超党派の国会議員でつくる「原発ゼロの会」は5日、国会エネルギー調査会の第5回準備会を国会内で開き、全国50基の原発の危険度について有識者と経産省原子力安全・保安院の担当者を招いて検証しました。
保安院は、活断層の連動を考慮した地震動について報告。これに対し、東洋大学の渡辺満久教授は、活断層の「ずれ」により被害が生じることを指摘。「ほとんでの原発で活断層(の評価)の値切りや無視があるのは大問題だ」と批判しました。
元原始炉設計技術者の後藤政志さんは米国の厳しい立地審査基準にふれつつ、「地面が変動するところに原発をつくってはいけないというのが大原則。技術者からすれば(活動層の)評価自体がナンセンスだ」と指摘しました。【2012年6月7日付「しんぶん赤旗」に掲載】
保安院は、活断層の連動を考慮した地震動について報告。これに対し、東洋大学の渡辺満久教授は、活断層の「ずれ」により被害が生じることを指摘。「ほとんでの原発で活断層(の評価)の値切りや無視があるのは大問題だ」と批判しました。
元原始炉設計技術者の後藤政志さんは米国の厳しい立地審査基準にふれつつ、「地面が変動するところに原発をつくってはいけないというのが大原則。技術者からすれば(活動層の)評価自体がナンセンスだ」と指摘しました。【2012年6月7日付「しんぶん赤旗」に掲載】