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Symphonyeel!(シンフォニエール!)

ようこそ。閲覧者の皆さんとのメッセージが響き合う場となってほしいナ―という想いで綴ってます

「機動戦士ガンダムUC オリジナル・サウンドトラック」

2010-05-19 22:24:02 | 聴いてほしいオススメCD
[CD情報]
発売元:ソニー・ミュージックエンタテインメント
レーベル:ミュージックレイン
仕様:Blu-spec CD™(通常のCDプレイヤーで再生可能)
ディスク番号:LACA-5802
定価:¥3100

[収録曲紹介]
1. U.C.0096
2. UNICORN
3. THE UNIVERS
4. MINEVA
5. MOBILE SUIT
6. LAPLACE
7. MARIDA
8. A LETTER
9. INFERNAL AFFAIRS
10. E.F.S.F.
11. PIANO TO ANNA
12. ON YOUR MARK
13. FULL-FRONTAL
14. BRING ON A WAR
15. INEQUALITY~A CLOUD OF WAR
16. OTTO~FOR A CHANG
17. LIFE & DEATH
18. THE DISTANT PAST
19. GO ON A FORAY
20. FEAR→SORROW
21. H@R0
22. RX-0
23. LICHT MEER
24. ZERO GRAVITY

[コメント]
このディスクは、言わずと知れたガンダムシリーズの最新作「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」のサウンドトラックです。「機動戦士ガンダムUC」は久しぶりの【宇宙世紀】を舞台にした作品で、地球連邦とネオジオンの抗争を描く、小説家・福井晴敏の原作(小説は全10巻)をアニメ化したものです。この記事を投稿している時点では、まだBlu-Lay&DVDの第一巻が出たばかりで、これからが楽しみなガンダムシリーズです。
作曲は、新進気鋭の作曲家・澤野弘之が担当しています。ドラマ「医龍シリーズ」「ハチワンダイバー」「マイガール」、映画「陰日向に咲く」、アニメ「戦国BASARA」「ギガンディックフォーミュラ」などの人気作のBGMも手がけた方です。
今回のサントラ発売において、コメントもよせられておりますので、こちらをご覧ください。

http://www.gundam.info/topic/3835


今回私がこのディスクを手にしたのは、アニメを見たからではなく、主題歌「流星のナミダ」のスペシャルボックス(ガンダム版)を手にしたときに、サウンドトラックとセットでコレクションできるようになっていたからです。
「フルオーケストラ編成で、ガンダムの壮大な世界観を再現」とあらば、手にする価値は十分にあるだろう!と。

写真でご覧いただければお分かりのように、シンプルで美しいジャケットと、充実した24曲。
初めて体感するBlu-specCDの高音質(「行って帰ってくるほど」違います!)に加え、「医龍」以来の氏の音楽―
予約して手に入れ、プレイした瞬間から、ゾクリと来るものを感じました。
そして聴けば聴くほど惹かれてゆき、タイトルと曲を照らし合わせるごとに「あっ、そうきたのか!」「やられた!」「参った!」「すごい!」の連続でした。

実際に手にした「ガンダムサントラ」では、「逆襲のシャア」や「ガンダムW」「ガンダムOO」「∀ガンダム」がありましたが、これは総じて、それらとはまったく別次元の、素晴らしい仕上がりになっていると思います。
器楽orオーケストラ+ロボットorSFといえば、菅野よう子氏が代表的でしたが、彼女とはまったく別の斬新さとスタイリッシュさにただただ脱帽です。
宇宙の広がりを見せる壮大なナンバーから、繊細なタッチの曲まで、バラエティに富んでおり、何度聴いても飽きません。特にオーケストラの曲は「叩きモノ」の楽器が上手く使われており、日本人らしさとガンダムらしさが同居する、感性に訴えかけてくるものが強い曲が多くあります。
また、挿入歌として作曲されたであろう「A LETTER」は、泣けます!

氏自身の若さが発するモノと、ガンダムの歴史が見事に融合結実したといえるサントラです。
映像音楽の仕事をしだした時から「ガンダムの音楽」というものに夢と憧れを抱いていただけに、意気込みと熱意はただならぬものがあったと思います。それだけに、完成度は非常に高く、ガンダムファンはもちろん、ならずともぜひ手にとって欲しい一枚です。


ラフマニノフ 「合唱交響曲『鐘』」、「交響的舞曲」

2009-03-02 23:45:04 | 聴いてほしいオススメCD
[CD情報]
Profilより出版、ハイブリッドマルチチャンネルSAAD
ディスク番号:PH07028
価格:\2200

[収録曲紹介]
セルゲイ・ヴァリシエヴィッチ・ラフマニノフ作曲
合唱交響曲『鐘』Op.35
①第1楽章 Allegro ma non tanto
②第2楽章 Lento
③第3楽章 Presto
④第4楽章 Lento lugubre
交響的舞曲Op.45
⑤Non allegro
⑥Andante con moto (Tempo di valse)
⑦Lento assai - Allegro vivace - Lento assai. Come prima - Allegro vivace.
[奏者紹介]
タチヤナ・パヴロフスカヤ(ソプラノ)
エフゲニー・アキーモフ(テノール)
ウラジーミル・ヴァネーエフ(バリトン)
レーゲ・アルティス室内合唱団
ケルンWDR交響楽団&合唱団
指揮:セミヨン・ビシュコフ
録音:2006年9月
演奏時間:73分04秒

つい先日来日し、第28回東芝グランドコンサートの主演オーケストラとなった、ケルンWDR交響楽団とセミヨン・ビシュコフ氏のタッグによる、ラフマニノフの「隠れた名管弦楽曲」といっても過言ではない二つの作品を収めたディスクです。
「ピアノ協奏曲」や「ヴォカリーズ」で知られるラフマニノフですが、管弦楽作品は他にも多数存在して、優れた楽曲が多いと聞きます。特に「交響的舞曲」は、ラフマニノフ晩期にして最後の作品であり、全日本吹奏楽コンクールで、福岡県立嘉穂高等学校が自由曲として「第3番」を取り上げたライブ録音を聴いてその存在を知り、音質がよく、キレと迫力ある演奏が収められた管弦楽版のディスクを探していたこともあり、それまで知らなかった「鐘」とあわせ、ぜひ聴いてみたいと思って、コンサート会場で手に入れたモノです。
半ば衝動買いのようですが、これは「当たり」。新鮮かつ斬新な曲が目白押しで、演奏も音質・技量ともVery Good!です。

曲の詳細は、こちらのURLにゆだねるとして―
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%82%B2%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%8E%E3%83%95%E3%81%AE%E4%BD%9C%E5%93%81%E4%B8%80%E8%A6%A7

「鐘」は、1913年ローマ滞在中に象徴派詩人、コンスタンチン・バリモント訳による、「エドガー・アラン・ポー」の詩作にインスパイアされて作曲した大カンタータであり、“熱病のような情熱を傾けて作曲し、全作品の中でもっとも気に入っている”と自身も述べた力作だとのこと。4つの楽章はそれぞれ、明るい希望と憧れに満ちた「銀の鐘」、華やかな婚礼を表す「黄金の鐘」、恐怖の警鐘である「銅の鐘」、そして死と葬式を象徴する「鉄の鐘」となっています。最初、「オペラにもいているな」と思ったのですが、調べてみて「カンタータ」とわかって納得。極めて新鮮で、ダイナミックです。
アラム・イリイチ・ハチャトゥリアンの交響曲第2番も「鐘」のサブタイトルが付いていて、非常に重い響きのする曲ですが、この「鐘」は、合唱が加わり、神聖な響きがします。決して派手派手しいだけ、の音楽ではありません。
「交響的舞曲」は、まさに「ダンス」です!長年捜し求めていた演奏がここにありました!秀逸の演奏です。
めまぐるしく変わるリズミカルなメロディと叙情的な部分を併せ持つ大作です。技術的にも編成的にも難しいものはありますが、機会があればオケで演奏したい作品ですね。


そんなワケで、このアルバム、イチオシです。

「dream link」 (栗林みな実)

2008-10-14 20:42:59 | 聴いてほしいオススメCD
[CD情報]
Lantis(ランティス)より発売
ディスク番号:LACA-5802
定価:¥3000

[収録曲紹介]
1. dream link
2. Love Jump
3. wonderful worker
4. 抱きしめたその後で
5. BUT,metamorphosis
6. 涙の理由
7. United Force
8. 海から始まる物語
9. Rain Rain
10. Yell !
11. eternity
12. divergence
13. 風と星に抱かれて…
14. Next Season

[コメント]
2008年8月に発売された、「BEST ALBUM」ではない栗林みな実さんのアルバム、第2弾です。
収録曲は、アニメーションやゲーム、ドラマなどのテーマ曲が多いので、「BEST」といっても過言ではないのですが、オリジナルが3曲(純粋な新曲は1曲)収録されていて、そのチューンがまたとても良い!
もちろん、他の既発表曲もバランスよく配置されていて、聴いていて飽きさせません。
コアなファンの方々はシングルその他をチェックしているでしょうけれど、それらがおいしくぎゅーっと詰まったこのアルバムはまさに必携の品。
歌詞・作曲共に、本人が手がけているナンバーが多く、女性らしい歌詞、かつ心に残る曲が多いのが印象的。
タイトルチューンの「dream link」だけを聴いただけで完全にノックアウトを食らいます。
「fantastic arrow」と共に手にすることで、存分に彼女の歌の魅力に浸れることでしょう。

彼女のアルバムにおいていつも思うのですが、「初回プレス限定版」の得点を何かしらつけてほしいなぁということ。
シークレットトラック、ポストカード、ステッカーetc・・・
曲の良さは言わずもがな、なのでそーいった点でもっとプレミアム感を出してみては?と思うのが私の個人的な感想です。

これからの彼女のますますの活躍に期待しましょう!

アニメーションシリーズ 「湾岸MIDNIGHT」 ORIGINAL SOUNDTRACKS Ⅱ

2008-06-27 23:52:21 | 聴いてほしいオススメCD
[CD情報]
CDレーベル:avex entertainment
発売:エイヴェックス・マーケティング株式会社
販売元:同上
価格:3059円(税込)
CD番号:AVCA-26395
発売日:2008.3.05

[収録曲紹介]
01:Knock Down
02:AGAINST
03:Black pain
04:Black bruise
05:On the edge
06:SPEED ADDICTION
07:GET A WAVE
08:Floating spirit
09:Who?
10:Strange vehicle
11:In the twilight
12:Lonely chaser
13:Painful moment -type.B-
14:Lifetime -type.B-
15:Good job!!
16:Bright heart
17:Next one
18:Bad tune
19:SCUD ROCKIN’
20:No EXIT
21:Fearful moment
22:Heavy despair
23:Duarhythmic
24:SPARK!!
25:Vanquish
26:Dream of S30Z

[コメント]

アニメ版「湾岸ミッドナイト」オリジナルサウンドトラック第2弾!!
劇中BGMや、カーバトルシーンに登場のエクストラサウンドトラックなどを収録し、主題歌などで構成され、サウンドトラック色が強かった第一弾より、断然パワーアップしています。
「悪魔のZ」が復活し、さまざまな人物とのバトル編に物語が進行していくにつれて、音楽にヴァリエーションが増え、スピード感や迫力が増しているのが感じられます。それでも、「悪魔のZ」を象徴するあのミステリアスな雰囲気のテーマ曲はあちこちに使われており、今回もタイトルが変わったり、歌詞が追加されたりアレンジが違ったりして収録されています。
そしてもちろん今回も初回限定のオマケつき!
ジャケットに描かれている、レインボーブリッジを背景にした、ブラックバードのステッカーがそうです。私はちゃんとゲットできました。


「最高速をアクセルべた踏みだとしか考えていない連中には絶対に理解できない領域―」


その領域に足を踏み入れ、行くところまで行くしかないと決め込んだあなたは、ゲームサントラやただのトランス・ユーロビートにはないモノを持つ、このサントラの良さが解ると思います。
おすすめです!

アニメーションシリーズ 「湾岸MIDNIGHT」 ORIGINAL SOUNDTRACKS

2008-04-20 09:58:11 | 聴いてほしいオススメCD
[CD情報]
CDレーベル:avex entertainment
発売:エイヴェックス・マーケティング株式会社
販売元:同上
価格:3059円(税込)
CD番号:AVCA-26149
発売日:2007.8.01

[収録曲紹介]
1:lights and any more (TV-size)
2:feedback landing
3:Rollin'
4:Remains of S30Z
5:Speed of S30Z
6:Cool machine
7:Everyday & everytime
8:Active motion
9:Lifetime -type.A-
10:Urban moment
11:Mysterious...
12:Cold strain
13:Black sovereign
14:Aggressive advance
15:Run of S30Z
16:Painful moment -type.A-
17:Strategic way
18:Voice of S30Z
19:Like Hell
20:Serenade for chaser
21:Beam!!
22:Side by side
23:Monster at the velocity
24:Atlanta
25:Talkin'bout good days (TV-size)


週刊ヤングマガジンにて好評連載中、アーケードゲームを始め、ゲームでも人気のカーアクションアニメーション・「湾岸ミッドナイト」がついにアニメ化!
インターネット配信、DVD化され、ますます加速する湾岸ミッドナイトの世界―
そのアニメーション内に使用されているBGMのオリジナルサウンドトラック第一弾です。
オープニングテーマ・エンディングテーマのTVサイズ版が収録されているのはこのアルバムだけ!
さらに、初回限定版では、かの「悪魔のZ」のステッカー付き!
(2008年の春に注文し、この記事投稿日の前日に手に入れたのにもかかわらず、まだステッカー入りのモノはありました!)

オープニングテーマ・エンディングテーマともに、ラップが入るavexアーティストを起用しているのは、頭文字Dの主題歌、挿入歌を歌うm.o.v.eに通じるものがあります。
頭文字Dは、劇中BGMとは別に、バトルシーンにユーロビートを、そして古代祐三作曲の「湾岸ミッドナイト・マキシマムチューン」はトランスを使用していますが、このアニメサントラは、ギター、シンセサイザーなど、現代のオーソドックスな楽器を使用しながらも、悪魔のZを中心とした、「くるおしさ」「儚さ」「スピード」「秘めた魔力」「登場人物やキカイの心」を投影した、素晴らしい楽曲が多いです。
中でも光るのはピアノの使い方です。キーボードのピアノではなく、ちゃんと「ピアノフォルテ」の楽器の音を使用しているようで、奥深い染み入る音色が、「速さだけで終わらない」湾岸ミッドナイトの物語の深さを象徴しているようです。
また、悪魔のZを表現した「~of S30Z」のトラックに入るコーラスの歌詞・・・ラテン語?イタリア語?・・・それが、高揚感、緊張感を盛り上げます。が、ブックレットの中に記載されていないのが残念です。

アニメを観て、BGMの中で一曲でも惹かれた方は買って損はありません。
オススメです!!

ヨハン・セバスティアン・バッハ作曲 チェロ:リン・ハレル 「無伴奏チェロ組曲〈全曲〉」

2008-03-09 23:10:21 | 聴いてほしいオススメCD
[CD情報]
CDレーベル:DECCA
発売:ユニバーサルミュージック株式会社
販売元:ビクターエンタテインメント
価格:2,940円(税込)
CD番号:UCCD-3086
発売日:2002.02.27

[収録曲紹介]
[Disk1]
(1)無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1007
(2)無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調BWV1008
(3)無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV1009
[Disk2]
(1)無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調BWV1010
(2)無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調BWV1011
(3)無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調BWV1012


ヨハン・セバスティアン・バッハ作曲の無伴奏チェロ組曲を第1番~第6番までの全曲が収められた2枚組みのCDです。かつてTOYOTA「クラウン・アスリート」のCMに使用されていた第1番の「前奏曲」で好きになったのですが、もともとのきっかけは「音域が似ていて、メロディの歌い方や丁寧な低音の勉強をするならチェロを聴いてごらん」という「師匠」のアドヴァイスがあったからであります。

リン・ハレルは、アメリカはニューヨーク生まれのチェリストです。
世界的に有名なチェロ奏者といえば、当時私は真っ先に「ヨーヨー・マ」をあげましたが、「ある種の」変な、いやらしい歌い方をする奏者よりも、チェロ弾きでない私のような者が聴くなら、「正統派なバッハを聞かせてくれるハレルの方がいい」とすすめられたのがこのCDです。
しかしながら、そもそも無伴奏チェロ組曲には、このハレルを始め、演奏家によってさまざまな解釈の仕方があるのは、「さまざまなオーケストラ曲以上にあたりまえのコト」なのです。なぜなら、テンポや発想標語が、原本譜(正確にはバッハ自身の手によるものではなく、妻によって書かれ、残っていた楽譜)には何一つ書かれていないのです。それらは、後の時代に楽譜を校訂した人間たちによってつけられたものなのです。ですが、バッハの時代は、組曲内にある「舞曲」にある程度のテンポ設定・概念があった、伴っていた、ということがいえるのであえてその必要はなかったとも考えられる、といいます。
ハレルの演奏は、曲ごとのテンポの取り方がピタリと正確で、規律正しくありながら、歌いっぷりは満点!BGMとしてもよいと思います。


何か困ったときがあった時、このCDを、独りで楽譜を見ながら、あるいは何も考えずにじっくり聴くことも多いです。
じっと聴いていると、宮沢賢治の「セロ引きのゴーシュ」のお話すら思い出し、その音色と、奏者の弾いている様を思い浮かべてしまうくらいに、聴き入ってしまう―
そんな不思議な魅力をたたえた曲だと思います。



実はこのCDを、依然とあるクラシック好きの方にお貸ししたことがあって、大変丁寧な字で、「幸せなひと時を過ごせました。心から感謝―」と書かれた手紙を添えて返していただきました。
その人は、体が弱く、お会いすることはもしかするともうない、という方ではありますが、同じ空の下で生きているとしたら、きっと、「クラシックは心が安らぐよ、いいものよ」とささやいてくれそうな、それはそれは透明度のある優しさと強さを持った方でした。
その人と同じ気持ちになれる、という喜びをも、このCDをかけると思い出させてくれる、個人的ではありますが暖かい想いが詰まったCDです。



poco A poco (松下奈緒)

2007-10-31 23:39:57 | 聴いてほしいオススメCD
[CD情報]
CD番号:ESCL-3018
発売日:2007年10月10日
定価:\3059
エピックレコードジャパンより出版

[収録曲紹介]
1. Rain
2. my place (J-WAVE 1・DAY ACUVUE MOIST ALLEGRO ANDANTE テーマ曲)
3. Together (日本テレビ系「ズームイン!!SUPER」秋のお天気テーマ)
4. Two (トステム住研グループ アイフルホーム TVCMソング)
5. Jazz chocolat
6. 未来予想図Ⅱ (ピアノヴァージョン)
7. Moonshine~月あかり~ (映画「ピアノの森」主題歌)
8. 木漏れ日 (Original Piece for‘Two’)
9. Rain (Instrumental)
10. Moonshine (Instrumental)
11. NHK連続テレビ小説「ちりとてちん」メインテーマ(ロングヴァージョン)

【コメント・感想】
ドラマ、映画、そして映画「ピアノの森」主題歌で歌手デビュー、と活躍の場がどんどん広がり、魅力が増した松下奈緒さんのセカンドアルバムです。単純にクラシカルなピアノ曲だけでもなく、ヴォーカル曲ばかりでもない、さらに、彼女自身が作曲した曲も含め、様々な種類の曲が収められているのが○。聴いていてとても落ち着けるCDだと思います。

「poco A poco」は音楽用語(イタリア語)で「少しずつ」という意味で、彼女自身の思いをそのままディスクタイトルに込めたそうですが、Aだけが大文字になっているところが素敵な感じがしていいですね。曲を聴いていると、本当に「ちょっとずつ、少しずつでいいんだよ」と彼女自身に語りかけてもらっているような、そんな気持ちになれます。ジャケット内の写真を見ると、飾らない清らかなオーラがある、というか、そういう魅力を持ったアーティスト・表現者なのだなぁというのが伝わってきます。
このCDは通常版ですが、初回限定版はDVD付で、彼女の魅力が映像で楽しめる、さらにお得な一枚となっています。でも、この通常版も文句なしにいいです。
収録曲全体の構成云々はともかく、一曲一曲に気持ちがこもっている、素敵なアルバムです。特にInstrumentalはおすすめ!
ファン必携の一枚。

湾岸MIDNIGHT MAXIMUM TUNE 3 ORIGINAL SOUNDTRACKS

2007-10-10 19:58:21 | 聴いてほしいオススメCD
[CD情報]
CD番号:MJCD-20102
発売日:2007年9月27日
定価:\2940円
発売元:マーベラスエンターテイメント
販売元:ジェネオンエンタテインメント
作曲:古代祐三

[収録曲紹介]
1 Entry Maxi3
2 Select Maxi3
3 Inexhaustible Energy
4 In Your Dream
5 Get Down to the Drive
6 Top-Flight Mechanics
7 Wanna Try One last Time
8 Get you Cornered
9 Love to Rise in the Summer Morning
10 Evil Association
11 Cause You’re Different
12 Supreme Folly
13 Control Your Body
14 Shrewd Critic
15 Feel the Moment
16 Black Pressure
17 Phantom of Blue
18 Result Maxi3
19 Just Flat Out
20 Midnight Sanctuary
21 Shine
22 Opening Maxi3

[コメント]
週間ヤングマガジン連載中の人気漫画「湾岸Midnight」のNAMCO・アーケードレースゲーム、「湾岸Midnight MAXIMUMTUNE3」のサウンドトラックです。
今回も、全て音楽はトランス。そして、全てマキシ3のための書き下ろしです。ところどころ今までのマキシのメロディと似ている曲がありますが、全体的に「未来的」というか、デジタルなところが多く、ゲーム内の音楽データ領域に余裕が生まれたことから、より高品質でダイナミックなサウンドに仕上がっています。曲のテンポも、平均テンポが若干早くなっており(140bpm→143bpm)、スピード感が増しています。
また、作曲者古代祐三氏がジャケット内のライナーノートでコメントしている通り、イントロを聴いただけでどのキャラクターのテーマ曲かがわかること、ストーリーを感じる音楽展開を大事にしていることなど、色々考慮されているだけのことはあり、「曲の流れの中」で自然に、マキシ3のゲームそのものがさらに増した「疾走感」「ドラマティックさ」を存分に楽しむことが出来ます。
この生まれ変わったマキシトランスをエンジンに例えるなら、パワーもトルクも大幅に上がっている、という感じ―あるいは、ボア(内径)とストローク(行程)が上がった大排気量のエンジン、と言えるのではないでしょうか。

また、今回のCDは前作のように2枚組ではありませんが、初回封入特典のチューニングカードは、作曲者古代祐三氏が考案した3パターンの特別称号が付加された他では手に入らないスペシャルなアイテムです。これからマキシをプレイしようと思っている方は、ぜひぜひ手に入れて欲しいと思います。

愛車の中に入れておきたいアルバムの一枚であることは間違いありません。
でも、踏みすぎて「飛んでしまわないよう」くれぐれもご注意を。

THE BIG APPLE

2007-09-12 23:52:01 | 聴いてほしいオススメCD
アムステルダム・ウインド・シンフォニー演奏
ハインツ・フリーセン指揮

オランダの作曲家、ヨハン・デ=メイ。
彼を有名にしたのは、映画にもなったトールキンの長編ファンタジー小説を題材にした、交響曲第1番「指輪物語」でしょう。私自身も第一楽章だけを演奏したことがあります。
しかし、私が推すのはコッチ。それが、「指輪」に続く交響曲第2番「ビッグ・アップル~ニューヨーク・シンフォニー」です。
摩天楼がそびえたつ大都会ニューヨークをテーマに書かれた2楽章からなる作品で(途中に効果音が含まれるカデンツァが入る)、とにかく、壮大・きらびやか・過激・エキサイティングな超大作です。

日本では、大阪市音楽団が本邦初演してアルバムも登場し、かなり話題になったのですが、その後はあまり国内で演奏されていないのがちょっと残念。それもそのはず。この曲をデメイに委嘱したのは、なんと、フェスティバル・ヴァリエーションズを初演した、ワシントンDCのアメリカ空軍バンド!
超実力派バンドでなければ、まず演奏不可能です。

大阪市音楽団の演奏と聴き比べてはいませんが、この演奏ははっきりいってハズレなし。録音もいい音なのでゴキゲンです。
目を閉じて最後まで聴くと、情景が目に浮かびます。聴き終わった後は、あまりの爽快感に言葉が出ません!

その他、バーンスタインの「キャンディード組曲」も入っていて、かなりおいしいアルバムに仕上がっています。

吹奏楽の交響曲、ナメてかかるとぶったまげるゼ―


[収録曲紹介]
1. 交響曲第2番「ビッグ・アップル~ニューヨーク・シンフォニー」/ ヨハン・デメイ 【35:05】
Symphony no.2 THE BIG APPLE (A New York Symphony)/Johan de Meij

I)スカイライン(Skyline) 【13:21】
II)タイムズ・スクエア・カデンツァ(Interlude) 【2:04】
III)ゴーサム(Gotham) 【19:40】

2. 「オン・ザ・タウン」よりパ・ド・ドゥ/レナード・バーンスタイン 【3:32】
LONELY TOWN Pas de deux(From:On the Town)/Leonard Bernstein (arr.Marice Stith)

3. キャンディード組曲/レナード・バーンスタイン 【11:34】
CANDIDE SUITE/Leonard Bernstein (arr.Clare Grundman)
I)The Best of All Possible Worlds 【1:43】
II)Westphalia Chorale and Battle Scene 【1:52】
III)Auto-de fe 【1:34】
IV)Glitter and Be Gay 【2:34】
V)Make Our Garden Grow 【3:53】

INITIAL D ABSOLUTE ALBUM feat.TAKUMI FUJIWARA

2007-09-07 23:07:36 | 聴いてほしいオススメCD
人気アニメ、「頭文字D」。
バトルシーンにユーロビートが使用されているのはすでに常識にように知られているコトですが、このアルバムは、1st~4th stage(Battle stageも含む)中で、主人公・藤原拓海のバトル・シーンで使用されたユーロビートだけを厳選して収録したアルバムです。
アルバムシリーズ「D-Selection」を全部揃えるのは大変という人や、次から次へと曲が変わり中途半端、というノンストップMIXではつまらない、という人は必見!ちゃんと一曲一曲が収められているし、収録曲数も14曲と多めなので、頭文字Dファン・ユーロビートファンには必携の一枚、といえます。
スピード感あふれるトラックばかりなので、セメるシチュエーションにはもってこいです!

[CD情報]
フルタイトル:SUPER EUROBEAT presents INITIAL D ABSOLUTE ALBUM feat.TAKUMI FUJIWARA
エイベックス(avex)より出版
CD番号:AVCA-22650

[収録曲紹介]
1. SPACE BOY
2. BURNING UP FOR YOU
3. BOOM BOOM JAPAN
4. BEAT OF THE RISING SUN
5. MAYBE TONITE
6. MIKADO
7. SPEEDY SPEED BOY
8. MAKE UP YOUR MIND
9. GRAND PRIX
10. EXPRESS LOVE
11. REVOLUTION
12. FOREVER YOUNG
13. RASING HELL
14. ON MY WINGS