こんばんは。エルです。
さて読書。安東みきえ『ゆめみの駅 遺失物係』。
YA(ヤングアダルト)と言われる10代以上に向けて書かれた本。
早川司寿乃の緻密ですっきりしたどこか硬質な挿絵がとてもマッチしています。これだけで良い本!と思っちゃった。
主人公の少女が電車を降りる「ゆめみの駅」には遺失物係という部屋があって、同じ列車に乗り合わせた老婦人に薦められるまま
向かうとそこは誰かが落とした(または拾った)物語を保管している場所だった。
少女もまた何かを落とした気がするのでそこへ行ってみる。
係員の出してくる物語は主人公のものとは違うのだけれどどれもじっと聞いていたくなるものばかり。
そう、遺失物係のひとは物語を読んでくれるのです。
私はてんとう虫と人魚の少年のお話が好きだな。
ふわふわしたあまやかな物語はないけれど、落ちているのが見えたなら拾って届けたくなるようなおはなしばかりです。
小さな駅の構内にあるというその場所はどこか懐かしい様な部屋。
そんな駅があっていいし、そこへ通ってしまう女の子がいてもいい。
そんな風に思いました。
今日の良いこと・今朝はあまり冷えなくてただ確実に日が昇る時間は遅くなる「かはたれ時」みたいな夕焼のような朝日を見ながら信号待ちをする自分がとっても贅沢に感じました。
皆様に幸運を!
さて読書。安東みきえ『ゆめみの駅 遺失物係』。
YA(ヤングアダルト)と言われる10代以上に向けて書かれた本。
早川司寿乃の緻密ですっきりしたどこか硬質な挿絵がとてもマッチしています。これだけで良い本!と思っちゃった。
主人公の少女が電車を降りる「ゆめみの駅」には遺失物係という部屋があって、同じ列車に乗り合わせた老婦人に薦められるまま
向かうとそこは誰かが落とした(または拾った)物語を保管している場所だった。
少女もまた何かを落とした気がするのでそこへ行ってみる。
係員の出してくる物語は主人公のものとは違うのだけれどどれもじっと聞いていたくなるものばかり。
そう、遺失物係のひとは物語を読んでくれるのです。
私はてんとう虫と人魚の少年のお話が好きだな。
ふわふわしたあまやかな物語はないけれど、落ちているのが見えたなら拾って届けたくなるようなおはなしばかりです。
小さな駅の構内にあるというその場所はどこか懐かしい様な部屋。
そんな駅があっていいし、そこへ通ってしまう女の子がいてもいい。
そんな風に思いました。
今日の良いこと・今朝はあまり冷えなくてただ確実に日が昇る時間は遅くなる「かはたれ時」みたいな夕焼のような朝日を見ながら信号待ちをする自分がとっても贅沢に感じました。
皆様に幸運を!