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Symphonyeel!(シンフォニエール!)

ようこそ。閲覧者の皆さんとのメッセージが響き合う場となってほしいナ―という想いで綴ってます

もい鳥  ちいさなルームメイト

2007-11-10 23:14:23 | おすすめBooks
著者名:オノフミ
出版者:ゴマブックス
ISBN:978-4-7771-0728-5
価格:¥924(税込)


もい鳥(もいちょう)は、体長2cmで、いもむしと鳥の中間に位置する生き物です。
イーブックキャラ大賞2005大賞受賞キャラクター・指先サイズの小さな生き物、もい鳥との暮らしがかわいい絵本になって登場です!


「リラックマ」や「カピバラさん」「monokuro Boo」、「にゃんにゃんにゃんこ」など、見ているだけで癒されるほんわかほのぼのキャラが描かれた「おとなの絵本」が最近流行っていますが、その仲間に入るでしょうか。
上記のキャラクターのようなグッズはまだのようですが、この本はそういうかわいいものが好きな方にはぜひオススメ!
ちっちゃくでまるまっこいので、そーゆうのが好きな方はぜひぜひGetしてみてください。
田舎のおばあちゃんから送られてきた野菜の中のレタスから飛び出してきたのがきっかけで、いっしょに暮らしはじめたもい鳥さん。
とにかくかわいいです。いろんなこともできるみたいです。鳥なのに。
癒されます。そして、飼って、いろんなことをしたり、一緒にお出かけしたりしたくなります。だって体長2cmですもの(笑)


ちち☆


コミック 「湾岸ミッドナイト」

2007-09-07 23:00:49 | おすすめBooks
―悪魔は・・・0時過ぎに舞い降りる―

【ストーリー】
「地獄のチューナー」と呼ばれた男・北見淳が作り上げた一台のS30型フェアレディZ。それはとてつもないパワーがあり、作った北見はおろか、誰も乗りこなすことができなかった。幾多の事故を重ねてオーナーが変わるうち、そのマシンはいつしか「悪魔のZ」と呼ばれるようになる。
月日は流れ、主人公の高校生・朝倉アキオが、愛車であるZ31フェアレディZのパーツを見に、友人マーの兄・コウちゃんに紹介された黒佐にて放置されていた悪魔のZの、新たな乗り手となった所からこの物語は始まる。最初はアキオでさえも拒否していたZだったが、クラッシュと再生を繰り返し、ついには炎上にまで至るが、かつてZを北見の依頼で300km/hに耐えられるよう補強した「ボディワークの天才」高木裕一の手により、330km/hに耐えられるボディを身にまとい、Zは蘇った。それ以降アキオは、力で押さえつけるのではなく、ただ従うだけでもなく、車と乗り手が一体になることが大切だと理解していく。

過去この「悪魔のZ」と渡りあっていた外科医・島達也の操るポルシェ「ブラックバード」。伝説が伝説を呼び、2台の熱い闘いが再び始まる。
そして、スピードの世界に生きる者たち―湾岸の猛者達が、「まるでくるおしく身をよじるように走る」Zの姿に、心を奪われていく。ある者は家族を捨て、ある者はかつて封じ込めた想いを解き放ち、Zに挑む。
行き着いた先に何があるのか、その目で確かめるために─

【コメント】
週刊ヤングマガジン連載中の、「頭文字D」と並ぶクルマものの漫画の1つ、それが湾岸ミッドナイトです。
このコミックは「クルマが登場するコミック」の中では、連載開始がかなり前からであるにもかかわらず、読み始めは遅かったです。絵が実車っぽくないということと、最高速勝負というのは興味がなかったということ―クルマはハンドル切ってナンボでしょと思った―からです。
しかし、アーケードゲームを何気なくプレイしたあとによく読んでみると、各キャラクターから飛び出す名台詞の数々、とりわけ、コマの片隅にゴシック体で配された文字・言葉たちは、本当に心に訴えかけてくるモノが多く、見かけは「バトルもののカーコミック」でありながら、単なるスピードの優劣やバトルの勝敗だけでなく、登場人物の心理描写も赤裸々に描かれているのが魅力です。もっと言えば、バトルがストーリーの中心ではなく、人間模様・人生観が多く語られ、人生のさまざまな場面における「心に響く一言」を凝縮したエッセイのようであり、読み手の心に響きます。SWEET SWEET SUITEの楽章のネタにも大きく取り上げたくなるくらいに、ハッと驚かされる言葉も数知れず、です。


1巻、2巻の途中ぐらいまでは、まだ作者自身キャラクターの性格付けができていなかったらしく、今から見るとキャラの性格がちょっと違ってたりということはありますが、3巻あたりから、単行本2~4巻ぐらいの話数を1つの括りとして、その間にだけ出てくるライバルを準主人公として扱い、主要キャラを絡めて行くという現在の作品スタイルが確立していくようになりました。
蛇足ながらそのストーリーを紹介しましょう(サブタイトルは湾岸ミッドナイトマキシマムチューンのストーリーモードなどを参考にしました)。


KC1~3:「悪魔のZ復活」編
KC3~5:「とびきりのGT-R」編(平本洸一・原田の物語)
KC5~8:「赤坂ストレート」編(マサキの物語)
KC8~13:「モンスターマシーン」編(相沢圭一郎の物語)
KC13~16:「R200CLUB」編(黒木隆之の物語)
KC16~19:「阪神環状最速のランエボ」編(神谷エイジの物語)
KC20~24:「幻のFC」編(城島洸一の物語)
KC24~29:「ガレージACE」編(友也・ACE後藤の物語)
KC30~32:「F1タービン編」(森下マコト・山下の物語)
KC31~37・38:「地上の戦闘機編」(山本和彦・ユージの物語)


登場人物で好きなのは、男では「朝倉アキオ」「黒木隆之」「富永公」、女では「秋川零奈」ですね。
なお、湾岸ミッドナイトの世界を知りたい方は、ヤングマガジン編集部監修・講談社発売の「湾岸MIDNIGHT INDEX」もオススメです。

どんなにきみがすきだかあててごらん(原題『Guess How Much I Love You』)

2007-08-22 09:41:14 | おすすめBooks
作: サム・マクブラットニィ 絵: アニタ・ジェラーム 訳: 小川 仁央
評論社より出版

[あらすじ]
チビウサギがベッドへ眠りに行く途中、デカウサギにきいてみたくなりました。
「どんなに、きみがすきだか あててごらん」
「こんなにさ」とうでをおもいきりのばすチビウサギに、「でも、ぼくはこーんなにだよ」とデカウサギ。
おたがいにどんなにすきかをくらべあいます・・・

[コメント]
ある日、本屋のコーナーを隅々回っていたときに、偶然見つけた絵本の一冊です。
タイトルを見た瞬間、すぐに開いて読んでいました。

ちょっと話はそれますが、PCゲーム&アニメーション「君が望む永遠」内に登場する女の子、涼宮遙は、当時の恋人・鳴海孝之にこう語りかけるシーンがあります。

『絵本って・・・子供向けが多いから・・・純粋なんだよ』

まさに彼女の言葉の通りで、『純粋』に好きというテーマをつきつめた、心温まるおはなしです。
デカウサギとチビウサギは、親子の象徴?それとも恋人―?
人によってとり方は違うと思います。以前紹介した、「しろいうさぎとくろいうさぎ」とはムードも展開も違いますが、少し似ているところがありますね。

モノがわかってくると「好き」にはいろいろあるというコト、いろんな角度からの捕らえ方あるというコトがわかってくるだろうと思うのですが、この世の中のさまざまな境遇に置かれた人が、頭の中を空っぽにしてこの絵本に触れたとき、素直に、あたたかい気持ちになれる絵本で、「好き」と表現する大切さをあらためて実感できます。

また、「『言葉に出して』好き、伝えるというコト」は日々の生活では怠ってしまうこともありますが、この絵本の中にあるように素直に「好き」と伝えることは家族でも恋人でも友達でも大切なこと―それも教えてくれます。
読みながら、涙をこらえるのに必死でした(それだけ私は涙もろいのですヨ)


贈り物にするなら、もちろん大好きな人、想いを寄せる人、それからお父さん・お母さんになる人にもいいと思います。
この本を贈られて、激しく「ふわぁん」とか「ぐらりッ」と来た人は、もしかすると、巷で言うところの「運命の人」、同じ歩幅で、同じ世界で、一つ屋根の下で暮らしていける、運命共同体と呼べる存在の人なのかもしれませんね・・・

コミック版「プロジェクトX 挑戦者たち」Handy Version 地上最強のマシーン F1への激闘

2007-08-18 11:58:06 | おすすめBooks
原作・監修:プロジェクトX製作班/作画・脚本:宮城シンジ
出版:宙(おおぞら)出版

プロジェクトXのコミック版の紹介もコレで第四弾になります。
世界最高峰のバイクレース、「マン島TT」を制したHONDAが、自動車を作るという目標を果たそうとした矢先、国の政策―「特振法」―が打ち出され、窮地に立たされたときに取った行動、それが「F1に挑戦する!」という、あまりにも無謀なコトでした。
クルマもののプロジェクトXの物語のひとつです。

日本製F1マシンの歴史的初勝利―1965年の10月のメキシコGP。
古きF1の―今のF1のエアロダイナミクスとは程遠い葉巻型の形をしていた時代―歴史を紐解くと出てくるこの1ページ。そこにも、知られざるドラマがあったのです。

F1マシンのエンジンを担当した、「エンジンの鬼」新村公男氏と、F1メカニックの若い男たち、そして、社長本田宗一郎のチャレンジと戦いの物語が、熱いセリフのマンガで綴られています。
私が一番感動したのは、「心を一つにして一体になる」というコトの大切さです。
そして、自分のテリトリーに篭りっきりになるのではなく同職場内の別の場所・現場を見て、現実を目の当たりにし、重大なことに気がついたとき、そこでどう動くか、の大切さです。
勝てるマシンを造ろうと、現地スタッフの要望に応えるという、新たなプライドを見つけ、動き出したときの新村氏のピュアで熱い姿は私の心に響きました。
ストイックさだけではいけないし、ストイックさもなしにノンベンダラリとやってて周りや現場を見ようとしない(ただ「見る」のではなく「真剣に見る」のが大切!)のはもっといけない・・・。
相手への思いが伝わらない悔しさとはどういうことなのか、そして思いが伝わったとき・通い合ったときの集団が生み出す、奇跡にも似たチカラ―
それを教えてくれる物語です。
忙しいからといってその忙しさに溺れているだけの上席者に是非読ませてやりたい本です。

また、私は、日本車メーカーがどのようなストーリーをたどったかすら知らない、単なる「クルマ好き」ですが、これは、HONDAというメーカーが、どのようにして今日のようにあるかの一部分を知る物語でもあります。
「ホンダはホンダの道を行く―」
「最高の車を作るには、何が必要かを一気にわからせてくれる だから―俺たちにはレースが必要なんだ」

スポーツカー不毛の時代にあって、今もなお、エコロジーしながらとことんスポーツカーを追求するHONDAは、同じF1に参戦しているメーカーであり、日本トップの座をほしいままにしていながらマーケットを重視しすぎるあまりスポーツカーを出していないTOYOTAにないスピリットがある―
HONDAのチャレンジングスピリット、「R Spirit」に、このコミックで触れてみてください。

コミック版 「プロジェクトX 挑戦者たち」 ツッパリ生徒と泣き虫先生

2007-08-18 11:49:02 | おすすめBooks
サブタイトル:〈伏見工業ラグビー部〉日本一への挑戦
監修:プロジェクトX製作班/作画・脚本:六田 登
出版:宙(おおぞら)出版

私が大好きだったドキュメント番組、プロジェクトXのコミック版の紹介―これで第三弾になります。
かのドラマ「スクールウォーズ」や、照英さん主演の映画でも話題になった教育界屈指の伝説的実話ドラマ、伏見工業ラグビー部の、壮絶で人間豊かな物語が取り上げられました。
実は、私はドラマ「スクールウォーズ」を知らず、教員免許を取得するべく教職課程を選考している最中にこの回を見ました。それは、ロータリー2話が終わった次の回だったのです。
こんな先生が居たんだ、と圧倒されるばかりでした。
でも、プロジェクトXで見たときよりも、ドラマが伝わってくるのはこのコミック版です。

もう、どんなドラマか語る必要はないでしょう。
あえてここに書き記すとすれば、山口先生の心に響く一言が、表情豊かな漫画でつづられ(六田登先生はサーキット漫画・「F」の作者です、好きです)、プロジェクトX本編を見るよりも「スクールウォーズ」のドラマを再放送で見ている時よりも感動した、ということ、これは自信を持っていえます。特によかったのは、名門花園高校に118対0でボロ負けしたときに、山口先生がかけた言葉ですね。
「なんぼ相手が名門でも同じ高校生や・・・どうや荒木 お前なら喧嘩したら必ず勝つやろ どうや悔しいか?」
と部員たちに言ったその時、
「先生ッ・・・オレ悔しいッ 悔しいんじゃーッ」と泣いた部員たち。そのページを開くたびに熱いものがこみ上げてきます。

先生は本当に声かけが上手。生徒たちのよいところをうまく見つけて、心に響く一言を愛情込めて言う。それが一番素敵で、見習いたい部分です。
そして、ラグビーの精神である「ALL for ONE  ONE for ALL」の精神を懇々と語り、「お前は一人じゃない」と教えるところも。
ワルさしてるのを徹底的にしごいている先生は確かに壮絶だし、まんま体罰だらけだけど、私も両親には徹底的に叩かれて叱られてきたからよくわかる。
「何で怒られているのか、叱られているのかわかるから」

でも、主人公の山口先生ももちろん素晴らしい方だけど、陰で支える奥さん、立ち上がった先生、そして何よりも、先生のシバきに耐え、心を開いてひとつになった生徒たちが一番すばらしいな、と思うのです。それを考えたら、このストーリーの本当の主人公は生徒たちかもしれません(タイトルがそうなっているように)。
放送当時は、このお話が「プロジェクトX」に取り上げられるのは不思議な感じもしましたが、これは本当に勇気を与えられるお話です。

今回のコミック版はハンディバージョンではなく、定価1000円の「デラックス版(?)」です。ハンディバージョンにはない、山口先生のインタビューや、関連年表が挿入されています。その点も含めておすすめです。

ここで多くは語りません。
再放送後も人気が衰えることのない伏見ラグビー伝説へのプロジェクトストーリーに、このコミックでぜひ触れてみてください。

コミック版「プロジェクトX 挑戦者たち」Handy Version 運命のZ計画

2007-08-17 11:06:50 | おすすめBooks
原作・監修:プロジェクトX製作班/作画・脚本:横山アキラ
出版者:宙(おおぞら)出版

ロータリー編に続いて、「クルマもの」のプロジェクトX・コミック版です。
これもハンディヴァージョンで手にしました。

このお話は、単一車種では世界一の売り上げ台数を記録した伝説のスポーツカー、フェアレディZ誕生の知られざる物語で、「ミスターK」の愛称で呼ばれるZの父・片山豊、デザイナー・松尾良彦らを中心とした、苦闘の物語が描かれています。
ちなみに私は、Zを所有できる経済力はないですが、嫌いな車ではありません。いいクルマだと思います。モデルチェンジのたびの斬新なスタイリングは、幼い頃、わくわくして眺めたものです。

1960年代の欧米で日本車=「二流車」でした。そんな時代に、世界に通用するスポーツカーを作ろうとした人たち―。片山さんも、松尾さんも、社員の中では「浮いた存在」「問題社員」として通っていた人たちでした。しかし、「何とでも言ってくれ、おれはやる!」「そんなコトいったって、そう思ったんだからしょうがないじゃないか・・・」「のぞむところだ!」となにくそ根性でがんばって、自分のポリシーを見事に貫き通して成長し、幾多の試練を乗り越え、Zと言う車を作り上げたことで、認められたのです。「浮いた存在」=「出る杭は打たれる」の図式が成り立ちやすい日本にあって、ここまでできる人はそうないと思います。
自分も、よく集団や組織の中では「変わり者」「浮いた存在」としてとられがちだけれど、このお話に登場する技術者たちのように、熱い思いを抱いて事を成し遂げたことはまずありません。このコミックは、よほどの変わり者でも、浮いた存在の者でも、熱い思いを抱いて、とことんまでぶつかり合って、いい物を作っていこうとすれば成功するんだ、という好例であり、私の心の支えとなっている物語のひとつです。

「Z」の意味は「究極」「頂点」の意味もありますが、片山さんがアメリカに赴任したとき、餞別として渡された「Z旗」から由来しているプロジェクトから採ったということは初めて知りました。
Z乗りの人も、そうでなくても、日本のスポーツカーの道を切り開いたZストーリーにぜひ触れてみてください。

コミック版「プロジェクトX 挑戦者たち」Handy Version 夢のロータリーエンジン誕生

2007-08-17 11:02:38 | おすすめBooks
原作・監修:プロジェクトX製作班/作画:広井てつお
出版者:宙(おおぞら)出版

NHKの人気番組「プロジェクトX 挑戦者たち」のコミック版です。
これは、コンビニなどで売られているハンディヴァージョンで、書店で売られている書籍版とは違って手に取りやすいのが特徴です。

このお話は、MAZDAがロータリーエンジンを開発・実用化し、幾多の困難・危機を乗り越え、ル=マン24時間耐久レースを制覇するまでを描いたプロジェクトXの中では珍しい2話連続の「ロータリーヒストリー」を一冊にまとめたもので、東の本田(宗一郎)と並ぶ名物社長、松田恒治とロータリーエンジン開発部長山本健一の半生、そして、ミスタールマンの異名をとる寺田陽次郎の物語がつづられています。

プロジェクトXに関する本は多数出ているので、文字ズラの本の方が、読み物としてはいいのですが、とっつきやすさを求めるならやはりコミック版です。ビデオ版が出ていないお話のものは、特に番組内で流れていないエピソードも含め、内容を漫画という絵で見ることができるので、お勧めです。このロータリー2話もそのひとつで、現在ビデオが出ておらず、アンコールの放送でも2話を1回の番組でやってしまったので、残念だったこともあり、手に入れました。
ロータリースポーツの歴史本だけではわからない、ドラマティックなコミックなので、本放送を見逃してしまった方、プロジェクトXの世界をコミックで読みたい方、ロータリーのことを知っている人も知らない人にも、おすすめです。
ジャパン・パワー、技術屋の大和魂、そして「ロータリースピリット」をこのコミックで感じてください。

しろいうさぎとくろいうさぎ

2007-08-17 10:56:31 | おすすめBooks
著者名:ガース・ウィリアムズ作/まつおかきょうこ訳
出版者:福音館書店

このお話は絵本です。
今、絵本を読み聞かせるというコトの重要性が問われてきていること、そして、このお話の内容に感動したので紹介します。

原題「THE RABBIT'S WEDDING」とあるとおり、このお話は、「結婚」、もっといえば「愛すること」「気持ちを伝えるコトの大切さ」を教えてくれる絵本です。
森の中に暮らす小さなうさぎたちが、真実の愛を見つけるまでを、素直な文章と素敵な絵で描かれています。くろいうさぎの悲しい顔、しろいうさぎのびっくりした顔など、表情豊かに描かれているのがよいです。
好きな人といつまでも一緒にいるにはどうしたらいいだろう―?あまりにも純粋なコトに共感して、何度も何度も読みました。好きな人といつまでも一緒にいること、これほど幸せなことはないのですが、私自身は弱虫なのと、こんなに素直に気持ちをぶつけることができない・・・傷つくのが怖い・・・それができれば苦労しないよ・・・!と心の中で何度、何百回とおもったことでしょう。
でも、いつか、好きな人に勇気を持って、くろいうさぎのように心を込めていえるようになりたいなと思いますが―

そして、「好き」「いつまでも一緒にいたい」という感情だけでなく、人にわかってもらおうとする気持ち、相手の身になって考えて思いを伝えることの大切さも教えてくれる本でもありました。

この本には実はもうひとつ隠された意味があり、それは黒人と白人が結婚する事に対する理解を広める事だそうです。人種問わず仲良くすること、これもすごく大事なことですよね。
いつまでも大事にしておきたい絵本であり、結婚する親友にプレゼントしても喜ばれる一冊であると思います。

ときめきメモリアル2 ②  あなたを信じてる

2007-08-08 00:17:55 | おすすめBooks
著者名:今田隆文
出版:電撃文庫

【あらすじ】
八重花桜梨(やえかおり)は、口数が少なく、人との関わりを避ける高校生の女の子。
友人に裏切られた過去のために、人間不信に陥っている。一人で植物や熱帯魚を眺めているのが好きで、凝り性な一面もある。
そんな彼女が、学園生活の何もかもが煩わしくて、通っているひびきの高校を退学しようと決意した時、ひとりの少年―鳥越俊太に出会った。明るく賑やかで、何もかもが彼女の正反対にあった彼。もっとも煩わしいと感じるタイプ―しかも俊太は、花桜梨がもう二度とかかわりたくないと思っているバレーボールの部員だったのだ。
にもかかわらず、彼と会うたびに凍てついた自分の心に温かな変化が―
二人の向かう先にあるモノは―?

【コメント・感想】
KONAMIが放った、恋愛シミュレーションゲームの代名詞である「ときめきメモリアル」。藤崎詩織をメインヒロインにしたきらめき高校を舞台にした第一弾に続く、隣街・ひびきの市を舞台にした「ときめきメモリアル2」に登場する女の子の一人、八重花桜梨をピックアップした物語です。
私自身はゲームをプレイしたり、CDドラマを聴いたりしていないのですが、「ときメモ2にそういう設定の女の子が登場する」ということで、ひとつの読み物として読んだときに、深い感銘を受けました。
初対面の人と話すことはさほど苦手ではないし、完全な人間不信ではないけれど、深い仲になるとか、人を好きになる・信じる勇気がなかなかわかない私にとって、八重さんの気持ちはわかるような気がするし、彼女の心を変えた俊太の出会いと心の通い合いのシーンは読んでいて胸が熱くなります。そして、好きなヒト以外に、何かを打ち明けられる大きなヒトの存在という大切さも教えてくれます。また俊太も、明るく賑やかな感じの男の子だけれど、えっ、と驚くような紳士的な優しい言動を見せるところがあり、それを自分も見習いたいなと思いました。
もちろんフィクションのお話なので、現実ではなかなかこうは行きませんが、中に含まれるエッセンスというか、そういうものは私を取り巻く環境に限りなく近いものを感じて読み進めていきました。
女の子の心って、ホント、わかりません。でも、こんな正反対の二人の気持ちが通い合ってゆくのがどれほど難しくて、素敵なものか、読んだヒトにはわかるはずです。

谷川俊太郎詩選集 1

2007-08-08 00:14:38 | おすすめBooks
著者名:谷川俊太郎
出版者:集英社文庫(ナツイチ)

【コメント・感想】
谷川 俊太郎(たにかわ しゅんたろう)さんは、詩人、翻訳家、絵本作家、脚本家として知られています。
赤い魚の群の中の一匹だけの黒い魚・・・そう、小学校の教科書に入っている絵本作品「スイミー(レオ=レオニ作の絵本)」の翻訳や、♪そーらーをこーえてぇ~ ラララ ほーしーのかーなたぁ~♪、誰もが知ってるあの「鉄腕アトム」の作詞も谷川俊太郎氏なのです。

先にレビューを載せた、「あなたはそこに」に続いて、今回は詩集を紹介します。

わかりやすい言葉で、日常を新鮮な視点で切り取る感性は世間に高く評価されており、小中学校の教科書に採用される詩も多いのが特徴です。また、『ことばあそびうた』などの面白いリズム、ユニークな内容の詩も多く詠まれているのも興味深いところです。

この詩選集は、集英社文庫から出版されていて、全部で3冊からなる詩集の第一弾です。内容は、処女詩集『二十億光年の孤独』『愛について』『日本語のおけいこ』『旅』『ことばあそびうた』など17冊の著作と未刊詩篇より、1950~70年代の代表詩を厳選して収めてあり、巻末カラー付録に初版装幀選もついています。

たまさかオフの日、集英社のキャンペーン「ナツイチ」のコーナーに並んでいたものをチョイスして立ち読みしていたところ、不意に懐かしくなって思わず購入したものです。(もれなくプレゼントされたマスコットストラップがとてもかわいいモノだったことも、蛇足ながら付け加えておきましょう)

「言葉」・「コトバ」・「ことば」「KOTOBA」・・・
これだけ言葉というものに、のめりこんでいけるものはありません。
ワンフレーズごとに心琴線に響く作品の数々は、とにかくピュアな「心地よさ」「気持ちよさ」を感じます。
詩集という言葉を聞いただけで、「自己陶酔」「語り人」「気恥ずかしさ」とかいう「からかいを含んだ『ある種の偏見』」を持っている方は、心を真っ白にして読んでみてください。
普段日常にある何気ないことから、人の生死に纏わる事まで、さまざまなことがうたわれています。
わたしは、眠れない夜など、いつも手元に置いておきたい本の一冊となりました。


文句なしにオススメ♪