日本共産党県議団は、今回の県議選の政策に「高齢者の介護や医療費の軽減」を掲げています。私・松下ゆたかは、県議候補者会議で「７５歳以上の医療費無料」と明記すべきと主張しました。
２年前のさいたま市長選挙で、私が立候補することになったとき、多くの人と懇談し政策を立案しました。そのときに「保育所の増設」「中学校給食の無料」とともに、「７５歳以上の医療費無料」を重点政策として打ち出すことで一致しました。
当時、自民党政府が実施した「後期高齢者医療制度」に対し、大きな国民運動が盛り上がりました。「うばすて山医療は許せない」と抗議行動が広がりました。さいたま市内でも超党派の「市民の会」が結成されました。そうした中での市長選挙でしたから、「７５歳以上の医療費を無料に！」の政策は、時宜を得たものと評判になりました。
私は、この政策は必ず多くの県民・市民の理解と納得を得られると確信しました。しかし、それは選挙政策として単発に打ち出すだけでなく、大きな県民運動に発展させることが必要・不可欠です。かつて畑革新県政のもとで「６５歳以上の医療費無料化制度」を実施したことがあります。今年は、４月の県議選につづき夏には県知事選があります。この数ヶ月間の運動で、県民世論を盛り上げていけば、実現可能ではないでしょうか。皆さんのご意見をお待ちしています。
