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悠々茶房ブログ

名古屋市東区にある中国茶カフェ・語学教室のブログ!教室イベントの記事、中国茶の記事、中国・アジア各国の文化も紹介します♪

スタッフ忘年会、今年の振り返り

2010年12月05日 16時27分39秒 | 日記

この時期になると例年スタッフ講師が全員集まり忘年会を実施していますが、今年はスタッフと一部有志の受講生も参加していただき賑やかに忘年会を実施する予定でした。ところが、忘年会の11月23日が近づくにつれ、大学の用事や就職活動、さらにはバイトの都合や体調不良で参加できないスタッフが続出した結果、参加いただいたのは3名の受講生と臨時講師の徐先生という異例の形での開催となりました。



忘年会会場は沖縄やアジア料理のお店で、当日台湾から帰国したばかりのMさんの旅行報告をはじめ、唯一参加のスタッフ徐さんには皆さんから聞きたいことが相次ぎ、とても楽しく賑やかな雰囲気で今年の忘年会を過ごすことができました。



 



そんな訳でほかのスタッフは忘年会には参加することができませんでいたが、あらかじめ今年一年間を振り返って各自の出来事などについて尋ねてありますので、紹介させていただきます。



尚:今年の最大の出来事は、就職内定をもらうことができたことです。あと、二種類の日本語検定試験にも合格したので、それなりに満足できた一年でした。



孫:今年は大学4年だったので、授業も少なくなり大学に行く時間は減りましたが、バイトなどもあったため、日本語の勉強は思うようにいかず残念でした。



呉:修士課程を修了して博士課程に進むことができたのはよかったのですが、論文などでますます忙しくなってしまいました。



董:今年こそ夏の暑い時期に名古屋から離れて涼しい北海道に行きたいと思っていましたが、実現できずに残念でした。



章:今年は就職活動を通じて自分の日本語能力の不足を感じる一方で、社会との接点をみつめる機会が増えて貴重な体験ができた一年でした。



今年もそれぞれ良かったこと、反省すべきことがありましたが、悠々茶房も多くの皆様との新たな出会いを生むことができました。来年もスタッフ一同共々新たな気持ちで望みたいと思っていますので、またよろしくお願いいたします。



 




語学講師との交流イベント開催

2010年11月16日 13時21分59秒 | 日記

当教室で中国語、ロシア語、ベトナム語を教える講師とクイズなどを通して交流を図りながら、各国の生活習慣などについて知っていただくことを目的とした初めてのイベントを11月3日に開催しました。今回参加していただいたのは、すべて当教室で中国語を学んでおられる方ですが、普段は中国語以外の講師と接する機会がないため、ロシア語やベトナム語の講師と話をする機会は今回が初めてで、いつもとは違う雰囲気でイベントは始まりました。



まず最初にそれぞれ自己紹介していただいた後、さっそくクイズを開始。クイズは主に生活習慣に関する事柄をとりあげ、どの国がその問題の習慣に該当するかを当てる形式で行いました。参加者の皆さんは普段中国語を学んでおられる方ばかりなので、中国に関する情報は授業の中で講師にいろいろ尋ねたり、あるいは中国旅行などを通しての経験などで持ち合わせておられる方もいましたが、さすがにロシアやベトナム、モンゴルに関する情報は少ないため苦戦の様子でした。



クイズで頭を使った後は、中国茶でしばらくティータイム。後半はそれぞれの講師から各国のお正月の過ごし方、遊びや料理などについて話を聞きました。皆さんは各国の生活習慣などに大変興味を持っておられるようで、クイズの合間やティータイムなどの少しの時間を利用して、それぞれ関心のある事柄を積極的に講師に尋ねたりしておられました。



イベントは2時間余りで終了しましたが、皆さん熱心に発言されたりしたため、時間はあっという間に経過しました。今回はモンゴル語講師は大学の研究で急遽モンゴルに一時帰国して参加できませんでしたが、今後もモンゴル語講師などの新しい講師にも参加していただく予定です。当教室では語学の学習のみでなく、語学講師との交流を図りながら各国の生活習慣などについて知っていただくイベントを開催したいと思っております。このイベントは、当教室で語学を学ぶ皆さんだけを対象としたものではなく、広く一般に呼びかけて実施したいと思いますので、機会がありましたら皆様も是非ご参加ください。



 



 




誕生日の食事について

2010年07月04日 11時03分43秒 | 日記

6月に誕生日を迎えたスタッフの尚英きん講師をお祝いするため、誕生日会を6月21日に行いました。当日は、元スタッフで7月に誕生日を迎える尚さんの古くからの友人・董暁紅さん、当教室で尚講師から中国語を学んでおられるKさんも参加していただきました。この日の食事は沖縄料理で、定番のゴーヤチャンプルやラフテーなど10種類ほどの料理を楽しみながら、沖縄料理の思い出話などの話に花を咲かせながら賑やかに時間を過ごしました。



 



そこで、今回はスタッフの尚さん、元スタッフの董さんに誕生日の食事や沖縄料理の思い出などに尋ねてみました。



Q:尚さんは黒龍江省ハルピンの出身ですが、誕生日のときに食べる特別な料理について聞かせてください。



尚:中国ではどこでも誕生日の日に麺をいただきますが、私の家では麺のほかにゆでたまごをいただきました。いつも、誕生日の日の朝、母がゆでたまごをつくってくれるのですが、それは必ず偶数個なのです。4個や8個の場合は「四平八穏」という熟語、また6個の場合は「六六大順」という熟語、10個の場合は「十全十美」という熟語の意味をこめてつくったものです。皆さん、もし関心があれば一度この熟語の意味を調べてみてくださいね。その願いの意味がわかると思います。



Q:董さんは山東省煙台の出身ですが、誕生日のときに食べる料理にはどんなものがありますか?



董:私の家では朝は麺をいただきますが、夜には餃子をいただく習慣がありました。麺には「長生きができますように」という意味がこめられているように、餃子にはその形から「お金がたまりますように」という意味がこめられていたようです。



Q:今度は沖縄料理についてお聞きしますが、いままでに沖縄料理をたべて印象に残ったことを聞かせてください。



尚:私は大学のゼミの学生と食べたことがあります。そのときに印象に残った料理はラフテーと海ぶどうです。また、飲み物にも南国独特のフルーツを使ったカクテルなどがたくさんあり、名古屋では普段食べることのない食材を使った料理が多いことに関心をもちました。



董:私は家族で沖縄に旅行にいったことがあるのですが、そのときに食べた料理のなかでのお気に入りは、ゴーヤチャンプルと豚料理です。特に沖縄では肉料理というとやはり豚料理が多く、私の好きな豚足や豚耳の料理も食べることができて満足した記憶があります。




いよいよ春節ウイーク!

2010年02月15日 14時17分33秒 | 日記

中国では最も重要で最大のイベントである旧正月の春節を2月14日に迎えるにあたり、名古屋では一足早く「第4回名古屋中国春節祭」が5・6・7日の三日間開催されました。



会場には屋台がならび、水餃子や刀削麺など中国本場の味が楽しめるほか、ステージでは獅子舞や龍舞、雑技、変面などの出し物が次々に繰り広げられました。



 



特に、春節には欠かすことのできない獅子舞や龍舞はとても色鮮やかで躍動感があり会場でも人気でしたが、会場の司会者からは獅子の口に頭をかまれるとその年一年間は病気にならないという紹介があり、会場の見物客の皆さんはこぞって大きく口をあけた獅子に頭をつっこんでおられました。



 



なお、悠々茶房では2月15日(月)から2月28日(日)までを「春節ウイーク」としてイベントを開催するほか、店内も春節をお祝いして飾り付けをしますので、是非一度この機会にご来店ください。「春節ウイーク」のイベント内容は「ピックアップニュース」をご覧ください。



 



 




元スタッフとの久しぶりの再会

2010年02月05日 11時48分06秒 | 日記

一月下旬の或る日、開店当初にスタッフとして勤務してくれたCさんとRさんの二人と久しぶりに再会しました。二人とも当時は大学生でしたが、今では大学卒業後それぞれ結婚し、Rさんはこのたび出産間近ということもあり中国に一時帰国するというので、久しぶりに再会して食事をしながらのおしゃべりを楽しみました。



 



二人はもうすでに日本に来てから7、8年が経過するため、日本での暮らしもすっかり長くなり、日本の生活文化もいろいろ経験しているので、今回はCさんに日本のお正月と中国の春節に関する話を聞きました。



Q:日本の正月と中国の春節を比べてどんなところに違いを感じますか?



C:日本のお正月はとても静かに過ごすのに対し、中国の春節はとてもにぎやかです。中国人にとって春節は一年のなかでも特に大切な時期で、家族や親戚がそろって顔を合わせなければならないので、たとえ普段は遠くの都会などで生活していても、春節のときだけは自分の故郷に帰ります。春節のときは今日は自分の家に親戚が集まり、明日は親戚の家に行って楽しく過ごすというように、毎日が宴会のようなにぎやかさです。日本でも昔はお正月に親戚が集まったりしたそうですが、最近は特に家族だけで過ごすことが多いと聞いており、日本のお正月は少し寂しい感じがします。さらに中国では日付がかわると同時にあちこちで爆竹の音がして街中が大変にぎやかになるのに比べ、日本では日付がかわったばかりの夜は音もなく、ただ初詣にでかける人の声がわずかに聞こえるくらいでとても静かだという印象をうけます。



Q:日本のお正月にはあり、中国の春節にはない習慣はありますか?



C:日本人はお正月に初詣でをすることが欠かせないようですが、中国でもなかにはお寺にいってお参りをする人もありますが、中国には神社はありませんし日本ほど初詣の習慣は一般的ではありません。また、日本ではお正月のときに年賀状を書きますが、年賀状も中国では一般的な習慣としてはありません。中国では中学のときまでは友達と年賀状(ハガキではなくメッセージ入り封書)の交換をしましたが、高校に入ってからはやめてしまいました。中国では大人になってからは特に年賀状をだす人はあまりみられないと思います。私は日本に来てから中学時代を思い出し、年賀ハガキではなく、干支の図柄入り封書(写真を参照ください)にメッセージを入れて友人に贈ったことがあります。私は年賀状と同じく年末にポストに入れれば元旦に届くと思っていたのですが、それは普通郵便の扱いであったため友人の家には年末に届いてしまったという失敗の経験があります。それぞれの国の生活文化や習慣をよく知っていないととんだ失敗になるものだと改めて思い知らされたものです。