10月から新しくドイツ語講師として加わることになった森 桃講師のプロフィールなどを紹介するため、いくつか尋ねてそれに答えていただきました。
Q:出身地を紹介してください。
森:私は高校までルール地方のハーゲンという街で生活しました。この街は日本人にとってはなじみが少ないかもしれませんが、近くにはドルトムントという街があってここにはサッカーの香川真司選手が所属しているので、日本人にはドルトムント近郊の街であると紹介しています。ここはフランス国境まで約2時間という位置にあり、昔からトルコ人の移民流入が多かったため現在もトルコ人が多く生活しています。またこの街は人口20万人弱の小都市で、周囲には森が多くありますので、市民は森と深くかかわりハイキング、ジョギング、スケートなどを楽しんでいます。出身地のほかに自己紹介させていただきますと、私の父はドイツ人、母は日本人なので、高校時代まで生活したドイツの言語はもちろん、日本語も母親から教えてもらったので、両方の言語を話すことができます。
Q:下の写真はどこで撮影したものですか?
森:これはライン川沿いにあるデュッセルドルフという街で「日本の日」というイベントが開催されたので、友人と一緒に出かけたときに撮影した写真です。「日本の日」というだけあって、このときは日本の様々な文化などが紹介されました。柔道や剣道といった日本の伝統的なスポーツをはじめ、和食もこの会場で味わうことができました。また、子供や若者にとっては日本の漫画やアニメを欠かすことはできないのですが、ここでは好きなキャラクターの格好をすることもできました。そして、夜には花火が盛大に打ち上げられ、その美しさに魅了され、とても印象に残りました。「日本の日」は毎年夏に開催されるのですが、このように日本の伝統的な文化から新しい文化まで幅広く紹介されているので、日本を理解するのに役立っているという印象をもっています。
Q:日本についてはどのような関心がありましたか?
森:先ほど紹介したとおり、母親が日本人なので、日本については小さい頃からいろいろな事を教えてもらいました。しかも母親の実家はお寺であったので、母は着物の着付けやお茶や生け花などの作法を厳しくしつけられたそうです。ですから、私にも日本の伝統文化や作法なども含めて教えてもらったことは数知れません。また、母はドイツにいるときからしばしば日本の食事を作ってくれました。なかでも、母親の作ってくれた日本のラーメンはとてもおいしくて、その味を忘れることができません。ですから、私は小さい頃から知らず知らず日本に関する知識が増えていったのだと思います。もちろん、私も小さい頃は日本のアニメにも関心がありましたし、母親の影響もあって仏教についてや生け花などの伝統文化にも関心を持つようになりましたし、日本の小説もいくつか読んだ経験があります。
Q:趣味を教えてください。
森:私の趣味は読書と水泳と音楽です。読書でよく読む本はアメリカの恋愛小説などで、特にロマンチックな内容のものに心が惹かれます。水泳は小さい頃から父親につれられてスイミングスクールに通うようになったのがきっかけですが、その後も泳ぐことが楽しく、趣味のひとつになりました。音楽は小さい頃から楽器演奏を習うことを始め、ピアノ、バイオリン、フルート、トランペットなどの演奏をすることができます。また、音楽を聴くのも好きで、特にジャズやブルースといった1960年代の音楽をよく聴いています。音楽も水泳も両親の勧めもあって始めたことではありますが、今になっても私の趣味としてあり続けているので、両親にはとても感謝しています。
Q:好きな食べ物と嫌いな食べ物を教えてください。
森:私はほとんど嫌いな食べ物はないのですが、辛い味の食べ物は苦手です。日本の食べ物では母親がつくってくれたラーメンの影響もありラーメンが大好物で、特にとんこつラーメンがお気に入りです。名古屋には台湾ラーメンという辛口のラーメンが名物だそうですが、辛いものが苦手な私は食べることができず残念に思っています。ほかには、肉まんもとても好きですし、ドイツ料理ではシュニッツェルが好きな料理です。名古屋名物には台湾ラーメンのほかにもいろいろあるようですが、味噌カツは少し甘口すぎるのではないかと感じています。でも、まだまだ食べたことのない料理もあるので、これからいろいろ味わってみたいと思っています。