当店では昨年から「中国茶を学ぶ講座」を開催しておりますが、今日は当講座の姜先生を紹介させていただきます。
Q:姜先生は大連出身ですが、大連に住んでおられた頃はよくお茶を飲まれましたか
姜:皆さんご存知のとおり中国でも北の地方は中国茶の産地ではありませんので、中国で生活していた頃はあまり緑茶や青茶(烏龍茶など)を飲む機会はありませんでした。北の地方でよく飲まれるお茶というとジャスミン茶などの花茶で、私もよくジャスミン茶を飲んでいました。
Q:先生は日本に来てから中国茶を学ばれたということですが、中国茶を学ぼうとしたきっかけは何でしょうか?
姜:私は日本に来てから最初は日本茶を習っていましたが、その頃そろそろ中国茶ブームが訪れようという時期でした。すると日本人の皆さんからは、中国茶についていろいろ質問を受けることが多くなり、私自身ももっと中国茶をしっかり勉強して、中国茶や中国茶の背景にある中国の文化を日本の皆さんにしっかり伝えなければならないなと感じ、中国茶も習うことにしたのです。
Q:日本で中国茶を習ってから、中国茶に関して新しい発見はありましたか?
姜:先ほども述べたとおり、中国にいるときはあまり多くの中国茶に出会う機会はありませんでした。しかし、中国茶を本格的に学んで、中国茶とくに緑茶の種類の多さ、そしてそれぞれの緑茶には個性や意外性があって、知れば知るほど新しい出会いにめぐりあうことができ、中国茶の奥深さを実感しました。
Q:この講座を通して、先生は何を学んでほしいと思っていますか?
姜:この講座では中国茶の種類ごとにいろいろなお茶を実際に飲んでいただきながら、お茶の淹れ方の実習も体験していただいています。こうした体験を通して、中国茶の基礎知識を学び、おいしいお茶の淹れ方を学ぶことになるのですが、ただ中国茶を学ぶだけではなく、その奥にある中国の文化についても知っていただきたいと願っております。そして、この講座で学ばれた皆さんが、中国旅行で中国茶を飲みながらその文化を感じ取り、また交流を深めることができるようなお手伝いができればとてもうれしく思います。
当教室では昨年から「漢方を学ぶ講座」を開催していますが、今回は当講座の講師を務めていただいている黄先生を紹介させていただきます。
Q:先生の出身地である山東省はどんなところですか?
黄:私は14歳まで山東省で生活しましたが、山東省には青島をはじめとして風光明媚な景色だけでなく、海産物のほかりんごや桃などといった果物の産地としても知られています。皆さんは青島と言うと青島ビールが思い浮かぶかもしれませんが、青島ビールは中国国内のコンテストで8年連続NO.1に輝いたこともあるほどの実績をもつビールです。私が生活していた頃の青島は、現在のように観光地として整備されていませんでしたが、気候もよくて生活には適した場所でした。
Q:思い出もたくさんある場所なので、現在名古屋で経営されている中国物産店の名も「青島屋」とされたのですか?
黄:私の思い出の地でもあり、日本の方にもよく知られた「青島」の名を採りいれて、皆さんに親しまれるお店にしたいと願っております。
Q:漢方はどこで学ばれたのですか?
黄:黒龍江省の中医薬大学で基礎的漢方医学を学んだ後、しばらく大学で教官も務めました。その後、結婚してから来日し、名古屋大学では主として糖尿病や予防医学について学びました。
Q:漢方医学というと専門的で学びにくいと感じておられる方も多いと思いますが、漢方の考え方を日常生活に活かすアドバイスをお願いできませんでしょうか。
黄:漢方医学には「医食同源」という考え方があります。私たちが健康を考えるときにもっとも大切なのは日常の食生活です。栄養バランスとともに食物のもつ性質をよく知ったうえで毎日の献立をつくることによって、薬にたよらない健康的なからだづくりができてきます。皆さんにもこの講座を通して、漢方の基礎的な考え方を学んでいただき、毎日の生活にも役立てていただきたいと願っております。
※「漢方を学ぶ講座」は今までは2回シリーズの講座でしたが、4月以降は4回の講座へと内容をさらに充実させて実施することになりました。詳細につきましては「イベント」のページをご覧ください。