夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2020年 5月 6日(水)「陽性率」

2020年05月06日 21時44分40秒 | 「思うこと」
陽性率は、全PCR検査人数に対しての陽性者数となります。
検査数が分母で陽性者数が分子とすれば、分母が大きくなれば陽性率は下がります。分子が下がればこれも陽性率を下げます。
日本特に東京の陽性率が高いことは国際的にみても異常です。
日本はクラスターの後追いの検査が多いことから当然要請の可能性が高い人を検査するのですから陽性率は高くなる傾向があります。しかしこれですべて陽性率が高いことを説明するわけにはいきません。クラスター後追いの検査だけでは検査人数も当然少なくなりますね。するとさらに陽性率はとんでもない数字になります。クラスターの後追い検査は他の国々も行っているでしょう。しかし他の国々はクラスター後追いだけではない検査をけた外れに行っていますから陽性率は下がるのです。
検査数を多くすればなぜ陽性率は下がるか?
それは陽性者よりも陰性者の人数が圧倒的に多いからです。検査を多くすれば陽性者も増えますが、それ以上に陰性者は増えますから陽性率は下がります。
もちろん陽性率が下がることが陽性者数が下がるということではありません。
感染拡大が続いているとき、陽性率は下がっても陽性者数は累計としては増加をします。
しかしこの時、検査数が多ければ多いほど陽性者を発見できるのですから隔離をすれば感染拡大のリスクが小さくなります。より多くの検査を行いより多くの陽性者を発見して隔離していくことの繰り返しから感染拡大の縮小となり、検査件数に対する陽性者数が減少します。するとこれば分子の数を減らすのですから飛躍的に陽性率を下げるでしょう。
そして最終的には急速にゼロに近づく。
陽性率も下がり続け陽性者数も減少する段階で緊急事態宣言も解除されなくてはいけない。大阪は下手をすれば勇み足になる可能性がある。
コロナの治療法はないから死亡者数は減らないのだから検査などは無駄だという人もいますがこれは間違いであることがわかりますね。検査を拡大して陽性率を下げながら陽性者を隔離していき、陽性さやの絶対数を下げれば死亡する人も少なくなりますね。もちろん軽症者も無症状者も重症者も減少します。
日本はやっと検査数を増やすとは言っていますがどこまで本気なのかわかりません。
人口の6割ほどが感染をして死ぬ人は死んで抗体が集団的に起きればとでも思っているのでしょうか。これでは来年のオリンピックは無理でしょう。ましてや経済のV字回復などありえないでしょう。日本の進む方向は、これまでと同じ政治手法のようにすべてを隠ぺいして国際社会と同じように見せることしかないのです。
国民は悲惨ですね。。。。。。。


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