“自分の予想図を描く”というコト―
「大事なコトって、・・・ちゃんと言えるチャンスは少ないんですよね」
ほら 思ったとおりに かなえられてく・・・
世代を超えて歌い継がれるDREAMS COME TRUEの名曲、「未来予想図」「未来予想図Ⅱ」の世界観が、豪華キャストを顔ぶれにして、ハートウォーミングな映画に!
【ストーリー】
時は2002年。主人公の宮本さやかは印刷会社に勤める普通のOLだった。1997年、大学時代に出会った恋人・福島慶太とは、「幸せな未来がずっと続くと思っていた」、誰もがうらやむカップル。その慶太は、スペインのランドマーク的な建築物、サグラダ・ファミリアで有名な建築家・アントニ=ガウディに憧れ、建築事務所で働いている。口下手ではあるが自分の夢を直向きに追い続ける慶太の言葉に後押しされ、一度は諦めた雑誌編集者を目指し、転職活動を始めたさやかは、各社の面接で不器用ながらも自分の想いを伝える中、雑誌「TICKLE」の編集長、後藤大介の目に留まり、採用されることになる。だが、そんな矢先、慶太にスペイン赴任の話が持ち上がったのだ。それぞれの夢を追う二人は、別々の道を歩み始めていた。
5年後・2007年―。30歳を目前にしたさやかは、インターネット上で話題を呼んでいる「恋の叶う花火」を作る花火職人・井上巧己の取材を企画するのだが、拓己は取材を拒否。仕事に熱中するあまり、妻・苑との関係が冷え切っていた拓己は、巷の噂にうんざりしていたのだった。
一方、離れて暮らすさやかを優しく支え、気にかけてくれている、福岡の実家で小料理屋を営む母・陽子が倒れたとの連絡が入る・・・。
自分自身にけじめをつけるため、さやかは有給を取り、慶太のいるスペイン・バルセロナ行きを決意。大学の卒業旅行で訪れた思い出の地で、さやかが偶然目にしてしまった光景とは―
さやか、慶太の関係は―
それぞれの登場人物が描く未来予想図はどのように変わっていくのか―
そして、それぞれの【『ア・イ・シ・テ・ル』のサイン】は、届くのか―
(パンフレット・予告チラシより一部引用アリ)
【詳細情報】
監督:蝶野博
脚本:狗飼恭子、志羽竜一
音楽:岩代太郎
主題歌:DREAMS COME TRUE「ア・イ・シ・テ・ルのサイン~わたしたちの未来予想図~」
配給:松竹
原案:DREAMS COME TRUE ♪「未来予想図」「未来予想図Ⅱ」
【キャスト】
宮本さやか:松下奈緒
福島慶太:竹財輝之助
井上拓己:原田泰三(ネプチューン)
井上苑:西田尚美
村本美樹(さやかの大学時代の友人):関めぐみ
平尾稔(あだ名はミノ。慶太の大学時代からの友人):弓削智久
宮本あすか(さやかの妹):藤井美菜
中島良郎(サグラダ・ファミリア工房の建築家。モデルは外尾悦郎):加藤雅也
後藤大介(さやかの上司):石黒賢
宮本陽子(さやかの母):松坂慶子
【コメント・感想】
①「未来予想図」そのものについて
♪「卒業してから もう3度目の春」・・・
ドリカムのヴォーカル、吉田美和さんというアーティストはとにかくパワーを感じます。目がきらんきらんしてて、口を大きく開けてアハハって笑って、歌って・・・。コンサートなどに足を運んだことはないですが、とにかく「キラキラしている、素敵な笑顔で輝いている」。そういう感じがして好感が持てるんです。私もああいう風な表現力を持つことができたらなぁと、人間として、音楽家の端くれとして尊敬してやまない一人です。
歌は当然知っていますし、映画は予告映像が劇場で流れていたときから注目していて、「ドリカムの名曲・『未来予想図』の世界が、倦怠期のカップルと親子の絆を軸にして、こんなにも温かい映画になるなんて!」というのが第一印象です。実は、「ブレーキランプ5回点滅」のサインはやったことがあるんです。「愛している人」に(笑)。最初は相手は笑っていましたし、私も恥ずかしかったですけどね。でも、そういう人にこそ出したいサインってきっとあるんじゃないかって。歌の歌詞に出てくるマネですけれど、そうすることが「アイシテル」を伝えるのって、なんだかスタイリッシュだな、と。
さて、ラブソングとしての未来予想図はいったんおいといて、このブログにある「SWEET SWEET SUITE 5th Movement」にも、コミック「湾岸ミッドナイト」内で登場する「『未来予想図』の歌をネタにした明言」を軸に、コメントを綴りました。
【流行ってた頃よくラジオでかかっててさ、甘ったるい歌詞はいーのか悪いのかわかんねーけど でもそのタイトルはさ いいなと思ってたのよ 未来予想図だっけ?つまり未来図ってことだろ
自分達の未来の形 こうありたいとかそうでいたいとか そーゆうの想い描くわけだろ けっこう違うと思うのよ、そーゆー先への明確なイメージがあるのとないのとじゃ
こうなるであろうと仮説を立てて結果失敗するのと、取りあえずやってみて失敗したのは全然ちがう
わかろうとする努力もせず、取りあえずやる。それはトライ&エラーじゃない、ただの無駄だ
未来図が描けない者ほど無駄が続く。そして、無駄ほど人の気持ちを削ぐものはない】
という台詞が登場するのです。
あることを成し遂げようとするときに、「こうでありたい」と信じて行動するほうが、そうでないときよりも達成する確率が高くなるといわれる人間の心理―夢に向かうベクトルの気持ち―ていうのかな、そういう気持ちって本当に大事ですよね。編集者への転職を実現したさやか、ガウディに憧れ建築家を目指す慶太、どちらもそう。現実にはなかなかこうはいかないかもしれないけれど、この二人に関してはあまり現実離れを感じなかったんですよね、不思議と。それだけリアルな設定だったからではないでしょうか。
②登場人物の設定とその想いが描く、大切なものへの「愛」、そして「アイシテル」のメッセージ
パンフレットにも記されている主人公2人の印象を見ていてまず思ったのが、さやかの「無理に気取って飾らない」、「誰にでも正直でまっすぐ」なところ(それは、演じる松下奈緒さん自身の魅力でもあるかもしれない、という見方もできます)、慶太の「夢を追い求め、好きなことだからこそ一生懸命やる」という(それは演じる竹財さんとも共通しているらしい)「良さ」にとてもシンパシーを感じることです。それは、前述した吉田美和さんの印象とそっくりそのままのようで、そういう観点からも「未来予想図」の世界、「アイシテル」を見事に描ききっているなぁと思います。
また、恋愛している人と人との「愛」だけでなく、花火職人・井上拓己家の「愛」、そして、「こんなお母さんが私のお母さんならよかったのに!」とめちゃくちゃ思ったさやかの母・陽子、そして妹・あすかの「愛」といった【家族愛】も描かれる「アイシテル」も心にグッと来ますね。この作品では、さやかが泣くシーンが非常に多く出てくるのですが、病気で倒れた陽子がさやかに「あるモノ」を送ります。それを受け取ったシーンが一番ジーンと来ますね。
【仕事面での愛】も印象的です。主人公2人が実現していく夢とともに、それを愛していこうとする姿勢も好感が持てますね。「自分の目指す仕事に就けた、さぁ、そこから先は?」というもっと先のことを考える―それが仕事への愛。編集者になって、自分の企画を持ち込んで取材して記事にするさやか、ガウディに憧れてスペインでの活躍がカタチになっていく慶太、花火という取り扱いの難しいものに真摯に取り組む井上、石に向き合う中島。小料理屋の陽子が作る料理・・・みんなおんなじ。
それはモノ造りの人だからという特別な見方ではなく、仕事を一生懸命がんばることは「仕事を愛すること」なんだなぁ・・・と。
また、「愛してる」を伝えるということは、本当に色々なカタチがあって、伝える手段にも色々あって、それがすれ違ったり触れ合ったり―色々してて、その中で、本当に「あなたとだから」という人に出会えて、予想図と現実化を繰り返していく、紡いでいく―そういう生き方が出来れば、一番最高だよナって思うんです。
この映画を観て、「未来を見つめる」というコト、夢を追い続ける尊さ、「『アイシテル』を伝える」コトの難しさとひそやかさと優しさ、そして心が温かくなる心地よさを感じてほしいなぁと心から思います。
ストーリーそのものは決して奥深いごちゃごちゃしたものはありませんが、それだけスーっと入ってきて、いつまでも残る・・・。タイトルの「未来予想図」が今でも愛される名曲となっているように、後からこうやってコメントを綴っていると深みが増してくる、そんな作品です。
最後に、ドリカムのアレンジャー&Bassの中村正人さんのコメントを。
「明日の未来予想図でもいいですよね。今日はちょっと頑張って、明日はこうしたいとか。そういう未来予想図をひとつひとつ叶えていけば、必ずすごく素敵な毎日がやってくると思うんです」
「大事なコトって、・・・ちゃんと言えるチャンスは少ないんですよね」
ほら 思ったとおりに かなえられてく・・・
世代を超えて歌い継がれるDREAMS COME TRUEの名曲、「未来予想図」「未来予想図Ⅱ」の世界観が、豪華キャストを顔ぶれにして、ハートウォーミングな映画に!
【ストーリー】
時は2002年。主人公の宮本さやかは印刷会社に勤める普通のOLだった。1997年、大学時代に出会った恋人・福島慶太とは、「幸せな未来がずっと続くと思っていた」、誰もがうらやむカップル。その慶太は、スペインのランドマーク的な建築物、サグラダ・ファミリアで有名な建築家・アントニ=ガウディに憧れ、建築事務所で働いている。口下手ではあるが自分の夢を直向きに追い続ける慶太の言葉に後押しされ、一度は諦めた雑誌編集者を目指し、転職活動を始めたさやかは、各社の面接で不器用ながらも自分の想いを伝える中、雑誌「TICKLE」の編集長、後藤大介の目に留まり、採用されることになる。だが、そんな矢先、慶太にスペイン赴任の話が持ち上がったのだ。それぞれの夢を追う二人は、別々の道を歩み始めていた。
5年後・2007年―。30歳を目前にしたさやかは、インターネット上で話題を呼んでいる「恋の叶う花火」を作る花火職人・井上巧己の取材を企画するのだが、拓己は取材を拒否。仕事に熱中するあまり、妻・苑との関係が冷え切っていた拓己は、巷の噂にうんざりしていたのだった。
一方、離れて暮らすさやかを優しく支え、気にかけてくれている、福岡の実家で小料理屋を営む母・陽子が倒れたとの連絡が入る・・・。
自分自身にけじめをつけるため、さやかは有給を取り、慶太のいるスペイン・バルセロナ行きを決意。大学の卒業旅行で訪れた思い出の地で、さやかが偶然目にしてしまった光景とは―
さやか、慶太の関係は―
それぞれの登場人物が描く未来予想図はどのように変わっていくのか―
そして、それぞれの【『ア・イ・シ・テ・ル』のサイン】は、届くのか―
(パンフレット・予告チラシより一部引用アリ)
【詳細情報】
監督:蝶野博
脚本:狗飼恭子、志羽竜一
音楽:岩代太郎
主題歌:DREAMS COME TRUE「ア・イ・シ・テ・ルのサイン~わたしたちの未来予想図~」
配給:松竹
原案:DREAMS COME TRUE ♪「未来予想図」「未来予想図Ⅱ」
【キャスト】
宮本さやか:松下奈緒
福島慶太:竹財輝之助
井上拓己:原田泰三(ネプチューン)
井上苑:西田尚美
村本美樹(さやかの大学時代の友人):関めぐみ
平尾稔(あだ名はミノ。慶太の大学時代からの友人):弓削智久
宮本あすか(さやかの妹):藤井美菜
中島良郎(サグラダ・ファミリア工房の建築家。モデルは外尾悦郎):加藤雅也
後藤大介(さやかの上司):石黒賢
宮本陽子(さやかの母):松坂慶子
【コメント・感想】
①「未来予想図」そのものについて
♪「卒業してから もう3度目の春」・・・
ドリカムのヴォーカル、吉田美和さんというアーティストはとにかくパワーを感じます。目がきらんきらんしてて、口を大きく開けてアハハって笑って、歌って・・・。コンサートなどに足を運んだことはないですが、とにかく「キラキラしている、素敵な笑顔で輝いている」。そういう感じがして好感が持てるんです。私もああいう風な表現力を持つことができたらなぁと、人間として、音楽家の端くれとして尊敬してやまない一人です。
歌は当然知っていますし、映画は予告映像が劇場で流れていたときから注目していて、「ドリカムの名曲・『未来予想図』の世界が、倦怠期のカップルと親子の絆を軸にして、こんなにも温かい映画になるなんて!」というのが第一印象です。実は、「ブレーキランプ5回点滅」のサインはやったことがあるんです。「愛している人」に(笑)。最初は相手は笑っていましたし、私も恥ずかしかったですけどね。でも、そういう人にこそ出したいサインってきっとあるんじゃないかって。歌の歌詞に出てくるマネですけれど、そうすることが「アイシテル」を伝えるのって、なんだかスタイリッシュだな、と。
さて、ラブソングとしての未来予想図はいったんおいといて、このブログにある「SWEET SWEET SUITE 5th Movement」にも、コミック「湾岸ミッドナイト」内で登場する「『未来予想図』の歌をネタにした明言」を軸に、コメントを綴りました。
【流行ってた頃よくラジオでかかっててさ、甘ったるい歌詞はいーのか悪いのかわかんねーけど でもそのタイトルはさ いいなと思ってたのよ 未来予想図だっけ?つまり未来図ってことだろ
自分達の未来の形 こうありたいとかそうでいたいとか そーゆうの想い描くわけだろ けっこう違うと思うのよ、そーゆー先への明確なイメージがあるのとないのとじゃ
こうなるであろうと仮説を立てて結果失敗するのと、取りあえずやってみて失敗したのは全然ちがう
わかろうとする努力もせず、取りあえずやる。それはトライ&エラーじゃない、ただの無駄だ
未来図が描けない者ほど無駄が続く。そして、無駄ほど人の気持ちを削ぐものはない】
という台詞が登場するのです。
あることを成し遂げようとするときに、「こうでありたい」と信じて行動するほうが、そうでないときよりも達成する確率が高くなるといわれる人間の心理―夢に向かうベクトルの気持ち―ていうのかな、そういう気持ちって本当に大事ですよね。編集者への転職を実現したさやか、ガウディに憧れ建築家を目指す慶太、どちらもそう。現実にはなかなかこうはいかないかもしれないけれど、この二人に関してはあまり現実離れを感じなかったんですよね、不思議と。それだけリアルな設定だったからではないでしょうか。
②登場人物の設定とその想いが描く、大切なものへの「愛」、そして「アイシテル」のメッセージ
パンフレットにも記されている主人公2人の印象を見ていてまず思ったのが、さやかの「無理に気取って飾らない」、「誰にでも正直でまっすぐ」なところ(それは、演じる松下奈緒さん自身の魅力でもあるかもしれない、という見方もできます)、慶太の「夢を追い求め、好きなことだからこそ一生懸命やる」という(それは演じる竹財さんとも共通しているらしい)「良さ」にとてもシンパシーを感じることです。それは、前述した吉田美和さんの印象とそっくりそのままのようで、そういう観点からも「未来予想図」の世界、「アイシテル」を見事に描ききっているなぁと思います。
また、恋愛している人と人との「愛」だけでなく、花火職人・井上拓己家の「愛」、そして、「こんなお母さんが私のお母さんならよかったのに!」とめちゃくちゃ思ったさやかの母・陽子、そして妹・あすかの「愛」といった【家族愛】も描かれる「アイシテル」も心にグッと来ますね。この作品では、さやかが泣くシーンが非常に多く出てくるのですが、病気で倒れた陽子がさやかに「あるモノ」を送ります。それを受け取ったシーンが一番ジーンと来ますね。
【仕事面での愛】も印象的です。主人公2人が実現していく夢とともに、それを愛していこうとする姿勢も好感が持てますね。「自分の目指す仕事に就けた、さぁ、そこから先は?」というもっと先のことを考える―それが仕事への愛。編集者になって、自分の企画を持ち込んで取材して記事にするさやか、ガウディに憧れてスペインでの活躍がカタチになっていく慶太、花火という取り扱いの難しいものに真摯に取り組む井上、石に向き合う中島。小料理屋の陽子が作る料理・・・みんなおんなじ。
それはモノ造りの人だからという特別な見方ではなく、仕事を一生懸命がんばることは「仕事を愛すること」なんだなぁ・・・と。
また、「愛してる」を伝えるということは、本当に色々なカタチがあって、伝える手段にも色々あって、それがすれ違ったり触れ合ったり―色々してて、その中で、本当に「あなたとだから」という人に出会えて、予想図と現実化を繰り返していく、紡いでいく―そういう生き方が出来れば、一番最高だよナって思うんです。
この映画を観て、「未来を見つめる」というコト、夢を追い続ける尊さ、「『アイシテル』を伝える」コトの難しさとひそやかさと優しさ、そして心が温かくなる心地よさを感じてほしいなぁと心から思います。
ストーリーそのものは決して奥深いごちゃごちゃしたものはありませんが、それだけスーっと入ってきて、いつまでも残る・・・。タイトルの「未来予想図」が今でも愛される名曲となっているように、後からこうやってコメントを綴っていると深みが増してくる、そんな作品です。
最後に、ドリカムのアレンジャー&Bassの中村正人さんのコメントを。
「明日の未来予想図でもいいですよね。今日はちょっと頑張って、明日はこうしたいとか。そういう未来予想図をひとつひとつ叶えていけば、必ずすごく素敵な毎日がやってくると思うんです」