絨毯が空飛んだら怖いよね

気が付けばもう一週間も何も書いてませんでした。
やっと焦らなければいけないことに気が付いたのか、
ＰＣを開かない日もあったりしたんですよ。
でも一週間が限度でした。無理。

なんだか身体の調子がすこぶる悪いのでお仕事お休みしたんですよ。
なのになんで私ってばこんなことしてるんでしょう。
頭痛が酷かったけど薬飲んだらよくなってきたのでちょっとだけ・・・
てへ。
一説には「寝すぎ」という話もあるんですが。


「ハウルの動く城」何度も観に行ってる人が周りにも多いので
私もまた行きたいなあと思ってます。
そんな中、「魔法使いハウルと火の悪魔」の続編である
「アブダラと空飛ぶ絨毯」を読みました。
実は買ったまま長いこと放置状態だったんですが、
映画も観たことだしと思って読み始めたんですよ。

面白い！

個人的には一作目よりも物語として好きです。
あまぞんでの評価は一作目と比べると・・・という雰囲気だけど
なかなかどうして一気に読めちゃう面白さですよ～
主人公はアブダラという青年だけど、
ちゃんとハウルやソフィー、カルシファーも出てきます。
それも意外な形で。

個人的に読んでてにんまりしちゃったところは、
ソフィーがハウルについて語るところ。

「あの人はずる賢くて、わがままで、クジャク並みにうぬぼれが強いし臆病なの」
と誇らしげに言う場面。
アブダラに、「欠点をそんなに自慢げに語るなんて」と言われても、
「欠点？どういう意味？あたしはハウルの人柄を説明しただけ」
とさらっと言っちゃうソフィーに嬉しくなっちゃいましたよ。

原作のソフィーはいつもハウルに腹を立てているので
あんまりラブラブ～という感じじゃないのだけど、
ひとつひとつの場面がなんだか愛しい。
なんだかんだ喧嘩しながらもちゃんと愛し合ってる２人が可愛い。
いいですよ。原作。

あと、アブダラのお世辞のパターンが笑えます。
なんだかツボでした。

それにしても二作ともハッピーエンドへの持っていきかたが素敵です。
後半、怒涛のように押し寄せるハッピーエンドの波！
最近曖昧な終わり方の作品ばかりを読んでいたので
ここまでみんなが幸せになれるものを読むとなんだか自然とにこにこしてくるね。

あ、でも、「ジブリのハウルがとにかく一番！」
という人にはあんまりオススメできないかもしれない・・・
とかちょっと不安になっちゃってるので
私の意見にあんまり左右されないでくださいね（弱気）

でもあと一つお気に入りのシーン。
「今こそ練習すべきだと思うのですが！」
もうこのセリフが最高に好きです。アブダラってば可愛い！
このシーンの時の「夜咲花」も最高に可愛い！

読めばわかります（笑）

★
遅ればせながらpandapanさんの記事
読書なお正月にＴＢ！！