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忌明け     泰丞

心臓が止まりましたと冬入日

霜月の句会帰りに父逝くや

看取る者居らずに一人落葉時

おだやかな顔で逝かれし冬ぬくし

暖房やはや冷たくも柔き頬

目頭のつかのま熱く頬被

処置済めば霊安室へ冬灯

星冴ゆる霊安室は別棟で

プレハブの霊安室や隙間風

着ぶくれて吾があげたり枕経

四名がのべの送りや実南天

骨壺に八分目ほど薮柑子

浴びるほど酌みて供養や日短

父親の五七日なる聖夜かな

骨に傘翳し納骨小春空

数え日や形見分けなど何もなく

父逝けば神棚封じ年逝くや

神棚は封じたままに去年今年

二級酒を好んだ父や初笑

買初めに悩む香典返しかな

書初めは香典返しの宛名かな

松明けて父の忌明けとなりにけり

喪が明けて新年会の誘い即
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1月10日(日) ヤリイカ


鮟鱇鍋 白菜、キャベツ、エリンギ、白子、鮟鱇
やりいか
牡蠣
めかぶ
納豆
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