遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

ゲーテの「色彩論」

2009-08-10 06:05:01 | 外国の本

20080448

これは

ゲーテの水彩画です

「水彩学」を借りてきて読むうち たどり着いた絵です

何を考えたかを

恐ろしく端的に描かれた絵のように見た

偉大なゲーテが身近に見える。

まずい解説かもしれないけれど

上の絵は 右と左は背景が相対する反対のものが描かれてます

黒対白

左右のグラデーションは上下入れ替えてる

その他のユニットは背景の違いで

同じものが変貌するのを示唆してる

中ごろのユニットは

左は赤と黒  右は白と青(理論上からすれば白と青緑だな 褪色があるかもしれない)

これが多分終点  状況によって響き合い変貌する存在を表してる絵  じゃない?

(中学校の美術の副読本にはこういうものが色彩のページに書いてあります

多分 当たり前のことだろうけれど 色彩学を学ぶ人は ゲーテのを学ぶのね) 

ゲーテに

「色彩学」という著書があるなんて

失念していた。

多分20才ころに読んで忘れていた

 

ゲーテの「ファウスト」も色彩で言えば補色の関係だわ

私はゲーテなんて難しそうで

あまり読んでない

「親和力」と「若きウェルテルの悩み」と三冊だけだ

 

親和力も  摩訶不思議な響き合い  色の世界に似てる

 

そうかあ

ゲーテにはこういう風に世界が交響楽のように響いてたのかァ

 

難しそうだけれど

また読むかなあ

 

借りてきた「水彩学」の著者(出口雄大)は

凄く博学なので

面白いことをいっぱい書いています

私が考えることと

ずいぶん違うことも書いてるので

???

どうなんだろうと思いめぐらせ

面白い本です

コメント (10)    この記事についてブログを書く
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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
色彩論は分かりませんが これガラスにしたら面白... (P)
2009-08-10 07:44:09
そう ガラスがいいかもしれないと思いました^^
[E:parking]様 (遊工房)
2009-08-10 08:23:03
作品としてみたら
ゲーテとは!
ですよね
モダン おしゃれ~~
絵のことはさっぱりわからないけど、色彩は気にな... (hisako-baaba)
2009-08-10 09:51:25
花束を買おうとして、うんざりしてしまうスーパーがあるの。何でこんな組み合わせにするの?入れ替えたら素敵な調和が生まれるのに・・・濃い紫と赤の花束。黄色と白の花束。買えないよ・・・
↓ 叔母さんはたった一人で、大き家と小さい家を持っているなんて、ほんとにびっくり。
小さい方が暮らしやすいようですけど、そちらにベッドを入れる気はないの?
台風が来るというので早めに予定より一日早く帰宅... (ナツ)
2009-08-10 09:55:33
我ブログに投稿しようとしても開かないのでまずは遊さんの所に伺いました。
無事孫ともども元気に帰ってきましたヨ~~また後で伺います。
遊さんのところはすぐ開くのになぜかな・・・
綺麗な図案と思ってしまう私、もう、救いようがな... (kazuyoo60)
2009-08-10 10:09:53
昔、ゲーテの作品、何個か読みました。もちろん背景など知る由もありません。
遊さんの読む本は全部読みたいと思うものばかり。... (花てぼ)
2009-08-10 11:09:12
ナツさん、お帰りなさい。まだ先日の故障が続いてるみたいで、私もすぐ遊さんところへ来てしまいます。
hisako-baaba 様 (遊工房)
2009-08-10 11:22:50
小さい家のほうは
ベッドをいると暮らしにくいな
多分狭くなりすぎ
ま、自分のことは自分で考えてもらいます
考える種があると
超集中 凄いの
あれがぼけない秘訣よ
ナツ 様 (遊工房)
2009-08-10 11:25:29
お帰りなさい
お疲れ様でした
本当に凄い雨になりそう
昨日の自身も怖かった!
kazuyoo60様 (遊工房)
2009-08-10 11:27:07
そうですともきれいな図案
私の尊敬する師匠が言いました
こういうのを線が回るというの
優れた図案の絶対的要素です
花てぼ 様 (遊工房)
2009-08-10 11:30:52
私も「色彩論はもう一度お婆の心で読むことにしました
ちょっとわくわく
「親和力」は他のところでも話題になり
それこそ
時代を超えていろいろなことが繋がってきてる
ゲーテをこんなに日本人に親しまれるには
鴎外がウンと関わっているのですよね
鴎外も読まなきゃ

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