今日の食事 ～玄米芹ごはん、茄子煎り出し、煮空豆、豆腐の赤だし

　芹ご飯は三合のうち三勺ほど糯稷を混ぜて土鍋で炊く。芹の茎と葉を切り分け、茎葉の順に入れて湯掻き、冷水に晒したあと充分絞って小口に細かく刻む。ボウルにご飯、芹、塩、金胡麻を入れて混ぜ合わせ、碗に装う。文句なしの味。
　茄子は蔕を取り、皮を剥いて（残した皮は明朝芥子醤油で戴く）菜種油で素揚げしておく。擂り鉢で煎り胡麻を擂って、甜菜糖、煮切り味醂、醤油、出汁を加えて伸ばす。器に揚げ茄子を盛り、胡麻だれを流し入れ、薬味には青葱、大根下ろし、削り節を添える。まさに季節の味覚。お試しあれ。
　空豆は湯掻いて、出汁に醤油と味醂、塩少々で煮含める。数日の常備菜に拵えた「人参とミニトマト、ひまわりの種、干しぶどう」のサラダ風酢の物。豆腐と若布の赤だしは青葱を散らして。二十日大根の葉と、人参の糠漬け。