こんばんは。
何度もブログを書こう書こうと思いつつ
そのうちメンタルが落ちすぎて
~というのはまあ言い訳ですな。
今日もなんとなく具合悪い、薬を飲んでみたけどスッキリしない
という感じでありながら観たビデオ。
『返校』台湾映画です。
舞台は1962年。
なんというか、めっちゃ最近な気がするのだけど
当時は厳しい思想統制、今なら普通に夢や憧れ、愛情などを歌った本は持っているだけでも国家に対する反逆とみなされ、処刑が行われたようです。
日本でもそういう事はありましたよね。
作家や教職員に多かったというアカ狩りとか。
教科書でぐったりした小林多喜二の写真を見せられ、その前に小学生雑誌の懸賞で当たった『蟹工船』を読んでいたのでショックを受けました。
さて、当時の台湾では密告等があると、すぐに憲兵がやって来て疑わしき人物は拘束され処刑されたようです。
この映画はオカルト仕立てになっており、教師と教え子の恋模様も絡んで、
いやいや、なまじ前半のホラーが怖すぎてストーリーが頭に入ってこなかった。
同じようなシーンの繰り返し、
突如現れる化け物、
いや、コレ普通にホラーだと思いますって。
漸くラストで(私は)話が繋がり、ダラダラ泣きました。
先生が女子生徒にあてた手紙。
今世では縁がなく結ばれなかったけれど
来世ではきっと逢いましょう。
「再見」の文字が悲しい。
そして最後の行には「至自由」。
もうダラダラです。汗のように涙が。
今日の良いこと・いつもお客様のお忘れ物をセンターに届けに行く役割を(渋々)果たしておりましたが、明るく「あ、私が行ってきますよ!」と言ってくれる同僚が現れました。
ありがたや。
皆様に幸運を!