10月から新しくドイツ語講師としてスタッフに加わることになったアル・アラジ・ヤスミン講師のプロフィールなどを紹介するため、いくつか尋ねてみました。
Q:出身地を紹介してください
ヤスミン:ドイツのライプツィヒの大学から名古屋郊外の大学に交換留学生として来ました。ライプツィヒは旧東ドイツではベルリンに次ぐ第2の都市で、バッハやメンデルスゾーンといった音楽家ともゆかりのある音楽の街です。気候は名古屋に比べると全般的に温度が低く、夏は30度を超えることはあまりない一方で、冬は氷点下になることも多いです。今年の9月末に名古屋に来たのですが、10月になっても30度を超える日もあるので驚いているのですが、名古屋の夏は暑さが厳しいと聞いていますので、来年の夏になって名古屋の暑さに耐えることができるかどうかが心配です。あと、ライプツィヒの有名なお菓子を紹介しましょう。そのお菓子は「レアヒエ」という焼き菓子なのですが、ヒバリの巣をイメージした形のお菓子です。生地にはアーモンドやナッツが入っているほか、中にはジャムも入った少し甘めのお菓子ですが、皆さんにも是非一度味わっていただければと思っています。
Q:下の写真はどこを撮影したものですか?
ヤスミン:ライプツィヒの中心部です。中央の建物部分はデパートやオフィスなどが並び、高い塔はニコライ教会です。ご覧になってわかるとおり、名古屋のような高層ビルはほとんどありませんですし、ネオン看板などの広告もあまり目に付かず、シンプルな都市に見えるかもしれません。
Q:日本に関心をもつようになったきっかけは?
ヤスミン:私は小さい頃から日本のアニメが好きで、「ワンピース」「セーラームーン」といったアニメが特にお気に入りでした。そんなこともあって大学に入り日本語学習を始めたのですが、会話はともかくとして漢字を読んだり書いたりすることが特に難しく、今でも苦労を続けています。大学在学中に日本に来る機会があり、三重県に住む知人を訪ねてきたものですから、そのときは伊勢神宮や鳥羽水族館を見学することができました。今年は伊勢神宮も20年に1度の式年遷宮の儀式があったと聞いていますが、伊勢神宮を訪れたときはその空間だけが別次元の空気に覆われているようで、日本の魂に触れたような気がしました。
Q:趣味や好きな食べ物を紹介してください。
ヤスミン:私は旅行が好きなので、名古屋在学中にいろいろな場所を訪れたいと思っていますが、まず最初は何と言ってもディズニーランドと思っているので、早く実現する機会が来ることを楽しみにしています。日本の好きな食べ物はいろいろありますが、寿司、親子丼、お好み焼き、天ぷらなどは特に好きな食べ物です。しばらくこちらで生活することになりますので、まだまだ食べたことのないものもたくさんあるので、いろいろな食べ物にチャレンジしてみたいと思っています。名古屋のおいしい食べ物があれば、教えてくださいね。