気まぐれCAT

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気ままに・・のんびり・・・なんとなく

綺物の宝庫「ふくひろ」さんにて

2016年11月09日 | 日記

『風の薔薇』と『幸福の成る木』が仕上がったというので、キモノの宝庫「ふくひろ」さんへ迎えに行って参りました

ついでに、またまた、様々なキモノ達を見させていただきました

「ふくひろ」さんでしか見られないであろう、日本各地の稀少なキモノ達



江戸時代に生まれた「吉野間道」のなんとハイセンスな粋
縞の江戸小紋と合わせると粋の極みですね

黄色の帯の目の覚める鮮やかさといったら
溜息ものです

こんな帯もありましたよ


青い鳥〜
マグリットですね
この帯は、是非、スカイブルーのキモノに締めたいですね

演奏会には、こんなお洒落も素敵ですよね

鳴り物柄の反物は、羽織にするのも宜しいかもと ふくひろ若旦那さん

この博多帯は、木村厚太郎先生に締めていただきたいわぁ



これだけではありませんで、まだまだ、沢山見させていただき、貴重なお話も聞かせていただきました

流石に、世界三大民族衣装のひとつとされるだけあり、世界に誇るべきキモノ
日本のキモノは奥が深うございます

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『風の薔薇』と『幸福の成る木』

2016年11月09日 | 日記

『 風の薔薇』と『幸福の成る木』が
「ふくひろ綺物御殿」から仕上がって参りました

「風の薔薇」「幸福の成る木」と申しましても、植物ではございません

さて、さて、御覧あれ

まずは、『風の薔薇』より







一目惚れの逸品

超絶技巧 綺物異聞 呉服の粋ふくひろさんで、出品された三体の熨斗目訪問着のうちのひとつ

誉田屋源兵衛 謹製 熨斗目訪問着『風の薔薇』

探し求めていた色 「銀鼠」にめぐり逢えた幸せ
しかも、友禅に羅針盤の針をイメージした細やかな銀箔の細工の熨斗目が素晴らしい

迷ってばかりの人生ですが、どこかで迷っても進むべき道へ『風の薔薇(wind rose)』羅針盤が導いてくださいますように!

この綺物に相応しく着こなせるようになりたいです この綺物に見合うよう年を重ねてゆきたいと思います



そして、『幸福の成る木』



写真、界切線でお分かりの通り
垂れの部分と手先の部分を輪にしてみると
『夢叶樹』が繋がるのです
まさに、転生輪廻を表す構図となっています



玉虫色に輝いているのは、孔雀の羽根です
幸福の木は、赤漆
実の黒く光って見えるところも漆









神の遣いである白馬のたてがみは、
追風を受けて、前方にたなびいています
風が後押ししてくれるんですね

裏地は、叶地模様となっており
お太鼓となる背中にあたる丁度真ん中は
これまた、孔雀の羽根で叶が刺繍されています

ふたつの紋様は
帯を締めた時に面に出るものではありません

あくまで隠れて、帯を締めた私を護ってくれるのです

これぞ、京都の粋!

『風の薔薇』は、一目惚れでしたが、
『幸福の成る木』は、前に見たことがあるような感覚を覚えてならないのです
見れば見る程、やっぱり、この帯、見たことがある

私のもとに戻ってきたの?という、不思議な気持ち

デジャビュ

そんな、不思議な出逢いを下さった
「ふくひろ綺物御殿」に感謝です




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