松下ゆたか元県議のブログ<日本共産党>

生活・雇用・老後の不安解消へ全力をつくす!
さいたま市北区を中心に活動する、日本共産党・松下ゆたか元県議の活動ブログ。

“金は天下のまわりモノ”こそ、ホントの成長戦略!

2010-10-30 05:02:05 | 政治
私の勤める共産党の事務所には、毎日のように深刻な生活相談や労働相談が寄せられます。“サービス残業”というただ働きを「違法」と認識していない経営者が多いことに驚きます。私たちは、相談者の願いに応えようと、弁護士やさいたま地区労、共産党市議団と力をあわせて活動しています。

しかし、国民生活を根本的に再建させるためには、政治の大もとを大きくかえなければならない、その事を痛感する毎日です。多くの人は、政権交代を待ち望んだことでしょう。ところが、政権交代して早くも1年を経過しましたが、暮らしも経済も悪くなるばかりです。菅内閣になって、尖閣諸島の問題などの外交政策や鳩山前首相・小沢元幹事長の「政治とカネ」の問題への対応は、国民の政治不信を一層大きくしています。

特に、菅内閣の経済政策は自民党時代に逆戻りです。「大企業がよくなれば、国民生活もよくなる」と、大企業の法人税を5%も減らすと言い出しています。また、アメリカ主導の「TPP」に参加を検討しています。「農業に壊滅的な打撃を与える」と、農業団体は猛反対していますが、こんな道を選択したら日本のコメがなくなってしまいます。「亡国の道」と言ったら言い過ぎでしょうか。

10月23日放映のBS11の番組「藤沢久美のJUSTin」に共産党の志位和夫委員長が出演し、共産党の「成長戦略」を述べていましたが、「国民の暮らし優先の政治に転換してこそ、暮らしも経済もよくなる」という内容で、まさに“目から鱗(うろこ)”でした。昔から言われる“金は天下のまわりモノ”という事でしょう。

経済は難しいものですが、大局的に考えれば「庶民の懐(ふところ)を温かくする」ことが、購買力を強くし、需要を生みだし、景気をよくすることです。そういう政治をつくるには、国民ががんばるとともに、大企業から献金をもらわない党を大きくすることではないでしょうか。司会の藤沢久美さんは、「今日のお話は、本当によく考えてみなければならない内容だった」と語っていましたが、私も同感です。志位さんの話しは「しんぶん赤旗」に全文掲載されています。共産党中央委員会のホームページを、リンクしてみてください。

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