なんとなく
高校の世界史の授業で
ロマネスク建築はこういう様式
ゴチック建築はこういう様式
って覚えたということは覚えてるが中身は忘れた
しかもそれはどうも嘘っぽい
ロマネスクって言ったって もうローマなんかないような時代の建築だし
ゴチックって ゴート人のっていう意味がもとで
野蛮ねえという蔑視が絡んでいる命名らしい
蔑視するの好きねえ
そもそも興味を持ったわけは
チマブーエという絵描きさん
13世紀半ばの人 ジョットのお師匠さんらしいがジョットほど有名ではない
でも
なんだか 気にする人は気にしている
これまたファブリの画集にあったんだが
図版を見て固まってしまった
説明のところにあった白黒写真
チマブーエからインスパイア 現代の絵か?
ケーテ・コルビッツ(1867年- 1945年)みたいねえと思った
これ ケーテの
「カール・リープクネヒトの追悼」
という版画
上の絵のカラー版を見つけた
右のほうこの絵だ
でも変
ヘンなはずだ
明度が反転?
ここで固まっていろいろ考えすぎて
頭が痛くなったので続きはまた
ともかくこの絵描きさんは
ゴチック派の先駆け
それまでのビザンチン美術の平面性から
新しい境地に一歩踏み出した人
いつでも時代の転換期の人のやることはすごい