青瓜不動

ずっと予約待ちをしていた三島屋変調百物語の９巻を読みました！

青瓜不動 三島屋変調百物語九之続 宮部 みゆき KADOKAWA

（あ、アフィリエイト投稿、復活してました！）

　 行く当てのない女達のため土から生まれた不動明王。
　 悲劇に見舞われた少女の執念が生んだ家族を守る人形。
　 描きたいものを自在に描ける不思議な筆。
　 そして、人ならざる者たちの里で育った者が語る物語。
　 恐ろしくも暖かい百物語に心を動かされ、富次郎は決意を固めるーー。

あれ、角川書店の特設サイトをリンクしようと思ったのだけど
なんかシステム障害でページが見れない～。残念っ。

収録されているのは「青瓜不動」「だんだん人形」
「自在の筆」「針雨の里」の４編です。

百物語の聞き役がおちかちゃんから富次郎に代替わりして４冊目。
この富次郎がちょっと器が小さいと言うか、まあ未熟なんですな。
ちゃんと聞き役を勤めなさい！とこっちがヤキモキしちゃう。ははは。
ってか、それだけおちかちゃんがすごかったんだなぁ。
辛い思い、悲しい思いを胸に秘めていたからこそ
いろんな人の物語をちゃんと聞き遂げることができた。
富次郎はあんまり苦労をしたことのないお人だから
いちいち物語に翻弄されてしまう。
まあ、これからの成長ぶりが楽しみという見方もできますがね。

おっと、宮部みゆきのもう１つのシリーズ「きたきた捕物帖」の
新刊が10月に発売というニュースが！
これまた楽しみでございます♪