観測とあまい計画。

なかなか上手くいかないです。


ピンチはチャンス。この失敗を糧にして、次は絶対に上手く行かないと!


日中が暑くなってきた5月、植物達も生長の時期になります。

次の花が、最高の花になるように!

専務も蘭達と一緒に、成長していきます!




コメント