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悠々茶房ブログ

名古屋市東区にある中国茶カフェ・語学教室のブログ!教室イベントの記事、中国茶の記事、中国・アジア各国の文化も紹介します♪

ミャンマー料理紹介

2014年02月28日 12時43分59秒 | ミャンマー語講師

今回は当語学教室でミャンマー語を担当するマーナンシュイヌエ講師に、ミャンマー料理について尋ねてみました。

Q:ミャンマー料理の特徴と代表的な料理を紹介してください。

講師:ミャンマー料理の特徴は、一口に言えば脂っこい料理が多いこと、辛い料理が多いことです。ですから、日本人の皆さんにとってはあまりたくさんの量を食べることはできないかもしれませんが、比較的食べやすい料理もありますので事前に予備知識をもっておくことをおススメします。ミャンマーの代表的な料理としては「ヒン」があります。「ヒン」は豚、牛、羊、鶏、魚などの具材を入れた煮込み料理で、日本ではこれをカレーと呼んでいます。しかし、本来「ヒン」はおかずという意味があり、ご飯と食べるおかずは様々な種類の「ヒン」です。そのほか麺類としては魚をベースとする「モヒンガー」やココナッツミルクのスープをかけた「オンノー・カウスエ」がありますが、ここでは日本人の皆さんにとって食べやすく、人気のある料理「シャン・カウスエ」を紹介します。

上の写真が「シャン・カウスエ」で、これは鶏と豚、トマトなどを煮込んだスープを米麺にかけた麺料理で、甘味や酸味のある味でさっぱりしているので、日本人の皆さんには特に好まれています。なお、「シャン」は私の住んでいる「シャン州」の地域をあらわしていて、ですからこれはシャンの地域の有名な料理でもあります。

Q:ミャンマーでは日本の食べ物によく似たものもあると聞いていますが、どんなものがありますか?

講師:ミャンマーには日本の豆腐や納豆に近いものがあります。ちなみに豆腐はミャンマーでも「トーフ」といい、次に紹介する料理も「トーフ・ジョー」といいます。これは揚げた豆腐(写真左側)にタレ(写真右側)を付けて食べますが、このタレには唐辛子、レモン、パクチ、酢などが入っていてさっぱりした酸味のあるタレです。

下の写真は「トーフ」を麺に乗せて食べる「トーフ・ノエ」です。これは簡単につくることができることもあって、朝食などとして食べることが多いと思います。

最後の写真は日本の納豆によく似た「ベーポツ」というものです。「ベーポツ」は油で揚げて食べることが多いので、日本の納豆のようなねばりはありません。私の住むシャン州ではこの「ベーポツ」を好んでよく食べますが、好んでよく食べる人のことを「シャン・ベーポツ」と呼んだりすることもあります。

今回紹介した料理は日本人に好まれる料理、日本の食べ物と近いものを選んでしまったようですが、ミャンマー料理にはまだまだたくさんおいしいものもありますので、是非味わっていただきたいと思っています。

 

 

 


ミャンマー語講師新スタッフの紹介

2012年06月15日 13時03分14秒 | ミャンマー語講師

6月から新しくミャンマー語レッスンが開講することになりましたが、今回は講師をつとめるスタッフのマーナンシュイヌエさんを紹介するため、いくつか質問してみました。

Q:出身はどんなところであるか教えてださい。

講師:私はミャンマー北部に位置するラショーというところから来ました。皆さんにはあまりなじみがないとは思いますが、ミャンマーといっても中国・雲南省から200キロほどの場所で中国人もたくさん住んでいるため、看板などにも中国文字もあちこちでみられ中国語で会話する人も多くいます。ですから何も知らない人が初めてここを訪れると、多分ここは中国であろうと勘違いしてしまうかもしれませんよ。

Q:下の写真はどこで撮影したものですか?

講師:ミャンマー第一の大都市ヤンゴンにある最も有名な寺院のシュエダン・パゴダで撮影したものですが、10年ほど前に撮影したものですから私もとても若く映っています。ミャンマーの寺院に入場するときは靴を脱ぎ、裸足で入らなければありませんので、注意してくださいね。しかもここはとても広く、たくさんの建造物がありますので時間もかかりますが、夜に訪れるとライトアップされていますので、もっと美しく幻想的に見えるかもしれませんよ。

Q:ミャンマーの食事と日本の食事を比べるとどうでしょうか?

講師:ミャンマーの料理はとても辛く、油も多く使用しますので、日本人のなかには苦手な人もいるかもしれません。また、カレーなども食べるのですが、日本とは使用する香辛料の種類が異なるため、味も随分違うように感じます。また、私の住んでいた地域は山沿いの地域であるため、新鮮な魚介類はほとんどなく、日本人が刺身や寿司を食べるのを見て初めは大変驚きました。でも最近は慣れてきたせいかウニやカキを除く魚介類はほとんど食べることができるようになり、またとてもヘルシーなので寿司も気に入ってしまいました。

Q:現在特に関心のあることは?

講師:今一番やりたいことは英語を学んで英語で会話ができるようになりたいということです。ミャンマー語はタイ語に共通する部分があるのでタイ語も話すことができますし、先ほど話したとおり中国の影響が大きな地域なので中国語も話すことができます。日本語も漢字はまだ難しいのですが、日常会話はなんとか話すことができますので、やはりあとは英語をマスターできればと思っています。皆さんも語学を学ぶときにはいろいろ困難に直面することもあろうかと思いますが、ミャンマー語の授業では私の経験も踏まえてわかりやすく覚えられるようこころがけたいと思っていますので、よろしくお願いします。