夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

gooブログお題「値上がりしてショックだったのは?」

2017年04月01日 17時51分42秒 | 「政治・経済」
ECB(欧州中央銀行)プラート専務理事という方が次のように見解(ロイター)を出している。
「インフレ率の持続的上昇は確信できず」
「インフレ率は上昇したが、ほとんどがエネルギーと食品価格の上昇を反映したものだ」
(以上引用)
アベノミクス・日銀金融緩和での円安誘導によりエネルギー及び食品の輸入大国である日本もこの4年間において生活に必要なエネルギーや食品価格が上昇している。最近の報道では、エンゲル係数が上昇し続けているとあるが、エネルギ価格が上昇すれば農作物の価格にも影響します。もちろん食品は自給率の低い日本ですから価格に異直撃する。
一方では政府日銀は物価上昇を目的化した経済運営あるいは金融政策を行っているのですから、このお墨付きにより企業は値上げに走ってきました。しかしこのエネルギーや食品価格の上昇は、経済状況の好転によるものではないのですから、悪性の物価高と言えます。
悪性の物価高が続けな個人消費の改善は進まずに経済の停滞につながり、結局はアベノミクスも日銀緩和も失敗に終わりました。
しかし、日銀の介入や年金積立金の投資増額などにより株価は維持されています。もちろんこれは経済の好転による株価上昇ではありません。巨大企業の停滞が見え始めています。同時に過労死が多く報道されていますが、最近では巨大企業でも残業代未払いが発覚するなど企業のブラック化が進み、残業100時間問題がこのブラック化を政府が容認するようになってしまいました。
衣食住そして医療や教育も含めて国民の生活の窮乏化が進んでしまいました。
毎日スーパーで買い物をしてレジに並び生産を済ませると、これしか買っていないのに…と思いながら財布の千円札の数が気になります。ショックなんてものではない。。。。。

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