彩星学舎卒業公演

埼玉県浦和にあるフリースクール「彩星学舎演劇公演　第１７番：眼にて云ふ」を観てきました。
毎年、卒業式の前に行われる公演で、卒業生と在校生が年度の集大成として行われているようです。
拝見するのは三回目ですが、卒業生が参加したり、観戦に来たり、とても心のこもった公演となっています。
一昨年の震災以降、石巻との接触も多くなり、復興への願いがこもった公演ともなっています。

毎回ゲストが参加されていて、私が参加させていただくきっかけになったアルトサックス奏者美和子さんも５回目の参加でした。

まず、生徒さんたち１０数人による力強い朗読で幕開け。

そして４人構成の「クラシノ」さんによる歌と演奏で会場が大いに盛り上がりました。
女性メンバーの方が彩星学舎のボランティアとして関わったそうです。







続いて、芦田みのりさんの朗読パフォーマンスで会場が楽しい雰囲気となりました。
即興朗読、面白かったですよ。



そして、アルトサックス奏者美和子さんのソロ演奏。
迫力としっとり、会場内はその音色にうっとり。





最後はブギー太三さんの明るいロックで。
ギターやハーモニカを演奏しながらの楽しい、そして激しいロック。会場は一体となりました。





これでゲストパフォーマンスが終了し、休憩後は生徒さんたちによる「演劇公演　第１７番：眼にて云ふ」。
力強い朗読も素晴らしいのですが、皆がつなぐ朗読、それぞれの個性が見事に掛け合い、そしてマッチングする。
ひとつの演奏のようにも聞こえました。



さらに楽しいパフォーマンスやダンスもあり、笑顔が出たり、ちょっと涙が出たり。





震災復興に向けた願いも込められ、約１時間、しっかりと観させていただきました。

最後は５人の卒業証書授与。
感動的でした。ありがとうございました。

出口で被災地の皆さんの手で製作されたミサンガ「縁（えにし）」を二個購入させていただきました。
あの震災を忘れず、被災者の方々が頑張っておられることを忘れないように。