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悠々茶房ブログ

名古屋市東区にある中国茶カフェ・語学教室のブログ!教室イベントの記事、中国茶の記事、中国・アジア各国の文化も紹介します♪

ベトナム中南部旅行報告(チャンハトウ講師)-その2-

2013年05月28日 11時20分10秒 | スタッフ旅行記

今回のブログでは、ベトナム中南部を旅行したときに食べた料理の写真を中心に紹介させていただきます。

まず最初に紹介するのは「コム ヘン(しじみご飯)」という料理で、フエの名物料理です。写真の右奥には揚げセンベイが写っていますが、しじみをこの上に乗せて調味料もつけて食べます。

次の写真は「カオラウ」という料理で、これはホイアンの名物料理です。こしのある麺にタレを乗せ、豚肉やサラダ菜などと一緒にいただきます。

次の写真はダナン名物の「ミー クアン」という料理です。汁のない米の麺に濃いタレをかけて食べるのですが、具には主としてエビと鶏肉の2種類があります。私たちが食べたものはエビの方で、そのほかにもやしやチャーシューなどが加わっていました。

さて次は、これもダナンで食べた料理で「タニシの唐辛子漬け」です。唐辛子がしみこんでいるのでとても辛く、これに大根を乗せて食べました。ちなみに、ベトナムではタニシはよく食材として使用されるのですよ。

最後は皆さんもよくご存知の「バインミー」です。これはフランスパンに好みの具をはさんで食べる庶民的なファーストフードですが、今回ダナンで食べたものは、鉄板で焼いたステーキ肉を挟んだもので、ちょっと贅沢な一品になりました。

以上ベトナム中部地域で食べた料理を紹介させていただきましたが、この地域の料理は唐辛子などを使用した辛い味付けのものが多いという特徴があります。この後訪れたホーチミンなど南部地域の料理は、これに対して甘い味付けのものが多く対照的でした。さらに南部地域の料理はハーブ類を料理に多く使用しますが、私の住むハノイなど北部地域ではあまりハーブを使用しないという違いがあります。ちなみに、北部地域の味付けはヌックマムとい魚醤を多用するため、塩辛い味付けが特徴であるといえます。このように、料理についてみると、一口にベトナム料理といっても北部・中部・南部ではそれぞれ味付けが異なり、また使用する調味料なども異なりますので、皆さんもベトナム旅行されるときは、味の違いを比較してみるのもおもしろいと思いますよ。


ベトナム中南部旅行報告(チャンハトウ講師)ーその1-

2013年05月18日 10時10分24秒 | スタッフ旅行記

私は3月の春休みにベトナムに一時帰国しましたが、この休みを利用して友人とベトナム中南部を旅行しましたので、今回はその報告をさせていただきます。なお、今回の旅行の行程は中部ではフエ、ダナン、ホイアンなど、南部ではホーチミン、メコンデルタなどを巡りましたが、ブログでは中部地域だけをとりあげます。

まずフエについてですが、皆さんもフエの王宮はよくご存知であると思います。フエは10世紀頃の栄えたチャンパ王国の中心都市でしたが、19世紀初頭にフエはベトナムの首都になり王宮はその頃中国・北京にある紫禁城をモデルに大規模に改修されました。残念なことにベトナム戦争で大部分が破壊されてしまいましたが、その後復元作業が行われた結果、ベトナムでは最初の世界遺産に登録されることになりました。下の写真は王宮で撮影したものです。

下の写真はミーソン聖域といわれる遺跡です。ここは2世紀頃から15世紀にかけて築かれた古代チャンパ王国の遺跡で、古代からの長い歴史を誇るとともにヒンズー教文化を伝えるものとしても重要な遺跡で、現在は世界遺産に登録されています。

下の写真はダナンから約50キロの場所にあるバナリゾートです。以前ベトナムがフランスの植民地であった頃、フランス人が避暑地として利用したといわれる場所で、景色もとてもよく、最近は世界一の長さを誇るロープウエーが開通したのでさらに便利になりました。

さらに下の写真はホイアンにある福建会館という建築物です。ホイアンには日本人ともかかわりのある建築物もいくつかありますが、中国の華僑出身者も多くてここは福建省出身者が集まる集会場だそうです。中国らしい色鮮やかな建物になっているのが特徴ですが、内部には祭壇も設けられているそうです。

写真の最後はホイアンのランタンです。ランタンはホイアン伝統的な工芸品で多くの店先に飾られていますので、夜になると灯りがともり色とりどりのランタンが飾られた通りはとても幻想的な光景でした。なお、ホイアンは布製品を取り扱う店も多く、アオザイや靴などをオーダ-メードで注文する外国人観光客の姿もあちこちでみかけました。

以上ざっと写真で紹介したわけですが、中部地域といってもそれぞれの街には特徴があります。フエは王宮があり伝統的な街ですから、時間の流れるスピードがゆったりとしているという印象があります。ですからここを訪れるときは時間をゆっくり作り、ベトナムコーヒーでも飲みながらのんびり街を眺めるのがお薦めです。またフエの女性は料理が上手で上品な印象がありますので、ベトナムのお嫁さんではここの出身者が理想的といわれているのですよ。次にダナンは近年発展が著しい都市で、交通も便利なのでエネルギーを感じました。またここにはフランス人が多く入植したこともありフランス建築物も多くみることができます。さらに、この旅行を通して感じたのはダナンの人は皆親切で、特に困ったときなどにも丁寧に教えていただいたのでそのような印象をもちました。最後にホイアンは日本や中国に関係する建築物も多く、またいろいろな伝統工芸品などもあるので、特に外国人観光客の姿が目立つオープンな雰囲気がある場所でした。

最後に旅行を通じての中部地域のベトナム語についてですが、この地域には特有のイントネーションや言葉の訛りがあるので、聞き取りつらいことも多く、困ってしまう場面もたびたびありました。南部地域のホーチミンの言葉もハノイとはかなりの違いがありますので、皆さんも旅行を通じてその違いを体感するのも面白いと思いますよ。それにしても、旅行を通してはじめて気がついたことは言葉の違いだけではなく、料理の味などたくさんあり、実り多い体験をすることができました。次回のブログでは、中部地域のベトナム料理を紹介したいと思っていますので、お楽しみに!


台湾旅行報告(孫 百恵)

2013年04月28日 11時31分24秒 | スタッフ旅行記

私は3月中旬に大学の友人と台北・台中を4泊5日で旅行しましたので、今回はその報告をさせていただきます。

私は今回が初めての台湾旅行で、大陸側と生活がどのように違うのだろうかをいろいろ想像しながら旅を始めました。まだ3月というのにさすがに台湾は温暖で、半袖の服でちょうどよいのに驚きました。日本でもまだ寒さが残っていましたし、ましてや私の故郷である遼寧省は厳しい冬の寒さが続いていますので、うらやましく感じました。

最初は台北に到着し、故宮などの市内観光地をまわりましたが、最近話題の台北101は高さが500mほどでさすがに圧巻でした。市内には故宮以外にも伝統的な建物もいくつか残っている一方で、中心部では近代的な高層建築も多く、経済成長著しいエネルギーを感じることができました。エネルギーと言えば、旅行期間中を通じて台湾の人々はとてもエネルギッシュであると感じましたが、それは成熟社会を迎えた日本人と比較してしまうからかもしれません。それだけでなく、台湾の人々は旅行中行く先々で困ったときなど、私たち旅行者に対してもとても親切で、フレンドリーに接してくれましたので、大陸の人々もも見習わなければならないと感じています。

さて、旅行の話に戻りますが、台湾と言えば夜市が有名であると聞いていましたので、私たちも士林の夜市に出かけてみました。ここには雑貨、衣服、食品など様々な店が連なり賑やかでしたが、ここでは私たちにも聞きなれた日本語を話す観光客であふれていました。そのほか、有名な足つぼマッサージの店などがあり、私たちも体験したところ、その心地よさのためまさにツボにはまってしまいました。食事の店は地下にある屋台がメインでしたが、下の写真で紹介する「蚵仔煎」をはじめとするたくさんの料理を堪能しました。この「蚵仔煎」という料理は有名な屋台料理のひとつで、カキのお好み焼き、カキのオムレツといったようなもので、甘めのタレがかかり絶妙な味わいがしました。

次に台中では皆さんもよくご存知の「日月潭」に行きました。ここは台湾で最も大きな湖だそうで、景色もよく多くの観光客で賑わっていました。この湖の水面に映る夕日はとても美しいと聞いていましたが、時間帯が合わず見ることができなかったのは残念でした。でも、ここでは美しい景色ときれいな空気を満喫しながら、台湾で有名な烏龍茶をいただいたのですが、とても時間がゆったり流れるようで、日常のあわただしさを忘れさせてもらうことができました。

まだまだ紹介したいことはたくさんあるのですが、写真では最後にサンゴの工芸品を見ていただきましょう。写真はタツの工芸品ですが、このような精緻で見事なものがたくさん並び、その美しさと技能の高さに感動してしまいました。

あらためて振り返ってみますと、たとえば台湾で食べた屋台料理の数々の中には大陸側と味付けや材料などが異なるものも多く、さらに南国のフルーツも豊富に見かけましたが、中国大陸北方に住む私にとっては見たこともないフルーツが多く、またその種類の多さに驚かされました。また、言語についても中国語と台湾語では使用する漢字の多くが異なっていることは勿論、発音もかなり違うなというのが率直な印象でした。私たちが話す言葉はおおむね相手方に通じるのでそれはあまり問題ありませんでいたが、相手方が早口でしゃべる会話のなかには聞きなれない単語もあり、戸惑ってしまうこともありました。

短い旅行期間ではありましたが、この旅行を通じて大陸側との違いを感じ台湾の文化にも触れることができましたし、おいしいものや珍しいものにも出会うことができましたので、とても満足のできる旅でした。毎日遅くまで夜市をぶらぶらしたりマッサージを受けたりしてかなり睡眠不足になってしまいましたが、また今度は台湾南部にも足を伸ばしてみたいと友人と語り合いながら日本に戻ってきました。

 


ミャンマー国内旅行報告

2012年12月29日 10時38分26秒 | スタッフ旅行記

当教室のミャンマー語マーナン・シュイヌエ講師は9月から10月にかけてミャンマーに一時帰国しましたが、10月中旬に国内旅行をしたということを聞きましたので、今回はその報告をしていただくことにしました。

今回私はミャンマー国内各地を巡る機会がありましたが、ここではヤンゴン、マンダレー、バカンを訪れたときの報告をさせていただきます。

まず最初に訪れたヤンゴンはミャンマー国内で最大の都市で、以前は「ラングーン」と呼ばれていました。ヤンゴンでよく知られているのは都心部の広場にあるスーレー・パゴダ、ヤンゴン丘陵にある金箔で有名なシュエダゴン・パゴダなど、仏教国にふさわしく多くの仏塔があります。皆さんのなかにもこれから訪れる計画の方もあるかと思っていますが、ここでは靴を脱いでまわってくださいね。

シュエダゴン・パゴダ

次に訪れたのはミャンマー第二の都市マンダレーです。マンダレーはかつてイギリスに併合されるまで、ビルマで独立を保った最後の王朝の首都です。ここで有名なのは近郊にある長さ1.2キロ、世界で最も長い木造の橋であるウー・ペイン橋です。建造されてから約150年の歴史がありますので、是非皆さんにも見ていただきたいのですが、恋人が二人でこの橋を渡ると別れてしまうという言い伝えがありますので、恋人と訪れる方はご注意を!

ウー・ペイン橋

私はマンダレー近郊の湖畔にあるレストランで海鮮料理をいただきましたが、ここで食べたカニのから揚げがとてもおいしかったので、写真で紹介させていただきます。

左側がカニのから揚げ

最後に訪れたのがバガンです。ここはアンコールワット、ボロブドウールとともに世界三大仏教遺跡として有名で、バガンはこの遺跡群が存在する地域をいいます。点在するバゴダや寺院はほとんどが11世紀から13世紀に建造されたもので、鮮やかな色彩のもの、様々な大きさのものが3000余りあります。

仏教遺跡群

多くのバゴタや寺院のなかでも、目にも鮮やかに映るのが金色の仏塔として知られるシュエズイー・ゴンですので、写真で紹介しておきます。

まだまだ紹介したいところはたくさんあるのですが、皆さんが旅行されるときはゆっくりとしたスケジュールで行ければいいと思いますいし、少しミャンマー語を覚えて現地の人と交流できれば最高の旅になると思います。悠々茶房の教室ではミャンマー語の会話を教えるだけでなく、旅行に関することや現地情報もお話しますので、よければ是非チャレンジしてみてください。


タイ・サメット島旅行記

2012年11月25日 11時30分46秒 | スタッフ旅行記

タイ語講師スタッフのチャヤニットさんは、8月から9月中旬にかけてタイに一時帰国しましたが、この間にリゾート地として知られるサメット島に旅行したと聞きましたので、今回はその旅行の様子を紹介してもらうことにしました。

日本から一時帰国して間もない8月22日・23日に友人とサメット島に旅行しましたので、日本ではあまり知られていないこの島の魅力を紹介させていただきます。

サメット島はバンコクからバスで約3時間、そこから船に乗り換えて約30分という比較的近い場所にあるリゾート地として知られています。バンコクに住む人にとっては、このような近さにあるため週末をのんびり過ごすにはもってこいで、ビーチをながめながらのんびり過ごすことのできる別天地とも言えると思います。ここの魅力はなんといって青く澄み切った美しい海と白く輝くような砂浜です。皆さんもここを訪れると、バンコクからこんな近くの場所にこれほど美しいビーチがひろがる景色を見て、きっと驚きと感動があるはずですよ。

サメット島には近年近代的なリゾートホテルも建設されましたが、今でもバンガロー風の施設が多くあり、私たちもそんな場所に宿泊しました。バンガローのすぐそばは海ですから、部屋からも波の音を聞くことができて島に来たことを実感させられます。そして食事はなんといっても種類が豊富なシーフードがメインですが、新鮮なフルーツや野菜類も安くて美味しいので、皆さんにも満足していただけると確信しています。

パパイヤサラダなど

ここではのんびりゆったりと過ごす人が多いのですが、私たちは夜にイカ漁体験ツアーに参加しました。漁師さんたちがイカを上手に釣り上げるのを見ることができるのはもちろん、観光客もイカ釣りに参加できるので、とても貴重な体験ができ、楽しい時間を過ごすことができました。釣りあげたイカは多分日本ではイカ刺しにするのでしょうが、タイ人は刺身をほとんど食べませんので、ここではイカ焼きにして食べましたが、やはり新鮮なイカは最高な味でした。

旅行するときはあちこちの観光地を訪ねたり、買い物したりして過ごすのもいいのですが、ここで滞在するときは日常の忙しさを忘れてのんびりと過ごすことができます。タイ旅行でバンコクなどを訪れたあとに、サメット島で美しい海や砂浜をながめ、何もしないゆったりとした時間を過ごすというプランもおススメですので、皆さんも是非タイで良い想い出をつくってくださいね。