この人の書くこと
すごく面白い
この本は新潮社
病院に行ったら
今月も血液検査があった
ひと月おきだと思っていたのに
三か月連続だ
先月の結果悪かったんか？とビビったが
リウマとレックスと言う薬の量を増やしたので
血液検査をして監視する必要があるということだった
リウマチ因子は先月は半分に下がってた（この数値は倍々と変化する）
検査している間に
武蔵を見失った
で一人で診察室に入ったが
私に武蔵の脳みそ見せられても
分かんない
ともかく二回気絶したので検査をしたが すべて大丈夫
ということだった
で 診察室から出てきたら
武蔵はちゃっかり本読んでいる
何だ！？
先生に挨拶してきなよ とまた診察室に
先生も６５になった 疲れた もうやめたい
とおっしゃる
（私らよりいくらか年下なんだ）
先生も蝶を追いかけて遊びたいんだろう
奥方が仕事を辞めて海外に遊びに行っちゃうから
大変なんだとこぼすから
家に来れば？
と言ったら
ワンコがいるから駄目よ と
そうです
おなかのあったかいピーグルちゃんがいるのです
なんかみんな老人になっていく
中で一番元気なのは うちのおばさん と言う感じだ
鬼剣舞を見に行ったとき
なかみがこういうかわいい中学生で
ワクワクした記事を書いたっけ
私の
練習で描いていた鬼剣舞の絵
この絵の鬼はかわいいのに
今回の鬼はかわいくない
と友達が言った
その友達はかわいいほうが私の絵らしくていい
と思ったのかもしれないが
そういわれて
私はしめしめと思った
朗読の練習時も
私の読み方がつい読み聞かせみたいになる
と先生にご指摘を受けた
前の鬼がかわいいと言われたとき
同じ轍だと思った
私としては
３・１１以来 その出来事を
なんとか受け止めて行かなくちゃと思っているんだが
訳わからないことばかりだが
ともかく
鬼 というのを描きながら考えているのだわ
きっかけはどこかで東北は鬼になる
という文章を読んだから
その時鬼剣舞を見に行こう
北上の鬼の館に行って
世界中で鬼は何だったのか考えて来ようと思った
私が最初に鬼剣舞に出会ったのは
わらび座の公演だった
それは東北の飢饉と東北から押し寄せる
一揆とを 鬼剣舞に象徴させて表現されていた
わらび座の本拠地の田沢湖に行って
わらび座の宿舎に泊めてもらって
座員の人たちと話したことがある
その時座員の人たちはそれぞれが背後に
さまざまな人生を背負って
いろいろな意見を持って
わらび座に飛び込んできた
そういう話をいっぱい聞いた
私は好き嫌いが多く
泳いでいるのを邪魔して話しかけてくるおやじは
相変わらず嫌いで 差別的心情になって
内心（ るせえ 爺）と悪態をついているけど
本当は 人間には
計り知れない 敬意を払うべきものをすべての人が持っている
と言うのは
わらび座で学んだはずなんだよな
ま そのことを覚えているだけでもいいか
で 今回の事故を巡って
一番大事なのは 自然への畏敬だのに
それを忘れてしまっている
特に科学者ときたらそんな感じ
本当は
ここから人は
どうすればいいのだ？
鬼剣舞は 二回目に出会ったのは娘が高校で体育の授業で
踊ったとき
で
娘と友人は本物の鬼剣舞を見に
岩手に行った
そのときお世話になった岩手の漁師さんの命は津波で亡くなってしまった
鬼剣舞は本来は盆に鎮魂の踊りとして踊られるものらしい
なぜ鬼の面をかぶるのか
なぜこの鬼には角がないのか
まだわからないが
東北の人たちはこの鬼の面をかぶって踊る踊りに
何を託したんだろうか
そういうことをいろいろ考えた
で 鬼について調べるうち
鬼が象徴するものは
本当にいろいろあった
で 朗読でも酒呑童子の話を作って読むことにしたんだわよ
南相馬の黒い物質以来
今回の事故は とんでもないことだなと言うこと
改めて 考えている
ああいうものが出てきて
私も思った
核燃料の粉？って
これ 燃料棒の中身
そう思う人々を
猛烈な勢いで馬鹿にする意見もいっぱい出てくる
放射脳といって
いずれにせよ１００万?/㎏の物質はもはやありふれたものらしい
この二人の学者の意見は恐ろしい
そういうこと色々こめて 描いているので
かわいい鬼じゃないほうがいいのよ
こういう風にたまるんだ
微細な粒子が集まってしまうと
１００万?とかになっちゃう
前に柏で側溝が壊れてたまっていた泥とか
５０万?とかになった
そういう風なんだ
広く飛び散ったものが 吹きだまって集まると
大変なことだ
これが 春一番とか
４月５月に風で 舞飛ぶ
ここらだって
南相馬の１０分の一くらいの汚染だからね
やだ
やだ
こういうスタイルだったが
このセーターの下にきているTシャツの裾が
イレギュラーな やつ なのよ
で
今日温泉で知らない人に
あれあれ
あなた！裾がはみ出ている
と
なんか叱られたっぽい
この裾 ズボンの中に入れるのいやなんだけど
確かにみっともないんだけど
結構みっともないカッコウや
乞食っぽいカッコウ（これ 差別用語？だめ？）
好きなんだけれど
身だしなみが悪いのは
人に対する愛情が足りないんだと
武蔵には叱られる
で
こっそりおばさんを見た
こういうみっともない人が連れで
おばさんは恥ずかしい思いをしているのだろうか？
この間糞掃衣のことを調べて
気に入って
ああいうつぎはぎで また染めたりして
で 作務衣みたいなの 作れるかもしれないと思い
暇になったら作って着ようと思っているんだけれど
こんなのしか着るものがないのかと
人々が不憫に思うからいけないんだろうか
悩ましい
ところで
寒いから
羽織るものを残り毛糸で編んでいる
それもかなり
ぼろっぽいんだが
そういうの好きなんだよ
困ったなあ
おばさん丹精の切り干し大根を煮た
今じゃ干しシイタケも切り干し大根も
戻し汁を使うなと言う風潮
（そこの放射能が洗われて出ていくからって）
へん！
戻し汁 捨てなかったもんね！
しかし切り干し大根福島で何千?も出ちゃったのは
屋根の上で干したのね
おばさんは
大根はほとんど土ン中潜ってんだって怒り出すしね
福島の大根も大根は汚染されてなかったんだよね
まさか
干すことで 埃と一緒にセシウムがくっつくなんて思わなかったものね
今年も少し切り干し作ろうかな
とおばさんは言っている
さて 南相馬の黒い土 １００万?越えの
これ
南相馬で
ざらにあるというのだけれど
これがプルトニウムだという発表が明日あるだのともいうけど
色々調べたら
汚染物質が寄り集まって
こういう風に集まってしまうことはあり
それで１００万?になっちゃうというのも十分ありうる話らしい
ともかく埃状に放射性物質は分布して
寄せ集まったり舞い上がったりするわけだ
集まったところは大変なことになる
やだな
昨日はお風呂が再加熱できなくて
震え上がった
地震で給湯器のどこかがスイッチが落ちたのかなあ
で震えながら眠ってしまった
で
朝 お風呂は温まったので入って読み終えた
またお風呂が冷めてきて 寒かった
この本 最初は面白いと思ったが
段々 つまらなくなったが我慢して読んだ
何が詰まらないって
中に描かれる恋愛が つまらない
私には異常にしか思えない
恋愛の成就で幸福になるとそれが壊れたり嘘だったりするのを恐れて
幸福感をセーブするような感覚は理解できない
主人公の女性は 主人公の切望する恋の対象なんだが
男に対する（対象が三人いる
●元夫
●その友人で熱烈に愛してくる・・男 これが男の主人公・・
●今の妹の愛人
この男とのとの愛は終わっているはずなのに
実はそれが本当は
この女にとって生きる上でのキーになっている
こういうすっきりしないのは嫌いだし
それと イスラムで女性が髪の毛を出してはいけない
ということが大問題で
それを巡って少女の自殺がある
異文化だからしょうがないとはいえ
その感覚がつかめない
ともかく トルコと言う国の
こんな切り口 読んで考えてみたかったけれど
結構不愉快な話だった
西洋と他の文化圏 その関係と言うものは
色々関心があるけれど
接点にあるトルコにとっては
絡みついてくる問題としてすごくコンプレックス（劣等感と言う意味ではなく
？劣等意識もあるのかもしれない）が思想と関係があるんだと思う
ドストエフスキーのことも出てくるけれど
ドストエフスキーって
ほとんど高校生の時に皆読んじゃって
大人になってから読んでない
そういえばロシアの人って
フランス語を話すことが教養のしるしみたいな
上流階級はフランス文化に精通していることが必須みたいな
変なの ロシアにはロシア独自の文化
民族的な誇りって
上流階級ほどないのか？と思ったのを思い出した
そういうあたり このオルハン・パムクはドストエフスキーを意識しているんだ
カフカもだけど
この話の中では
色々クーデターや殺人やらあって
命の危険を感じながら生きるとか
町を歩くとか
そういうことが日常の世界は
今だって地球上にはいっぱいあり
平和って かりそめだなあ
今日本だって 戦場みたいなものだし
それを見ないことにもできるのかもしれないけれど
ともかく
心に引っ掛かる一冊
やっと読んだ
今度は全部ローマ字で日本語にしてくれてありがとうございます
よくわかりました
へへへ
あのね 読み違えるようなことはちゃんと伝わるように
ローマ字にしてくださっていいのですが
どうぞ慣れている英語で書いてくださいね
私は英語が苦手な子どもでしたが
和子さんから英語の手紙をいただくようになって
ずいぶん楽に読めるようになりました
全然辞書を調べなくてもわかるときもあるのです
これは大変な学習成果で有り難いことです
さて高価な本のことですが
そういう本は図書館で借りてそれの必要なところだけコピーをとる
と言う手があります
日本にいらっしゃった時に図書館に行ってごらんになれば？
花てぼさんのところに滞在もなさるなら
彼女に借りてもらって
夜 読むこともできるし
でも日本に来ると することが多すぎて
お忙しいのかな？
では また
これがどういうことか知らなかったが年間5.2㍉?だ
これに相当するところがどれだけあるか
このオレンジ色の中のホットスポットは
優に超えてる
そういうところは
１、管理区域に入所する場合は、Ａ・Ｂ・Ｃ・Ｄ教育を受け合格しなければなりません。
２、１８歳未満は入所させてはなりません。
３、放射線管理手帳を発行する。
４、３ヶ月毎にホールボディーを受ける。
５、６ヶ月毎に一般健康診断と電離検診を受ける。
６、入所する場合は線量計（ＡＰＤ）を持参しなければなりません。
７、１０時間以上滞在してはなりません。
８、１日１ｍＳＶ超えてはなりません。
９、管理区域から出る際は、汚染検査をしなければなりません。
１０、物品を持出す際は、表面密度がα０．４Ｂｑ ・ β・γ４Ｂｑ以下とする。
１１、管理区域内での喫煙、飲食は禁止です。
こういう決まりがあるんだ
何だ 年間20ミリシーベルトまでOKって
そういうところでも作物を作ったりしているんだ
この間の南相馬の黒い土100万?/㎏はα線も出ているそうで
恐ろしい
私はこの頃 3号機の爆発はやはり核爆発だったと思うようになった
燃料棒が飛んだんじゃないのか？
科学的なことがわからないから確かなことは分からないが
そう思うようになった
それでも確信的に今回の事故は大したことはない
安全だ 福島では故郷へ帰そう除染しよう
農業を守って できるようにしようと言う人々がかなりいるようだ
お気の毒だ
と言うこともある
でも 事態はとんでもないことなのではないかと言う気がしてきた
昨日はよく揺れたし
南相馬の黒い砂 核燃料なんてあるわけない
と私みたいのを放射脳と言って馬鹿にする人が
それを手に入れて
核種を調べなきゃ
って言ってる
専門家で扱いがわかる人ならいいけど
うかうかさわったり
移動しちゃ危ないだろ と よせばいいのに
気がもめる
今日からの課題は細密画だと思い込んでいたが
次回からだった
今日は皆は青春の自画像だの
展覧会用の絵だのを描いていた
その時です
皆の携帯が ピコピコ緊急地震速報同時に
ゴーッと公民館が鳴り響き がくがく揺れました
（うへえ 来たかあ！と思ったなあ）
家に帰って調べたら震度3だって
大きい震度3だったねえ
で
ガザニアと白妙菊なんだけど
午後の講座だけじゃ描けない
とはいえ次回までに葉も花も変わっちゃうね
と思うけど
こうやって描くでしょ
次回
この画面が下地になって
結構早描きできるかも知れない
だいたい私は 超早描き
昨日のクレパス画も大塚先生に
「早ええ！なんじゃこれ」と言われるほど早かったと思うよ
大雑把に描くのは早いんだ
細密画 苦手なんだ
だから 細密画 描いてやる
この葉っぱの白く粉が吹いている感じ
描くんだからね！
と思うんだけど
ちぇ！ 超 むず！
ははは
どうなることやら
ね いろいろ新しいことができて
お絵描きは老人には楽しい趣味でしょ？
上手に絵を描こうと思うと苦しくなるんだよ
しかし そういう風に苦悩している人もいる
苦悩しない私は あほみたいな気もするけど
ま いいや そんなもんだ
