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星になった少年

2008-02-03 | 邦画(な・は)
 星になった少年


  あらすじ 
小川哲夢の母親・佐緒里は、継父・耕介と共に
小さいながらも動物プロダクションを運営
していた。しかし経営は上手くいかず借金に
追われる毎日だった。しかし、佐緒里は小さい
ときからの夢であるゾウを飼うことにする。
哲夢は動物好きの母親が大好きだった。
でも学校では「動物くさい」と言われイジメに
あっていたのだ。
そんなある日、子ゾウ・ランディが家にやって
来た。哲夢はランディの「お腹がすいた」という
声を聞く。
そんな神秘的な力に触れ、次第に心をひらいて
いく哲夢。環境と天賦の才能により、ゾウの
言葉を理解できる哲夢は、日本人初のゾウ使いを
目指して、タイのゾウ訓練センターへ留学する。

【出演】
柳楽優弥、常盤貴子、倍賞美津子、高橋克実
蒼井優、於保佐代子、加藤清史郎、谷山毅
井上花菜、甲野優美、武田鉄矢、ブラザートム




  感想  ※ネタバレ注意

日本人最初のゾウ使いの道を歩みはじめ、1992年
11月10日、20歳の若さで交通事故で亡くなった少年、
坂本哲夢。
そんな彼のはかなくも素晴らしい生涯を哲夢の実母
である坂本小百合さんが綴った「ちび象ランディと
星になった少年」。
その感動の実話から生まれた物語の映画化。
実在の主人公・哲夢を演じるのは『誰も知らない』
で2004年第57回カンヌ国際映画祭、最優秀男優賞に
日本人初、そしてカンヌ史上最年少で輝いた15歳の
柳楽優弥が主演です。



音楽が坂本龍一という事と、実話をもとにした
映画化というから、気合入れて観すぎたのかも
しれません。
あまりに主人公の環境が特殊だったので、共感が
出来なかったのと、最後の交通事故のシーンが
あまりに突然すぎて、いまいち感動とまでは
いかなかったのが残念でした。

ゾウはお互いに離れていても、特殊な周波数で
互いのコミュニケーションをはかるらしく
それにゾウはみんなが思っているよりも頭が
良く、ずっと昔の記憶とかも忘れずに持っている
らしいです。
主人公の男の子は、他人とうまくコミュニケーション
を取れないので、家族とも不器用になっていて
現代の家族や、他人との関係をうまく少年とゾウを
使って監督が表現したかったのでしょうか。

ところどころに流れる坂本龍一の音楽が絶品です!


【評価】
 (4点/5点満点中)

 星になった少年 HP


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