月9より楽しみにしていた金曜日ドラマ『私結婚できないんじゃなくてしないんです』最終回を迎えました。
主演二人、中谷美紀さんと藤木直人さんの掛け合いもテンポよく、とても楽しめたドラマでした。
中谷美紀さん演じる橘雅さんは、高校時代から好きだったエベレスト桜井洋介(徳井義実さん)と結婚するべく、十倉誠司さんの作るとっても美味しい和風割烹料理に舌鼓をうちながら、毎回十倉さんに「教えてやろう!」と恋愛指南を受け、実践します。
その教えは20代の若い女性には余り参考にならないけど、アラサー&アラフォーの女性には成程と頷ける。
たまには全女性にためになることも言う。
例えばデートで男性がジェットコースターに誘ったら、どんなに苦手だろうと「え~私そういうの苦手なのぉ」など言わない。
食事の際には「何がいい?」「何でもいいよ」と男性に丸投げしたくせに、男性が「あの店にしようか」と決めたら「あ、私ニンニク苦手なの。無理」と否定ばかりしない。
これは男性にしたら何だよ、何でもいいって言っただろ。と気持ちが冷めるのはよーくわかります。
私は夫が彼だった頃のデートでは、必ず「パスタ食べたい」「オムライスがいいな」「インドカレーがどうしても食べたい」等とリクエストしてました。
その点は夫は今でも褒めてくれます。楽だったと。
毎回何でもいいって言ってると、何かあるだろ?じゃあマックや吉野家でもいいのか、と男性も投げやりになります。
婚活中の女性にはぜひ、食べたいものくらいは言うことをオススメします。
又は「あなたは何が食べたい?」と聞き返してもいいと思いますよ。
そして、私の場合ですが食事は夫に払って貰い、その後のお茶タイム(勿論珈琲紅茶やスイーツですよ)は私が支払いしてました。
学生だった時も就職しても変わらなかったです。
割り勘もいいんですが、レジでモタモタするのはカッコ悪いし男性を立てた方がいいと思います。余りにも高いお店だった場合はお店を出てから、さりげなく「美味しかったね✨」と言って渡しました。
「これ、私の分ね」とは決して言わないでね。
男性は好きな女性に見栄張りたいし、かといって毎回奢ってばかりいると拗ねるややこしいところがあるんです。
お店でさりげなく財布を見せる(私も払うわという意思表示)のも効果ありますが、1番はお店を出てから渡すのがいいですよ。たまにはね。
脱線しすぎました。
雅さんは医師でプライドも高い凛々しい女性なのに、何故か十倉さんに反発しつつも素直にその教えを忠実に実践していきます。
そこが可愛い。
十倉さんはいつも筆を走らせ、恋愛格言を雅さんに教える。
時には難しい故事成語も。
十倉さんは俺様でインテリで実業家としても才能ある人。
どこか『ホタルノヒカリ』で綾瀬はるかが『ぶちょお~」と頼ってきては叱りながらも助けてた姿と重なります。
十倉さんは雅さんが桜井と結婚はおろか付き合うのも難しいと言って、その道のりはエベレストに登るようなものだと例えて【エベレスト桜井】と名付けてました。
わかりやすい。
高校時代の二人は↓
昨日のAKBの総選挙で4位になった松井珠理奈ちゃんが雅さんを演じました。
この二人の高校時代の回想シーンでは必ず懐かしの曲が流れます。
これも何が流れるか毎回楽しみでした。
1話 春よ来い 松任谷由実
2話 空も飛べるはず スピッツ
3話 M プリンセスプリンセス
4話 抱きしめたい Mr.Children
5話 涙のキッス サザンオールスターズ
6話 少年時代 井上陽水
7話 PIECE OF MY WISH 今井美樹
8話 世界中の誰よりきっと 中山美穂&WANDS
9話 すき DREAMS COME TRUE
10話 卒業写真 荒井由美
ユーミンで始まりユーミンで終わりました。
選曲は良かったです。
物語に戻って、雅さんはエベレスト桜井ができちゃった婚をしそうになった時はもう諦めようと、自分に憧れる年下の瀬戸康史演じるフェアリーこと橋本諒太郎と付き合いますが、世代ギャップはかなりありました。
フェアリー諒太郎は雅さんの知らない楽しい世界を見せて、それはとても新鮮だったし、エレベーター内での二人のキスシーンはドキドキでした。十倉さんに見られたけど💦(ここでやっと十倉と雅が同じマンションに住んでるとお互い気付きます)
けど、諒太郎は自分と一緒にいても雅さんは雅さんらしくないと感じるし、桜井とキスしてる雅さんを見てしまうしで、結局身を引いて二人は別れます。雅さんは家の廊下で倒れてしまうほどショックを受けてたけど、仕方ないよね。
また、十倉さんも別居中だった奥さんと娘とやり直そうと、いつもとは逆に雅さんからの「教えてあげる」と言われたアドバイス通りにしていたのに、結局奥さんは新しい幸せを見つけて離婚してしまう。この時の十倉さんはショックで免疫が落ちて風邪までひいてます。愛娘さんの物を壊したり荒れてました。
エベレスト桜井はできちゃった婚をするはずが、彼女のお腹にいるのが自分の子供ではないとわかって、こちらも別れてしまう。
そして雅さんがいつでも自分を励ましてくれていたことに気づき、
雅さんにつきあってくれないかと申し込みます。ただし、【結婚を前提としない条件で】二人の年齢で結婚を前提としない付き合いなんて、要するに都合の良い女になってくれないかと言ってるのと同じですよ。エベレストどころか海底火山にまで私の中では桜井さんは下がりました。
ですが最終回では遂にエベレスト桜井から雅さんはプロポーズをされます。エベレストに登頂しました。
嬉しくて嬉しくて雅さんは十倉さんの部屋に行き、「プロポーズされた!」と雅さんは十倉さんに抱きつき「よくやった!」と抱きしめる。もう、あなたたちが付き合えば。
十倉さんは雅さんに卒業証書を渡す。そして新しい事業のために海外に行くことが決まっているから、「さぁ、もう帰れ」と雅を手放す。
雅さんがエレベーターに乗り、その姿を見送る十倉さんの涙をこらえた別れのシーンは悲しかった。
こんなに通じ合ってる二人が何故結ばれないんだろう。
雅さんはどうして自分の気持ちがわからないのか。
雅さんがわかってない気持ちを桜井さんはわかっていました。
十倉さんが一度いなくなって、帰ってきてから雅さんをとられまいと結婚を決意したようなものだし。
桜井さんは雅さんに十倉さんの元に行き、後悔しないよう自分の気持ちを伝えるよう雅さんに言う。
「どうして?私と十倉さんは師匠と弟子で…」
「俺たちが高校の同級生じゃなくて、普通にただの男と女として出会ってたら結婚するかな」←セリフ曖昧すみません😢
確かに雅さんはずっと、「大好きだった桜井くん」と過去形で呼んでいたし、「私達の間には思い出があるからやっていける」と言ってました。思い出がなかったら?と桜井さんが考えてもおかしくないよね。
雅さんは桜井さんを置いて、十倉さんのお店に行く。
流されやすい人だよね。
「何だ、お前は。もう卒業したんだ。俺を頼るな、自分で考えて自分で動け」とお説教。
雅さんは怯まずに「私、わかったの。あなたが好き。あなたの前だと自然のありのままの私でいられるの!」と告白。
十倉さんは片手で顔を覆い、表情を隠してしまう。
ため息をついて出た言葉は
「いいか、俺はお前を女として一度も見たことがない」でした。
【女として見ていない】これ程女をへこませるセリフはありませんよ。
案の定、カチーンときた雅さんと十倉さんはいつもの言い合いになって、甘いシーンなんかなくエンドロールが流れていく。
十倉さんとしては「俺様の素晴らしさにやっと気づいたか。任せろ、俺が幸せにしてやる」なんて言えないのはわかります。
でも、雅さんに教えた筆で書いた和紙を並べたり、あんな風に言い合いできる相手がいるって幸せだよ?別れた奥さんとはそんなことできなかったよね。
それにしてもまたか。また視聴者にその後は想像にお任せしますなの?
月9に続いて一体最近のドラマはどうなってるの。
秋の特番とかで、ぜひSPドラマを。出来たら続編を心から望みます。
お疲れ~。あなたたちのその後も楽しみだよ。
ピンクの花束が似合うね大政絢ちゃん。フェアリー諒太郎も可愛いかった。
回想シーン良かったよ。私は高校時代は火曜日9時とかにキッチリドラマとして作って、その後の二人を金曜日10時のドラマにする手法とかどうかなってずっと思ってたんだよ。
ドキドキして切ない青春ドラマとしても楽しめるし、大人になった二人のドラマも楽しめる、面白いかな~って。結局結ばれないけど、ハッピーエンドだけがいいドラマじゃないしね。
フジテレビが月9と木10でこの手法をしたら視聴率上がらないかな?
勿論、監督も脚本や演出、キャストも力量ないと無理だけど。
徳井さんもお疲れ様でした~
主演のお二人。素敵なドラマでした。ありがとう✨結婚する続編待ってます。
お疲れ様でした。
中谷美紀さんだとダラーと漫画よんでもステキ。
私も同じことしてるのにただの怠けたオバサンにしかなりません。
この本棚も欲しいなあ。
凛々しい女性もコメディータッチな役も出来る好きな女優さんです。
そして、俳優さんでは玉木宏さんに続き好きな藤木直人さん。
ステキな笑顔をありがとう💕
ドキドキシーンがなかったからおまけ↓
カッコイイですね。
また水琴窟を聴きにおじゃましてきました。
本当に綺麗な音色です。
読んでくださりありがとうございます。